【2026年最新】新宿区の太陽光・蓄電池補助金はいくら?第3期は11月2日から・太陽光1kW10万円・蓄電池1kWh1万円|都と合わせた額と申請の順番

新宿区の太陽光・蓄電池補助金。都は契約前・区は工事後に申請。西新宿の高層ビル群を背景に、屋根に太陽光パネルを載せた戸建て住宅と家庭用蓄電池のイラスト
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2026年10月22日更新|新宿区の公式ページ(10月16日更新)・パンフレット・交付要綱で10月22日に確認しています。文:マイリフォ編集長 田中(太陽光発電アドバイザー)

新宿区の太陽光・蓄電池の補助金は、いくら?いまから申請できる?

令和8年度の新宿区の補助は、太陽光が1kWあたり10万円(上限30万円)、蓄電池が1kWhあたり1万円(上限10万円)です。3kW・10kWhで上限に届くので、区の分は最大40万円です。

区への申請は、施工と支払いが終わってからです。受付は4期に分かれ、第2期は10月16日で終わりました。次の第3期は11月2日〜12月25日(必着)で、その期の予算に届いた日で受付が終わります。

新宿区の太陽光・蓄電池補助金(令和8年度)
区の太陽光
10万円
1kWあたり(上限30万円)
区の蓄電池
1万円
1kWhあたり(上限10万円)
第3期の受付
11/2〜
12月25日必着まで
都と足すと
太陽光4kWで78万円、蓄電池10kWhで110万円
順番は?
都は契約の前、区は施工と支払いのあと
区へは本庁舎7階の窓口か郵送で(必着)。都への報告は、区の補助が決まったあと
いつまでに?
2027年3月12日までに施工と支払いを終え、受付期間に出す
第3期は11/2〜12/25、第4期は1/12〜3/12。各期とも予算に届いた日で終わり、区は残りの予算を公表していない
入金まで
交付決定のあと、1か月以内に請求書を出す
区から届く交付請求書を出してはじめて入金(本人名義の口座)。区は日数の目安を示していない
条件
区内に住む人の住宅。マンションの住戸は窓だけ
中古・リース・持ち運べる機器は対象外。蓄電池は太陽光かエネファームとつなぐ
代行
業者に頼めるが、申請書は自分で確かめる
区は9月、施工と違う申請書で代行した1社を対象外にした。代行は1社1日5件まで

すぐ読みたい方へ:区の金額と条件/受付の期と期限/区の計算/対象になる人/書類と入金/代行と区の措置/都と足すと/申請の順番/業者/よくある質問

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東京都の補助金は、原則として契約の前に事前申込が必要です。
区市の助成は、工事の前に申請するか後かが区市ごとに違います。
見積もりのときに、両方の申込まで任せられるか確かめましょう。

1. 【シミュレーター】新宿区で太陽光・蓄電池を付けると、補助金と実質負担はいくら?

区市町村で「新宿区」を選び、太陽光と蓄電池の容量を選んでください。東京都と区の補助を引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。

区の分は、太陽光1kWあたり10万円(上限30万円)・蓄電池1kWhあたり1万円(上限10万円)で計算します。受付の期や予算の残りは入りません(2-1)。

30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?

下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。

9.8kWh
4.5kW
設置費用の目安(税抜)—
東京都・蓄電池助成—
東京都・太陽光助成—
区市町村の助成—
実質自己負担額の目安—
    同じ容量で2〜3社を並べると、補助金後の差額がはっきりします

    出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年10月13〜20日に確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。

    2. 新宿区の太陽光・蓄電池の補助金はいくら?令和8年度の金額と条件

    令和8年度の新宿区と東京都の太陽光・蓄電池補助金の結論カード。新宿区は太陽光1kWあたり10万円・上限30万円、蓄電池1kWhあたり1万円・上限10万円。東京都は太陽光1kWあたり15万円・上限45万円(既存住宅・3.75kW以下)、蓄電池1kWhあたり10万円・上限120万円(DRに参加しない場合)。都は契約の前、区は工事のあとに申請することを示した図解

    新宿区の制度は「省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度」です。担当は環境対策課の脱炭素事業係で、窓口は区役所本庁舎の7階12番です。

