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- 都の補助金は蓄電容量1kWhあたり10万円、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸(12kWhで上限到達)。DR実証に参加すると上限が外れ、10万円+機器1台あたり5万円が加算される
- 23区のうち区独自の蓄電池上乗せがあるのは18区。上乗せなしは世田谷・渋谷・練馬・板橋(ポイントのみ)・江戸川の5区。上乗せ額は5万円〜30万円、千代田区は経費の20%(合算上限125万円)
- 「契約前の事前申込」が鉄則。区も着工前申請の区が多く、順序を間違えると都・区の両方が対象外になりうる
- 10kWhの蓄電池(設置費用200万円の例)なら、都100万円+区の上乗せで実質負担は80万〜100万円台が目安。下のシミュレーターで自分の区の数字を確認できる
- 業者は都と区の両方の申請代行に対応しているかで選ぶ。東京都対応48社の調査表と、マイリフォが7軸で評価した13社の評価は8〜9章で公開
「東京都の蓄電池補助金って、結局いくらもらえるの?」
「区の上乗せは自分の区にもある?」
「補助金に強い業者はどこ?」
この記事は、
令和8年度(2026年度)の東京都の家庭用蓄電池補助金を、補助金額(10万円/kWh・最大120万円+DR加算)・23区の上乗せ一覧・申請の順序・実質負担の目安・東京都対応48社の調査結果まで1本にまとめたページです。
都の制度はクール・ネット東京の公式情報、区市町村分は各区の令和8年度公式ページをマイリフォ編集部が1区ずつ確認しています(2026年9月6日時点)。
先に重要な最新情報を2つ。
1つは、国の「DR家庭用蓄電池事業」(上限60万円)は2026年5月29日で受付を終了し、再開の予定はありません。
もう1つは、2026年10月1日以降の事前申込分から、対象機器がSIIの「令和8年度登録済製品」に切り替わること。
秋以降に設置を考えている方は、この2点を前提に資金計画を立て直す必要があります。
国が終わった今は「都と区市町村の補助金をどう組み合わせるか」と「どの業者に頼むか」の2つが、自己負担額を左右する分かれ道になっています。
30秒でわかる|わが家の蓄電池補助金と実質負担をシミュレーション
お住まいの区市町村と蓄電池の容量を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。
23区はすべて計算に対応しています(市部は順次対応中)。
30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?
下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。
| 設置費用の目安(税抜) | — |
|---|---|
| 東京都・蓄電池助成 | — |
| 東京都・太陽光助成 | — |
| 区市町村の助成 | — |
| 実質自己負担額の目安 | — |
出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年9月6日確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。
この記事は、太陽光発電アドバイザーの資格を持つマイリフォの編集長田中が監修しています。
記事の監修者

編集長田中
【保有資格】
- 太陽光発電アドバイザー
太陽光発電・蓄電池の比較サイト「マイリフォ」編集長。東京都内の補助金制度・施工業者を徹底調査し、後悔しない設備導入のための情報を発信しています。詳しいプロフィールはこちら。
1. 【結論】令和8年度の東京都蓄電池補助金はいくら?10万円/kWh・最大120万円+DR加算

まず結論から。
令和8年度(2026年度)の東京都の家庭用蓄電池補助金「家庭における蓄電池導入促進事業」(実施:東京都環境公社/クール・ネット東京)の補助額は次のとおりです。
| 区分 | 補助単価 | 上限額 |
|---|---|---|
| 蓄電池パッケージ(新規設置) | 10万円/kWh | DRに参加しない場合120万円/戸 |
| 蓄電池ユニット増設 | 6万円/kWh | DRに参加しない場合72万円/戸 |
| DR加算(EMS・IoT機器を新規設置) | 15万円/台 | ー |
| DR加算(EMS・IoT機器の新規設置なし) | 10万円/台 | ー |
| 災害補償・故障補償等への加入費 | 7,000円/契約 | ー |
ポイントは3つあります。
1つ目は、補助単価が「蓄電容量1kWhあたり10万円」というシンプルな計算式であること。
10kWhの蓄電池なら100万円、12kWh以上ならDR不参加でも上限の120万円に到達します。
市場価格で150万〜250万円程度かかる家庭用蓄電池の初期費用の半分前後をカバーできる計算で、全国的に見ても突出した水準です。
背景には2030年の「カーボンハーフ」目標と停電への備え(レジリエンス)があり、令和8年度は関連事業全体で約1,012億円という過去最大の予算が組まれました。
ただし予算上限に達した時点で受付は終了します。
国のDR補助金は公募期間を半年以上残して終了しており、「予算が大きいから余裕」と考えるのは危険です。
1-1. 令和7年度からの変更点|単価は引き下げ、DR加算は増額
「去年調べたときと金額が違う」という感覚は正しいです。
令和8年度は補助単価と加算方式が大きく変わりました。
古い情報のまま資金計画を立てると数十万円単位でズレが出ます。