    機器区の補助(個人の住宅)主な条件
    太陽光パネルの公称出力の合計1kWあたり10万円・上限30万円JET、またはIECEEにもとづく認証機関のモジュール認証を受けたパネル
    蓄電池1kWhあたり1万円・上限10万円(容量はSIIが認めた値)SIIが補助の対象として指定した機器(区が同等と認めるものを含む)。太陽光かエネファームと常時つながっていること
    V2H区のメニューなし都のV2Hの助成で考える

    ※出典:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)・補助制度のパンフレット(新宿区・PDF)・補助金交付要綱(新宿区・PDF)。出力は小数点第三位以下を切り捨て、補助額は機器ごとに千円未満を切り捨てます。

    太陽光は3kWで30万円、蓄電池は10kWhで10万円の上限に届きます。ふつうの住宅の容量なら上限に届き、区の分は太陽光30万円+蓄電池10万円=最大40万円です。それより容量を増やしても、区の分は増えません。

    2-1. いま申請できる?4期の受付と、施工・支払いの期限

    新宿区の太陽光・蓄電池の補助は、契約の前に東京都へ事前申込をし、事前申込のあとに契約と工事をして、見積と同じ額の領収書をもらって全額を払い終えてから、4つの期の受付期間に区へ窓口か郵送で申請し、交付決定のあとに請求書を出して入金される流れで、各期の予算に届くとその日で受付が終わることを示した図解
    期受付期間(土日祝を除く・必着)状況(区の公式・10月16日更新)
    第1期2026年5月25日(月)〜7月31日(金)終了
    第2期2026年8月17日(月)〜10月16日(金)終了
    第3期2026年11月2日(月)〜12月25日(金)11月2日から受付(予算に届いた日で終了)
    第4期2027年1月12日(火)〜3月12日(金)まだ始まっていない

    ※出典:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)(10月22日に確認)・補助制度のパンフレット(新宿区・PDF)。各期の予算の額は、区のページに書かれていません。

    補助の対象は、2026年4月1日〜2027年3月12日に施工と支払いの両方が終わったものです。この間に終わっていれば、第1〜4期のどの受付期間に出してもかまいません。

    施工が終わった日と支払いが終わった日が1年以上離れていると、申請できません。

    申請は、施工と支払いが終わった年度の受付期間に出す決まりです(要綱第6条第2項)。2027年3月13日〜31日に終わる工事は、令和8年度の対象期間から外れます。令和9年度にその分をどう扱うかは発表されていないので、3月にかかりそうなら区に確かめます(マイリフォの読み)。

    枠の予約はできません。書類がそろったものから先着順で受け付け、不備や不足があると受け付けてもらえません。

    窓口は電話で予約すると優先されますが、これは窓口の順番の予約で、補助金の予約ではないと区は案内しています。

    予算に届けば、その期は期間の途中でも終わります。施工と支払いが終わったら、開いている期にすぐ出せるよう書類をそろえておくのが安全です。

    2-2. いくらになる?区の計算と、経費から引かれるもの

    区の額は「パネルの公称出力の合計×10万円」「容量×1万円」と、補助対象経費のうち少ないほうです。出力は小数点第三位以下を切り捨て、額は千円未満を切り捨てます。

    例区の計算区の補助
    太陽光2.45kW2.45kW×10万円=24万5,000円24.5万円
    太陽光2.976kW2.97kW(切り捨て)×10万円=29万7,000円29.7万円
    太陽光3.2kW3.2kW×10万円=32万円30万円(上限)
    蓄電池6.5kWh6.5kWh×1万円=6万5,000円6.5万円
    蓄電池16.4kWh16.4kWh×1万円=16万4,000円10万円(上限)

    ※区の要綱の決まりをもとに、マイリフォが計算した例です。出典:補助金交付要綱(新宿区・PDF)

    補助対象経費は税抜で、機器の本体・部材・架台の購入と、取付けや施工の費用です。対象にならない工事とまとめた経費は、金額の比率で分けます(要綱第5条)。

    クーポン・ポイント・商品券などで払った分は経費に入りません。支払いでポイントなどが付いたときも、その分を現金に直して経費から引きます(要綱第5条)。

    都や国の補助と区の補助を足して経費を上回るときは、上回った分を区の額から減らします。ほかの補助の額が変わって区の額が変わると、交付決定が取り消されることもあります(要綱第5条・第10条)。

    区の額は単価で決まるので、相見積もりで値引きしても、ふつうは区の額は変わりません。都の額が減るのは、見積もりがとても安いときだけです(3章)。

    2-3. 蓄電池だけ・後付け・V2Hは?

    新宿区の蓄電池は、太陽光かエネファームと常時つながっていることが要件です。すでに太陽光がある家の後付けは、太陽光かエネファームが付いていると分かる書類か写真を出して申請します(同時に申請するなら不要)。

    家の状態新宿区東京都
    太陽光と蓄電池を一緒に付ける両方両方
    太陽光がある家に蓄電池を足す蓄電池蓄電池(条件に合えば)
    エネファームがある家に蓄電池を足す蓄電池太陽光か再エネ100%の電気の契約がなければ対象外
    太陽光はないが、再エネ100%の電気を契約対象外(太陽光かエネファームとの接続が要件)蓄電池
    太陽光も、再エネの電気もない対象外対象外

    ※出典:補助制度のパンフレット(新宿区・PDF)・提出書類一覧表(新宿区・PDF)/蓄電池の実施要綱(クール・ネット東京・PDF)

    持ち運べるポータブル電源は、区の対象外です(要綱第3条)。V2Hは区のメニューになく、都の助成で考えます(令和8年度 V2Hの補助金(クール・ネット東京))。

    2-4. 対象になる人と条件

    • 申請できる人:申請の時点で区内に住所があり、その住宅で自分が使うために付け、全額を払い終えた人
    • マンション・アパートの住戸:区の補助は断熱窓だけで、太陽光・蓄電池は対象外です(共用部は管理組合などが申請する別の区分で、太陽光とLED照明が対象)
    • 持ち主がほかにもいる家:共有名義や借りている家は、持ち主全員の同意書が要ります(日付は施工が終わった日以前。当日も可)
    • 対象外の機器:中古品・リース機器・持ち運べる機器
    • 1回だけ:過去に同じ種類の機器で区の補助を受けていたら、申請できません
    • 現地の調査:区は原則として設置した場所を調べます。協力しないと対象外です
    • 建物が2つ以上:いずれか1つの建物に付けた分だけが対象です

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)/補助金交付要綱(新宿区・PDF)

    2-5. 区に出す書類と、入金までの流れ

    書類だれが
    交付申請書(押印は不要)みんな
    施工完了証明書(施工業者が書く)みんな
    領収書など、支払ったと分かる書類の写し(宛名は申請者・支払日・領収金額が見積金額と同じ)みんな
    見積書など、工事の内容が分かる書類の写し(宛名・メーカー・製品名か型番・数量)と、要件が分かるカタログのページみんな
    住所が分かるもの(マイナンバーカードの住所の面や運転免許証の両面など。または3か月以内の住民票の写し)みんな
    パネルの枚数が分かる施工後の写真・パネルの配置図(手書き可)・JETなどの認証が分かる資料太陽光
    SIIの指定機器と分かる資料・施工後の写真(全体と型式)・太陽光かエネファームが付いていると分かる書類か写真(同時申請なら不要)蓄電池
    ほかの補助の交付決定通知書などの写し申請の時点でほかの補助が決まっている人
    持ち主全員の同意書/手続代行に係る申告書当てはまる人

    ※出典:提出書類一覧表(新宿区・PDF)・補助金交付要綱(新宿区・PDF)・書類の記載方法(新宿区・PDF)

    分けて払ったときは、領収金額の合計が見積金額と同じであることが要ります。ローンやクレジットで払うときの書類は区の案内に書かれていないので、契約の前に区に確かめます。

    1. 区へ申請:窓口か郵送で(必着)。郵送は、区が受け取って不備がないと確かめた日が申請日です
    2. 審査:原則として、設置した場所の調査があります
    3. 交付決定:交付決定通知書と交付請求書が届きます
    4. 交付請求書を出す:交付決定から1か月以内。本人名義の口座の通帳などの写しを貼ります
    5. 入金:請求書の審査のあとに振り込まれます

    区が書類の直しを求めた日から2か月以内に直さないと、申請は取り下げたものとみなされます(要綱第7条)。年末年始や申請の多い時期は、審査に時間がかかると区は案内しています。