| 項目 | 令和7年度(2025年度) | 令和8年度(2026年度) |
|---|---|---|
| 蓄電池パッケージ単価 | 12万円/kWh | 10万円/kWh(引き下げ) |
| DR不参加時の上限 | ー | 120万円/戸を明記 |
| ユニット増設単価 | 8万円/kWh | 6万円/kWh(DR不参加時 上限72万円/戸) |
| DR加算 | 10万円 | EMS・IoT機器を新規設置なら15万円/台、設置しない場合10万円/台 |
| 国のDR補助金(上限60万円) | 併用可 | 2026年5月29日で受付終了(再開なし) |
| 関連事業全体の予算 | 約702億円 | 約1,012億円(過去最大) |
単価は12万円→10万円/kWhへ引き下げられた一方、DR加算はEMS(エネルギーマネジメントシステム)・IoT機器を新規設置する場合に15万円へ増額。
国の「DRリソース導入のための家庭用蓄電システム等導入支援事業」(執行:SII/上限60万円)は、2026年3月24日に公募が始まったものの申請が殺到し、わずか2ヶ月あまりの2026年5月29日に予算上限へ到達して受付を終了しました。
SIIの公表では2026年7月29日時点の交付決定は4,297件・約17億7,000万円で、再開の予定はありません。
国分がなくなった今は、都の助成額を「助成対象経費から国の補助金額を差し引いた額」で圧縮されることがなくなり、都の助成枠をフルに使いやすくなったとも言えます。
1-2. いつまで申し込める?受付スケジュールと「10月1日の切替」
| 項目 | 令和8年度のスケジュール・要件 |
|---|---|
| 事前申込の受付 | 2026年5月29日開始(契約前に必ず行う) |
| 交付申請兼実績報告の受付 | 2026年6月30日開始 |
| 対象機器の設置期間 | 2026年4月1日〜2029年3月30日 |
| 対象機器 | 未使用かつSII(環境共創イニシアチブ)登録済みの家庭用蓄電池 |
| 登録年度の切替 | 2026年10月1日以降の事前申込分は原則、令和8年度登録機器が対象(2026年4月1日〜6月30日の契約・設置分には経過措置あり) |
| 対象住宅 | 都内の住宅(戸建て・集合住宅)。ポータブル電源は対象外 |
| 受付終了の条件 | 予算上限に達した時点で終了 |
複数年度にわたる事業設計のため制度自体には時間的余裕がありますが、「予算上限に達した時点で受付終了」というルールは変わりません。
見落とされがちなのがSII登録機器の「年度切替」。
2026年10月1日以降に事前申込を行う場合、対象は原則としてSIIの「令和8年度登録済製品一覧」に載った機器のみです。
いま提案されている機種が旧年度リストにしか載っていなければ、10月以降の申込では対象外になりえます。
見積もり段階で「この機種は令和8年度のSII登録機器ですか?」と確認する一言で、数十万円を守れることがあります。
2. 【容量別】わが家はいくらもらえる?DR参加・不参加の計算例と「300万円」の噂

実際の受給額を蓄電容量別に見ていきます。
まずは最もシンプルな「DR実証に参加しない」場合。
計算式は「蓄電容量×10万円(上限120万円/戸)」です。
| 蓄電容量 | 計算式 | 助成額(DR不参加) |
|---|---|---|
| 5kWh | 5×10万円 | 50万円 |
| 7kWh | 7×10万円 | 70万円 |
| 10kWh | 10×10万円 | 100万円 |
| 12kWh | 12×10万円 | 120万円(上限到達) |
| 15kWh | 15×10万円=150万円 | 120万円(上限適用) |
これに災害補償・故障補償等への加入費7,000円/契約が加わります。
戸建てで選ばれることの多い7〜12kWhクラスなら「容量×10万円」がそのまま目安です。
2-1. DR実証に参加すると120万円の上限が外れる
DR実証に参加する場合、助成額は次の①と②のいずれか低い額になります。
- 機器費・工事費・IoT機器費等の助成対象経費 −(国および他自治体の補助金額)
- 蓄電容量×10万円 + DR加算10万円 + 新規設置するEMS・IoT機器の台数×5万円
| 蓄電容量 | ②の計算式(EMS・IoT機器1台を新規設置) | ②の計算額 |
|---|---|---|
| 10kWh | 100万円+10万円+5万円 | 115万円 |
| 12kWh | 120万円+10万円+5万円 | 135万円 |
| 15kWh | 150万円+10万円+5万円 | 165万円 |
DR実証というと難しそうに聞こえますが、実際には対応機器を設置して電力会社側の制御に協力する形が基本で、日常の使い勝手が大きく損なわれるものではありません。
大容量を検討中なら、DR参加を前提にプランを組むのが令和8年度の賢い選び方です。
2-2. 「東京都なら蓄電池の補助金が300万円」という噂の真実
結論から言うと、蓄電池の補助金単体で300万円が支給されることはありません。
都の助成はDR不参加なら上限120万円/戸、DR参加時も助成対象経費が実質の天井です。
「300万円」は複数の制度をすべて併用できた場合の合算の理論値で、たとえば次のようなケースです。
| 制度 | 内容(例) | 金額(例) |
|---|---|---|
| 東京都:蓄電池(15kWh・DR参加・EMS新規1台) | 150万円+10万円+5万円 | 165万円 |
| 東京都:V2H普及促進事業(増額助成) | 太陽光あり+EV/PHEV所有で10/10助成 | 最大100万円 |
| 区の上乗せ補助 | 例:品川区(蓄電池3万円/kWh・上限30万円) | 30万円 |
| 合計 | ー | 295万円 |
つまり「300万円」は、大容量蓄電池+DR参加+V2H+EV所有+手厚い区にお住まい、という条件がフルに揃った世帯の合算値です。
逆に言えば、条件の揃う家庭にとって令和8年度の東京都は全国屈指の好機でもあります。
どの制度を併用できるかは、冒頭のシミュレーターで区の数字を出したうえで、補助金申請に精通した業者に見積もり段階で確認するのが確実です。
3. 【23区一覧】区市町村の蓄電池上乗せ補助はいくら?令和8年度の一覧表