    2-6. 業者に代行を頼むときと、区の措置

    申請は、施工業者や販売店に代行を頼めます。その場合は、頼んだことが分かる書類(手続代行に係る申告書)を付けます。区は、代行の申請を1社につき1日5件までにしています。

    区は2026年9月9日、株式会社First(福岡市)を、この制度の手続代行者・施工業者の対象外にしました。実際の施工と違う申請書を作って代行したためで、期間は2027年9月8日までです。この間に同社が手続代行と施工を行ったと認められる申請には、補助金は出ません。措置の前に区が受け付けた申請は除きます(区のページ)。

    要綱では、区が交付決定を取り消したとき(第10条)、その申請者・手続代行者・施工業者がかかわる申請を、1年を超えない範囲で対象外にできます(第11条)。代行を頼んでも、申請書の工事の中身は自分の目で確かめます。

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)/補助金交付要綱(新宿区・PDF)

    2-7. ほかのメニューと、区が案内していること

    メニュー(個人の住宅)区の補助
    エコキュート定額10万円
    エネファーム定額10万円
    高反射率塗装(屋根・屋上)1㎡あたり2,000円・上限20万円
    断熱窓(今の窓の改修)経費(税抜)の25%・上限10万円

    ※出典:補助制度のパンフレット(新宿区・PDF)。エアコンは区の対象外で、都の東京ゼロエミポイント(東京ゼロエミポイント(東京都))の対象です。

    区は業者を紹介していません。複数の業者から見積もりを取って比べるよう案内し、事業者の探し方として国の登録制度の検索を紹介しています(住宅リフォーム事業者団体登録制度の検索(国土交通省))。

    太陽光が水につかったときは、触らずに販売店か施工店へ連絡するよう区は案内しています(屋根上の太陽光発電設備の水害時の注意点(太陽光発電協会))。

    3. 東京都の補助金と足すといくら?新宿区の早見表

    新宿区の補助は、都の補助と一緒に受けられます。都は、区の額を費用から引いて計算します。

    太陽光の容量・見積もり(税抜)東京都新宿区合計実質負担
    3kW・100万円45万円30万円(上限)75万円25万円
    4kW・130万円48万円30万円(上限)78万円52万円
    5kW・150万円60万円30万円(上限)90万円60万円
    6kW・180万円72万円30万円(上限)102万円78万円

    ※東京都は既存住宅の単価(3.75kWまで1kWあたり15万円・上限45万円、超えると全部が12万円)。見積もりの額は例です。

    蓄電池の容量・見積もり(税抜)東京都新宿区合計実質負担
    5kWh・120万円50万円5万円55万円65万円
    7kWh・160万円70万円7万円77万円83万円
    10kWh・200万円100万円10万円(上限)110万円90万円
    12kWh・230万円120万円(上限)10万円(上限)130万円100万円

    ※東京都はDRに参加しない場合(1kWhあたり10万円・上限120万円)。太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件です。見積もりの額は例です。

    両方を付けると、太陽光4kWと蓄電池10kWh(DRに参加しない)で、都148万円+区40万円の188万円です。DRに参加すると、都に10万円が足されて198万円です。

    都の額が減るのは、見積もりがとても安いときだけです。見積もり(税抜)が、太陽光4kWで78万円、3kWで75万円、蓄電池10kWhでDRに参加しない場合110万円(参加する場合120万円)を下回ると、都の額が減ります。

    たとえば太陽光3kWを72万円で付けると、区は30万円です。都は費用から区の分を引いた42万円になり、合計は費用と同じ72万円です(マイリフォの計算)。

    東京都の補助金の要点(令和8年度)

    • 太陽光(既存住宅):1kWあたり15万円(3.75kWまで・上限45万円)。3.75kWを超えると、全部が1kWあたり12万円
    • 蓄電池:1kWhあたり10万円(DRに参加しない場合は上限120万円)。太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件(どちらもない蓄電池だけは対象外)
    • 順番:事前申込の受付のあとに契約(同じ日は可)。10月1日以降の蓄電池の事前申込は、SIIの令和8年度の登録機器だけ
    • 区市の助成と一緒に受けるとき:区市の額を、都の助成対象経費から引いて計算します
    • 支払い:令和8年度の事前申込の分から、実績報告で金融機関が出す支払いの証明(振込やカードの明細など)が必須。現金払いは対象外

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    参考:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    4. 申請の順番|都は契約の前、区は施工と支払いのあと

    東京都の太陽光発電・蓄電池の補助金は契約の前に事前申込をし、区の助成は区によって工事の前に申請するか、工事と支払いのあとに申請するかが違うことを示した図解

    新宿区は、区の補助を施工と支払いのあとに申請する区です。工事の前に出す手続きは、都の事前申込だけです。

    1. 見積もり:機種が区と都の要件に合うか、区に出す写真と施工完了証明書、代行を頼むかを決めます
    2. 都の事前申込→契約:事前申込の受付のあとに契約します(同じ日は可)
    3. 工事:太陽光は、足場をはずす前にパネルの枚数が分かる写真を撮ります
    4. 支払い:見積金額と同じ額で、宛名が申請者の領収書をもらいます
    5. 区へ申請:受付期間(第3期11月2日〜12月25日・第4期1月12日〜3月12日・必着)に、窓口か郵送で出します
    6. 区の交付決定→請求→入金:交付決定から1か月以内に交付請求書を出します
    7. 都へ交付申請兼実績報告:区の補助が決まったあとに出します。太陽光は事前申込の受付日から1年以内で、延長できません

    都の太陽光の手引きは、区市町村の補助が交付決定したあと(p.13)、または受給したあと(p.27)に報告するよう書いています。手引きの中で書き方が違うので、1年の期限が近いときはクール・ネット東京に確かめます。

    蓄電池の報告では、区の補助を申請した場合、区の補助の額が確定したと分かる書類(交付額確定通知書など)を出します(蓄電池の交付要綱(クール・ネット東京・PDF))。

    新宿区は受付が期ごとなので、工事が期の合間に終わると、次の期の受付まで待つことになります。都の1年の期限に間に合うよう、区へは開いている期にすぐ出します。

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)/補助金交付要綱(新宿区・PDF)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    5. 実質負担はいくら?新宿区の計算例

    5-1. 太陽光4kW・110万円の例

    新宿区の既存住宅に太陽光4kWを110万円(税抜)で付けた場合、東京都の補助48万円と新宿区の補助30万円を引いて、実質負担が32万円になる計算例の図解
    内訳金額
    見積もり(税抜)110万円
    東京都(既存住宅・4kW×12万円)−48万円
    新宿区(4kW×10万円→上限30万円)−30万円
    実質負担32万円

    ※都は、費用から区の30万円を引いた80万円をもとに計算するので、48万円のままです。

    5-2. 蓄電池10kWh・180万円の例(DRに参加)

    新宿区で蓄電池10kWhを180万円(税抜)で付け、DRに参加した場合、東京都の補助100万円とDRの加算10万円、新宿区の補助10万円を引いて、実質負担が60万円になる計算例の図解
    内訳金額
    見積もり(税抜)180万円
    東京都(10kWh×10万円)−100万円
    東京都のDRの加算−10万円
    新宿区(10kWh×1万円)−10万円
    実質負担60万円

    ※DRの加算は1台10万円です。EMSとIoT機器の両方を付けると15万円です(IoT機器が蓄電池のパッケージに入っている場合は10万円)。DRに参加しない場合は実質負担70万円です。

    5-3. 太陽光と蓄電池を一緒に付ける例(290万円・DRに参加)

    内訳金額
    見積もり(太陽光4kW 110万円+蓄電池10kWh 180万円・税抜)290万円
    東京都(太陽光48万円+蓄電池100万円+DRの加算10万円)−158万円
    新宿区(太陽光30万円+蓄電池10万円)−40万円
    実質負担92万円

    ※DRに参加しない場合は実質負担102万円です。

    補助金は、支払いを済ませたあとに振り込まれます。区の分も、施工と支払いのあとに申請し、交付請求書を出してからです。

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    6. 新宿区の太陽光・蓄電池の設置業者|区内に本社がある5社