23区の令和8年度の蓄電池向け上乗せを、各区の公式ページで確認した値でまとめました(2026年9月6日時点。
予算到達で早期終了する区が多いため、申請前に必ず各区の最新情報を確認してください)。
| 区 | 蓄電池の区上乗せ(令和8年度) | 申請時期 | 蓄電池単体 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 千代田区 | 助成対象経費の20%(全メニュー合算で上限125万円) | 事前申請 | 区の公式で確認 | 千代田区の記事 |
| 中央区 | 1万円/kWh・上限10万円(「中央エコアクト」参加で1.5倍) | 着工前 | 不可(太陽光接続要件) | 中央区の記事 |
| 港区 | 4万円/kWh・上限20万円 | 着工前 | 可 | 港区の記事 |
| 新宿区 | 1万円/kWh・上限10万円 | 工事後(4期制) | 不可(太陽光・エネファーム接続要件) | 新宿区の記事 |
| 文京区 | 2万円/kWh・上限10万円(令和8年度から半減) | 設置後 | 区の公式で確認 | 文京区の記事 |
| 台東区 | 1万円/kWh・上限10万円(抽選制) | 抽選申込 | 不可(太陽光・エネファーム接続要件) | 台東区の記事 |
| 墨田区 | 工事費用(税抜・都の補助控除後)の10%・上限5万円 | 事前申請 | 区の公式で確認 | 墨田区の記事 |
| 江東区 | 1万円/kWh・上限10万円(太陽光と同時申請なら2.5万円/kWh・上限20万円) | 着工前(1か月前目安) | 不可(太陽光・エネファーム接続要件) | 江東区の記事 |
| 品川区 | 3万円/kWh・上限30万円(先着・件数枠あり) | 区の公式で確認 | 区の公式で確認 | 品川区の記事 |
| 目黒区 | 本体価格の1/3・上限7万円 | 設置引渡し後 | 可 | 目黒区の記事 |
| 大田区 | 住宅リフォーム助成の脱炭素枠:標準工事費と実工事費の低い方×10%・上限20万円 | 事前申請 | 区の公式で確認 | 大田区の記事 |
| 世田谷区 | なし(エコ住宅補助金は断熱メニューのみ) | ー | ー | 世田谷区の記事 |
| 渋谷区 | なし | ー | ー | 渋谷区の記事 |
| 中野区 | 定額10万円(4kWh以上) | 設置後(電子申請・前期後期制) | 不可(太陽光接続要件) | 中野区の記事 |
| 杉並区 | 定額5万円(3kWh以上) | 工事・支払完了後 | 可 | 杉並区の記事 |
| 豊島区 | 1万円/kWh・上限5万円 | 区の公式で確認 | 不可(太陽光・エネファーム接続要件) | 豊島区の記事 |
| 北区 | 1万円/kWh・上限10万円(区内業者なら1.2万円/kWh・上限12万円) | 着工7開庁日以上前 | 可 | 北区の記事 |
| 荒川区 | 5千円/kWh・上限10万円(区内業者なら上限15万円) | 施工・支払完了後 | 可 | 荒川区の記事 |
| 板橋区 | 現金助成なし(いたPayエコポイントは太陽光のみ) | ー | ー | 板橋区の記事 |
| 練馬区 | なし(令和8年度から蓄電池は区の対象外) | ー | ー | 練馬区の記事 |
| 足立区 | 定額5万円(区内事業者との契約で6万円に増額) | 設置後(4期制) | 区の公式で確認 | 足立区の記事 |
| 葛飾区 | 助成対象経費の1/4・上限20万円(太陽光併設で一律5万円加算) | 着工4週間前までに事前協議 | 可(要綱要確認) | 葛飾区の記事 |
| 江戸川区 | なし(令和7年度で終了。再エネ100%電力切替で最大4万円のみ) | ー | ー | 江戸川区の記事 |
3-1. 区の上乗せは3タイプ|「専用助成」「リフォーム助成の枠」「上乗せなし」
23区の制度は大きく3つの型に分かれます。
- 1つ目は蓄電池専用の助成がある区(港・品川・北・葛飾など18区)。都と区の2階建てで受給でき、最も手厚い型です。
- 2つ目は住宅リフォーム助成の枠内で対象になる区(大田区)。区内事業者の利用など独自条件がつきます。
- 3つ目は区独自の上乗せがない区(世田谷・渋谷・練馬・板橋・江戸川)。都の制度が主軸ですが、都の助成額計算では「他自治体の補助額」を控除されないため、上乗せがある区と受給総額の差は上乗せ額そのものより小さくなるケースがあります。
注意したいのは、区ごとに「申請のタイミング」と「蓄電池単体の可否」が違うこと。
中央・港・江東・北・葛飾などは着工前の申請が必須で、工事が始まってからでは受け付けてもらえません。
逆に杉並・荒川・目黒などは工事完了後の申請です。
また、新宿・台東・中央・江東・中野・豊島は「太陽光発電(またはエネファーム)と接続していること」が条件で、蓄電池だけの設置では区の上乗せは出ません。
区内事業者との契約で増額される区(北区・荒川区・足立区)は、業者選びが受給額に直結します。
「区内事業者」の判定は契約書・領収書に記載された事業者の住所で行われるため、本社が区内でも契約先が区外の営業所なら対象外になることがあります。
見積もり時に「区内事業者の増額要件を満たしますか?」と確認しておくと安全です。