    新宿区の補助は、業者がどこにあるかを問いません。マイリフォの業者データベースから、新宿区に本社がある施工の3社と、一括見積もりの2社を並べます。

    会社本社マイリフォの評価見ておきたいところ
    ワイユー・まごころ工務店西新宿(足立区・千葉県船橋市に営業所)参考4.7(Google★4.8・153件・10月19日確認)屋根・外壁が主力。太陽光・蓄電池の工事は、提携する専門の施工会社と組むと案内している。施工完了証明書をどの会社が書くかを見積もりで確かめたい
    SANZEN西新宿参考4.3(Google★4.3・149件・10月16日確認)太陽光・蓄電池・V2Hの販売と設置。東京都から建設業法にもとづく4日間の営業停止(2026年4月13日〜16日・期間は終了)の処分を受けた記録がある(東京都の報道発表(2026年3月26日))
    ハチドリソーラー市谷田町参考4.3(Google★4.3・26件・10月15日確認)月額のリースで付ける方式。リース機器は新宿区の補助の対象外。都の扱いも購入とは違う
    ソーラーパートナーズ新宿5丁目独自4.2(59点/70点)条件に合う施工会社を紹介する一括見積もり。自社では施工しない
    エコ発北新宿独自3.4(47点/70点)太陽光と蓄電池の一括見積もり。自社では施工しない

    ※「独自」は公式サイト・口コミ・公的な情報にもとづくマイリフォの7軸評価(70点満点を5点に換算)、「参考」はGoogle口コミの点数と件数から計算した参考値です。くわしくは各社のページにまとめています。

    どの会社に頼むときも、都の事前申込を契約の前に出せるか、区に出す写真と施工完了証明書をそろえてくれるか、領収金額を見積金額と合わせてくれるかを確かめます。

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    新宿区に対応する太陽光・蓄電池の会社

    すべての会社は、業者データベースの一覧から地域や特徴で絞り込めます。

    会社の選び方は、東京都の太陽光発電補助金の「7つの確認」と東京都の蓄電池補助金の「7つの確認」にまとめています。新宿区では、区に出す写真(太陽光は足場をはずす前)と施工完了証明書まで段取りしてくれるかも確かめます。

    7. 区の名前や補助金を使った勧誘に注意|よく聞く話と相談先

    太陽光発電の訪問販売で注意すべき「実質無料」「今日だけ」「売電でローンゼロ」という3つのトークを注意マークとともに示した図解

    新宿区のページで、太陽光・蓄電池について区の名前を使った訪問販売の注意は見当たりませんでした(10月22日時点)。区は、トラブルを防ぐために複数の業者から見積もりを取って比べるよう案内しています。

    こんな話をされたら区・都の案内など
    「区の補助金の枠を押さえておきます」区は枠の予約をしていません。施工と支払いのあとに先着で申請します。窓口の予約も、順番の予約だけです
    「第3期が締め切られる前に、今日決めてください」各期は予算に届けば終わりますが、2027年3月12日までに終わる工事なら、予算が残っていれば第4期でも出せます。都の事前申込は契約の前です
    「申請は全部こちらでやるので、書類は見なくて大丈夫です」区は、施工と違う申請書で代行した1社を対象外にしています。申請書と領収書は自分で確かめます
    「リースなら初期費用ゼロで、区の補助も使えます」リース機器は、区の補助の対象外です
    「あとで返金するので、実質タダです」都は、キャッシュバックの額を助成の対象経費から除くよう求め、申告しないで申請した人は申請者になれないとしています(太陽光の手引き)

    ※左の例はマイリフォが想定したものです。出典:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)・補助金交付要綱(新宿区・PDF)・手続代行者への措置等について(クール・ネット東京)・太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    都は、不正な手続きをした会社を手続代行者などとして認めない措置をとり、社名を公表しています(10月9日更新の時点で5社)。見積もりの前に手続代行者への措置等について(クール・ネット東京)を確かめます。

    「不審な業者が訪ねてきた」「高い契約をしてしまった」ときは、新宿消費生活センターに相談できます。相談専用は03-5273-3830で、電話は平日の午前9時〜午後5時です。補助の制度そのものは、環境対策課の補助金専用ダイヤル(03-5273-4111)に聞きます。参考:新宿消費生活センター(新宿区)

    訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合は、申込書面か契約書面の早いほうを受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

    参考:クーリング・オフ(国民生活センター)/消費者ホットライン(消費者庁)

    8. 新宿区の太陽光・蓄電池補助金のよくある質問

    Q1. 新宿区の補助金は、いまから申請できますか?