4. 補助金の併用ルール|国×都×区、V2Hと国のCEV補助金はどう組み合わせる?

「都の補助金と区の補助金、両方もらえるの?」は最も多い疑問の1つです。
答えは「原則、併用できる。ただし計算上の控除関係に注意」。
制度ごとの併用可否を整理しました。
| 組み合わせ | 併用可否 | ポイント |
|---|---|---|
| 東京都の蓄電池 × 東京都の太陽光補助金 | 併用可 | 別設備のため両方に申請可能。セット導入の王道 |
| 東京都の蓄電池 × 区市町村の上乗せ | 併用可 | 都の助成額計算では対象経費から他自治体の補助額が控除される。区側の条件(着工前申請・太陽光接続要件など)も要確認 |
| 東京都の蓄電池 × 東京都のV2H | 併用可 | 別設備として各制度に申請可能 |
| 東京都のV2H × 国のCEV補助金 | 併用可 | 都の助成額から国補助額を控除する方式 |
| 東京都の蓄電池 × 東京ゼロエミ住宅の蓄電池助成 | 併用不可 | 同一設備への都の重複助成は不可(どちらか一方を選択) |
| 東京都の蓄電池 × 初期費用ゼロ事業 | 併用不可 | 同一設備への重複助成は不可。リース等を使う場合は事業者経由の助成に一本化 |
| 国のDR蓄電池補助 × 東京都の蓄電池 | (受付終了) | 国DRは2026年5月29日で終了したため、新規の併用は不可 |
見落としがちなのがハイブリッド型パワーコンディショナの計上ルールです。
太陽光と蓄電池を1台で制御するハイブリッド型パワコンの費用は「蓄電池→V2H→太陽光の優先順で、いずれか1つの制度にのみ計上できる」と決められています。
同じパワコン費用を複数の制度に重複計上することはできず、見積書の内訳をどの制度に振り分けるかで受給総額が変わるケースもあります。
複数制度を併用する方は、業者に計上先を必ず確認しましょう。
4-1. EV・PHEVをお持ちならV2Hも選択肢|都の助成は最大100万円
東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」は通常助成が対象経費の1/2・上限50万円、太陽光発電の設置とEV・PHEVの所有など増額要件を満たすと10/10・上限100万円と手厚く、蓄電池の都助成と併用できます。
国のCEV補助金(V2H分・2026年9月30日締切)とも併用可能で、都の助成額は国補助額を控除して計算されます。
5. 申請方法と振込までの流れ|「契約前の事前申込」と必要書類

令和8年度の制度は「原則、機器の契約前に事前申込を行うこと」が要件のため、順序を間違えると助成対象外になりかねません(2026年4月1日〜6月30日に契約・設置した案件には経過措置あり)。
| ステップ | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ①業者選定・見積もり | 複数社から見積もりを取得。SII登録機器(10月以降は令和8年度登録)の取扱いを確認 | 見積内訳を制度別に振り分けられる業者を選ぶ |
| ②事前申込 | クール・ネット東京へ電子申請(2026年5月29日受付開始) | 契約前に必ず行う。区の着工前申請もこの段階で |
| ③契約・設置工事 | 事前申込後に業者と契約し、機器を設置 | 対象機器の設置期間は2026年4月1日〜2029年3月30日 |
| ④交付申請兼実績報告 | 設置完了後に申請(2026年6月30日受付開始) | DR加算はこの時点までにDR契約等が必要 |
| ⑤審査・交付決定・振込 | 書類審査を経て指定口座へ振込 | 書類不備は振込遅延の最大要因。公式に一律の振込時期は示されていない |
資金計画では「補助金はいったん全額を立て替えたあと、後日振り込まれるもの」と捉えておくのが安全です。
最新の審査状況はクール・ネット東京の公式ページで随時アナウンスされます。
5-1. 令和8年度は「申請者の実在性確認」が強化|代行を頼んでも内容は自分で確認
金融機関発行書類等による申請者・事業者の実在性確認が導入され、なりすましや不適切な代行申請への監視が強まりました。
背景には一部の手続代行者による不適切な申請が問題視されている事情があり、クール・ネット東京も公式に注意喚起を行っています。
申請を業者に代行してもらう場合でも、申請内容は必ず自分自身で確認することが求められます。
電子申請の書類準備は、SII登録機器の型番確認・見積内訳の制度別振り分け・DR契約の段取り・区の申請との順序調整など、初めての方がつまずくポイントが多いのも事実です。
都と区の両方の申請代行に対応した業者に任せれば、こうした手間とミスのリスクをまとめて回避できます。
5-2. マンションでも使える?ポータブル電源は?
ただし専有部分への設置には管理規約の確認や管理組合の同意が必要なため、施工実績のある業者への相談が近道です(一棟単位の導入は「賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進事業」など別制度の対象)。
ベランダに置くタイプのポータブル電源は原則として対象外です。
対象はSIIに登録された据置型の家庭用蓄電システムのみで、「補助金でポータブル電源が買える」という情報はまず疑ってください。
6. 東京都で蓄電池を設置する費用相場と実質負担|容量別・区別の計算例

家庭用蓄電池の設置費用は機器の種類・容量・施工条件によって幅があります。
東京都内の市場価格をもとにした容量別の目安は次のとおりです。
| 容量 | 本体価格+工事費の相場(税抜) | 都の補助金(DR不参加) |
|---|---|---|
| 5kWh | 100〜140万円 | 50万円 |
| 7kWh | 140〜180万円 | 70万円 |
| 10kWh | 180〜230万円 | 100万円 |
| 12kWh | 200〜260万円 | 120万円(上限) |
| 16.4kWh | 260〜320万円 | 120万円(上限) |
6-1. 補助金活用後の実質負担額|3つのケース

| ケース①:10kWhを200万円で設置(北区・区外業者) | 金額 |
|---|---|
| 蓄電池本体+工事費 | 200万円 |
| 東京都の補助金(10kWh×10万円) | −100万円 |
| 北区の上乗せ(1万円/kWh・上限10万円) | −10万円 |
| 実質負担額 | 90万円(区内業者と契約すれば上乗せ12万円で88万円) |
| ケース②:太陽光5kW+蓄電池10kWhを350万円でセット設置(港区) | 金額 |
|---|---|
| 太陽光+蓄電池の本体+工事費 | 350万円 |
| 東京都の太陽光補助金(5kW×12万円=3.75kW超は全量12万円/kW) | −60万円 |
| 東京都の蓄電池補助金(10kWh×10万円) | −100万円 |
| 港区の上乗せ(太陽光10万円/kW・上限40万円+蓄電池4万円/kWh・上限20万円) | −60万円 |
| 実質負担額 | 130万円 |
| ケース③:5kWhを120万円で設置(区の上乗せがない区・市) | 金額 |
|---|---|
| 蓄電池本体+工事費 | 120万円 |
| 東京都の補助金(5kWh×10万円) | −50万円 |
| 区市町村の上乗せ | 0円 |
| 実質負担額 | 70万円 |
ケース①のように上乗せのある区で10kWhクラスを導入すると、設置費用の半分以上を補助金でカバーできる可能性があります。
ケース②の太陽光セットは補助総額220万円。逆に上乗せのない地域では、都の制度をフルに使えるか(DR参加・SII登録機器・事前申込の順序)が実質負担を左右します。
6-2. 世帯人数・使い方別の容量目安
| 世帯の目安 | 推奨容量 | 考え方 |
|---|---|---|
| 1〜2人世帯(在宅少なめ) | 5〜7kWh | 夜間の基本負荷と停電時の最低限をカバー |
| 3〜4人世帯(共働き) | 7〜10kWh | 「容量×10万円」の補助を最も効率よく使える帯 |
| 3〜4人世帯(在宅勤務あり) | 10〜12kWh | 12kWhで都の上限120万円に到達 |
| 5人以上・オール電化 | 12〜16kWh | DR参加で上限超えの助成を狙う。区の上限も要確認 |
容量は「大きいほど得」ではありません。
都の補助金は12kWhで上限に達し、区の上乗せにも上限があるため、それを超える分は自己負担の比率が上がります。
電気の使用量(電力会社の明細で確認できる1日あたりの使用kWh)と停電時に動かしたい機器から逆算し、複数社の提案を比較して決めるのが失敗しないコツです。
7. 【調査結果】東京都対応の蓄電池・太陽光業者48社を1社ずつ確認しました

ここからは「どの業者に頼むか」の話です。
マイリフォでは、東京都に対応する蓄電池・太陽光の業者48社について、公式サイトの記載・登記情報(国税庁法人番号公表サイト)・国土交通省の建設業者データベース・Googleマップの口コミを1社ずつ手動で確認し、業者データベースとして公開しています。
その調査結果を1枚にまとめたのが下の表です(クリックで拡大)。

表の見方は次のとおりです。
- マイリフォ評価:「独自」は公式サイト・口コミ・公的な情報にもとづく7軸評価(70点満点を5点換算)、「参考」はGoogle口コミの点数・件数をベイズ補正した参考値。独自評価は13社
- 特徴タグ(補助金申請サポート・自社施工・建設業許可など):業者データベースの絞り込み検索と同じ基準。一括見積もりサイトは紹介社数を表示
- 建設業許可・法人番号:◯=許可番号・法人番号を公的データベースで確認済み、△=記載はあるが確認できず、—=記載なし
- Google口コミ:各社の確認日時点の値で、変動します。件数が2件以下の場合は「参考件数未満」
調査して分かったことを3つ挙げると、
- 48社のうち建設業許可を公的DBで確認できたのは27社で、残りは「記載なし」か「一括見積もりサイト等で対象外」。
- 補助金申請サポートをうたう業者は36社ある一方、都と区の両方の代行に触れている業者は限られる。
- Google口コミが100件を超える業者は13社で、件数の少ない業者ほど評価が高く出やすい(だからこそ参考評価はベイズ補正をかけています)。
8. 補助金に強い蓄電池業者の選び方|7つのチェックポイント

だからこそ、どの業者に頼むかで受給額も手間も大きく変わります。
マイリフォの7軸評価と同じ基準で、確認すべき7点をまとめました。
| チェックポイント | 確認すること |
|---|---|
| ①都と区の両方の申請代行 | 都の申請だけ代行して区の上乗せは「ご自身で」という業者もある。両方任せられるかで数十万円と数時間の差が出る。不採択時の扱い(再申請・補填の有無)も契約前に確認 |
| ②SII令和8年度登録機器への対応 | 10月1日以降の申込を見据えた機種選定ができているか。旧年度リストの機種を勧める業者は情報が古い可能性 |
| ③相見積もりを嫌がらないか | 適正価格の業者ほど比較を恐れない。即決を迫る業者、「今日だけの価格」を出す業者は候補から外す |
| ④料金の透明性 | 見積書に本体・工事費・諸経費の内訳があるか。ハイブリッド型パワコンの計上先(蓄電池/太陽光)を説明できるか。契約後の追加請求の条件 |
| ⑤施工体制と許認可 | 自社施工か外注か。電気工事業の登録・建設業許可の番号を公式サイトに掲載しているか(調査表の◯△—を参照) |
| ⑥保証・アフター | メーカー保証(10〜15年が一般的)に加えて施工保証・自然災害補償・定期点検の有無。保証の主体が「メーカー」か「業者」かを区別する |
| ⑦会社情報の透明性 | 設立年・代表者・本社所在地・法人番号が公式サイトで確認できるか。訪問販売・電話営業の有無も判断材料 |
進め方はシンプルで、
①候補を3〜5社に絞る(9章の一覧と調査表を使う)→②2〜3社から相見積もりを取る→③価格・提案内容・申請代行の範囲の3軸で比較→④契約前に「都と区の申請の順序」を業者と確認
の4ステップです。
見積もりは同じ容量・同じ条件で揃えないと比較になりません。
「10kWh・DR参加なし・太陽光あり」のように条件を固定して依頼しましょう。
9. 東京都対応の蓄電池業者一覧|マイリフォの業者データベース48社

気になる業者があれば、各社の詳細ページから口コミ・料金・補助金サポートの実態を確認できます。
お住まいの区市町村の地元業者から探したい方は、下のタブから地域を選んでください。
マイリフォ独自評価のおすすめ3選
掲載業者の中から、マイリフォが7軸で評価した東京都対応のおすすめ3社を先に紹介します。
2〜3社の相見積もりの起点にしてください。

| マイリフォ評価:4.5 |
| 渋谷区本社の販売施工会社。都の建設業許可を保有し、都と区の補助金申請サポートが手厚い |
東京都蓄電池設置業者DB
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9-1. 【上位3社比較】えねこ・省エネタイガー・ECODAの違い
独自評価の13社の中でも評価が並ぶ3社を、業者データベースの確認済み項目で比較します。「3社のうちどれが自分に合っているか」の判断材料にしてください。

| マイリフォ独自評価 | 4.5(64/70) |
| Google口コミ(確認日) | ★4.9・108件(2026/8/18) |
| 運営会社・本社 | 株式会社えねこ/渋谷区 |
| 建設業許可 | 東京都知事許可(般-8)第162619号 |
| 施工体制 | 自社施工 |
| 対応エリア | 東京都・首都圏 |
| 訪問販売・電話営業 | なし |
| 特徴タグ(抜粋) | 補助金申請サポート/長期保証/既設太陽光への蓄電池追加/70歳以上対応/LINE相談可 |
| 向いている人 | 都と区の申請をまとめて任せたい・保証を重視する人 |
10. 「怪しい」訪問販売への対処法と、補助金を受け取った年の確定申告

「訪問販売で補助金の話をされたけど、怪しくない?」という不安をお持ちの方も多いはずです。
しかし、制度の知名度を利用した強引な営業や不適切な代行申請が実際に問題になっており、クール・ネット東京も注意喚起を出しています。
| よくあるトーク | 実際は… |
|---|---|
| 「補助金の枠が今日で埋まるので、今日中の契約が必要です」 | 予算到達で終了するのは事実だが、「今日契約しないと無効」という制度設計ではない。即日契約を迫るのは要注意のサイン |
| 「東京都から委託されて回っています」「都の指定業者です」 | 東京都やクール・ネット東京が特定の販売業者に戸別訪問を委託することはなく、「指定業者」制度もない |
| 「補助金で実質タダで設置できます」 | 助成には上限があり、全額が賄われるケースはまれ。「実質0円」を強調する見積もりは内訳の確認が必須 |
| 「申請はすべてこちらでやるので書類は見なくて大丈夫」 | 手続代行者の不適切申請に対しクール・ネット東京が公式に注意喚起中。申請内容は本人確認が原則 |
| 「点検に来ました。設備が故障しています」 | いわゆる点検商法。依頼していない点検で不具合を指摘され、その場で契約を迫られたら断る |
防衛策はシンプルで、
①その場で契約しない、②必ず複数社から相見積もりを取る、③申請書類は自分の目で確認する
の3つです。
訪問販売がきっかけでも、提案内容自体は他社と比較してから判断すれば損はありません。
万一契約してしまった場合、訪問販売なら契約日から8日以内はクーリングオフ(書面通知で無条件解約)が可能です。
期間を過ぎていても、消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談できます。
10-1. 補助金と確定申告|120万円もらったら税金はかかる?
国や自治体からの補助金は税法上「一時所得」に区分されるのが原則で、一時所得には年間50万円の特別控除があります。
ただし、蓄電池のような固定資産の取得に充てた国・地方公共団体の補助金は、確定申告を行うことで総収入金額に算入しない特例(所得税法第42条)を適用できる場合があります。
つまり「申告手続きをすれば実質的な税負担を避けられる可能性が高いが、何もしなくてよいわけではない」ということ。
他の一時所得との合算状況によっても扱いは変わるため、高額の補助金を受給した年は税務署または税理士に確認しておくと安心です。
11. 東京都の蓄電池補助金・業者選びのよくある質問(FAQ)

Q1. 太陽光発電がなくても、蓄電池だけで補助金はもらえますか?
A. 東京都の「家庭における蓄電池導入促進事業」は蓄電池単体の設置でも対象になります。
ただし太陽光発電のない住宅で申請する場合、対象となる再生可能エネルギー電力メニューの契約など追加要件が設けられているケースがあるため、事前申込の前に公式の交付要綱を確認してください。
区の上乗せは区によって「太陽光との接続」が条件になるため、3章の一覧表の「蓄電池単体」欄をご覧ください。
Q2. 東京都の補助金はいつまでに申請すれば間に合いますか?
A. 事前申込は2026年5月29日から受付中で、対象機器の設置期間は2029年3月30日まで。
ただし予算上限に達した時点で受付終了です。
国のDR補助金は公募開始から約2ヶ月で終了しました。
導入を決めているなら、契約前の事前申込を早めに済ませてください。
10月1日以降の申込は対象機器がSIIの令和8年度登録製品に切り替わる点にも注意が必要です。
Q3. 補助金はいつ振り込まれますか?
A. 設置完了後の交付申請兼実績報告→審査→交付決定を経て振り込まれます。
公式に一律の振込時期は示されておらず、申請の混雑状況や書類不備の有無で所要期間は変動します。
資金計画上は「設置費用はいったん全額立て替える」前提で考えておくのが安全です。
Q4. 賃貸住宅に住んでいますが対象になりますか?
A. 本制度の対象は「都内住宅に設備を所有する個人・法人等」です。
入居者の立場で申請することは基本的に想定されておらず、設備の所有者(オーナー)側が申請主体になります。
賃貸集合住宅のオーナー向けには「賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進事業」という別制度があり、一棟単位での太陽光・蓄電池導入に助成が用意されています。
Q5. 中古の蓄電池やポータブル電源も対象になりますか?
A. いいえ。
対象は「未使用」かつ「SII(環境共創イニシアチブ)に登録された」家庭用蓄電システムのみです。
中古品や、SII登録のないポータブル電源は対象外です。
2026年10月1日以降の事前申込分からは、原則として令和8年度の登録機器であることが必要になります。
Q6. 申請は自分でもできますか?業者に代行してもらうべき?
A. 電子申請なのでご自身でも可能ですが、SII登録機器の確認・見積内訳の制度別振り分け・DR契約の段取り・区の申請との順序調整など、初めての方には煩雑な作業が多いのが実情です。
販売施工業者の多くは申請代行に無償で対応しており、活用するのが現実的です。
ただし手続代行者による不適切な申請への注意喚起も出ているため、代行を頼む場合でも申請内容は必ずご自身で確認してください。
Q7. 蓄電池は太陽光発電なしでもメリットがありますか?
A. あります。
深夜の安い電力を貯めて昼に使う「時間帯シフト」と停電時のバックアップが主な効果ですが、太陽光と組み合わせた場合より電気代の削減幅は小さくなります。
区の上乗せは太陽光との接続を条件にする区があるため、3章の一覧表で確認してください。
Q8. 蓄電池の寿命は何年ですか?メンテナンスは必要?
A. 家庭用リチウムイオン蓄電池の設計寿命はメーカー公表値で10〜15年程度が一般的です。
日常のメンテナンスはほぼ不要ですが、設置環境(直射日光・高温多湿・塩害)で劣化速度が変わるため、設置場所と業者の定期点検の有無を確認しておくと安心です。
メーカー保証は10〜15年が主流で、保証期間と容量保証をセットで確認しましょう。
Q9. 蓄電池とV2Hはどちらがいいですか?
A. EV・PHEVを所有していて、太陽光発電もある家庭ならV2Hの増額助成(10/10・上限100万円)が非常に有利です。
一方、車が外出中は家庭側の蓄電機能がなくなるため、在宅時間が長い・停電時の備えを確実にしたい家庭は蓄電池(または両方)が向きます。
4章の比較表と、国のCEV補助金の締切(2026年9月30日)を踏まえて検討してください。
Q10. 東京都内で「蓄電池はやめたほうがいい」と言われるのはなぜ?
A. 主な理由は「初期費用が高い」「太陽光がないと効果が小さい」「訪問販売のトラブルが多い」の3つです。
ただし令和8年度の東京都は補助金で設置費用の半分前後をカバーできるため、費用面の前提は他県と異なります。
やめたほうがいいのは、太陽光がなく在宅時間も短い家庭、10年以内に転居予定の家庭、相見積もりを取らずに1社で決めようとしている場合。
太陽光あり・停電への備えを重視・上乗せのある区なら、導入に向いた年度です。
12. まとめ|令和8年度は「都×区×DR」の組み合わせと業者選びで実質負担が決まる

- 令和8年度の東京都蓄電池補助金は10万円/kWh・DR不参加なら上限120万円/戸(+災害補償等7,000円)。DR実証への参加+EMS・IoT機器の新規設置で上限を超える助成も可能
- 国のDR補助金(上限60万円)は2026年5月29日で受付終了。一方、都の関連予算は約1,012億円と過去最大
- 23区のうち18区に区独自の上乗せがあり、5万〜30万円(千代田区は経費の20%)。申請のタイミングと「蓄電池単体の可否」は区ごとに違う
- 「契約前の事前申込」と「10月1日のSII登録機器切替」が二大注意点。区の着工前申請とあわせて順序を業者と確認する
- 業者は都と区の両方の申請代行に対応しているかで選ぶ。東京都対応48社の調査表と独自評価の13社の評価を起点に、2〜3社の相見積もりを
予算約1,012億円という数字だけ見ると余裕がありそうですが、国のDR補助金が2ヶ月で終了した事実が示すとおり、補助金は「検討している間になくなる」ものです。
導入の意思が固まっているなら、信頼できる業者への相談と事前申込を先に済ませてしまうのが、令和8年度を勝ち切る最短ルートです。

太陽光発電アドバイザーより
補助金制度は毎年変わりますが、令和8年度の東京都は「単価は下がったが、賢く組み合わせる家庭にはより手厚い」制度設計になったのが特徴です。
今年は23区すべての公式ページを1区ずつ確認し、シミュレーターと業者調査表もこのページに載せました。
押さえるべきは順序(契約前の事前申込)と組み合わせ(都×区×DR×V2H)、そして両方の申請を任せられる業者選び。この3つだけです。
このページをブックマークして、業者との打ち合わせの際のチェックリストとしてご活用ください。
編集長 田中
【東京都・地域別】
蓄電池の補助金・対応業者を地域から探すStorage Battery Installers by Area in Tokyo
お住まいの区市町村をタップすると、その地域の蓄電池補助金と対応業者の一覧をご覧いただけます。



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