    A. 第2期は10月16日で終わり、次は第3期(11月2日〜12月25日・必着)です。その次の第4期は、2027年1月12日〜3月12日です。

    各期とも、予算に届いた日で受付が終わります。施工と支払いが終わったら、開いている期にすぐ出せるよう書類をそろえます(2-1)。

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)

    Q2. 工事が終わってから申請しても間に合いますか?

    A. 新宿区は、施工と支払いのあとに申請する区です。2027年3月12日までに両方を終え、受付期間に出します。都の事前申込は契約の前です(4章)。

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)

    Q3. いくらもらえますか?最大はいくらですか?

    A. 太陽光は1kWあたり10万円(上限30万円)、蓄電池は1kWhあたり1万円(上限10万円)で、区の分は最大40万円です。

    都と足すと、太陽光4kWで78万円、蓄電池10kWhで110万円(DRに参加しない場合)です(3章)。

    参考:補助制度のパンフレット(新宿区・PDF)

    Q4. マンションでも申請できますか?

    A. 住戸に住む人が区から受けられるのは、断熱窓の補助だけです。太陽光・蓄電池は対象外です。共用部は、管理組合などが申請する別の区分(太陽光とLED照明)です。

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)

    Q5. 太陽光がなくても、蓄電池だけで補助は受けられますか?

    A. 区は、太陽光かエネファームと常時つながっていることが要件です。どちらかがすでに付いている家の後付けなら、付いていると分かる書類か写真を出して申請します(2-3)。

    参考:補助制度のパンフレット(新宿区・PDF)/提出書類一覧表(新宿区・PDF)

    Q6. ローンやクレジットで払っても申請できますか?

    A. 区の案内には、ローン・クレジットのときに出す書類が書かれていません。要件は、全額の支払いまで終えていることです。

    どの書類で支払いが終わったと示すかは、契約の前に区に確かめます(2-5)。都は、令和8年度の事前申込の分から、太陽光も蓄電池も、実績報告で金融機関が出す支払いの証明(振込やカードの明細など)を必ず求めます。現金で払うと都の補助の対象外です。

    参考:提出書類一覧表(新宿区・PDF)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    Q7. 業者に申請を代行してもらえますか?

    A. できます。代行を頼んだことが分かる申告書を付けます。代行は1社1日5件までです。

    区は9月、施工と違う申請書で代行した1社を対象外にしました。申請書の中身は自分で確かめます(2-6)。

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)

    Q8. 都の補助金と一緒に受けられますか?

    A. 一緒に受けられます。都は、区の額を費用から引いて計算します。ふつうの見積もりなら、都の額は減りません(3章)。

    区は、ほかの補助と足して経費を上回る分を、区の額から減らします。

    参考:補助金交付要綱(新宿区・PDF)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    Q9. リースや0円ソーラーでも、区の補助はもらえますか?

    A. リース機器は、区の補助の対象外です。都も、リースやPPAは購入とは別の扱いです。月々の総額と、購入して補助を受けた場合の実質負担を比べて決めます(5章)。

    参考:補助金交付要綱(新宿区・PDF)

    Q10. 問い合わせ先はどこですか?

    A. 新宿区 環境清掃部 環境対策課 脱炭素事業係の補助金専用ダイヤル(03-5273-4111)です。

    窓口は、区役所本庁舎の7階12番(歌舞伎町1-4-1)です。都の補助金は、クール・ネット東京に問い合わせます。

    参考:令和8年度新宿区省エネルギー及び創エネルギー機器等補助制度のご案内(新宿区)

    9. まとめ|新宿区は「施工と支払いのあとに、期ごとの受付で先着」と「書類は工事の前に業者と決める」

    • 区の補助は太陽光1kWあたり10万円(上限30万円)・蓄電池1kWhあたり1万円(上限10万円)。区の分は最大40万円
    • 令和8年度は4期制。第3期は11月2日〜12月25日、第4期は1月12日〜3月12日(どちらも必着)。各期とも予算に届いた日で終了
    • 施工と支払いのあとに申請。2027年3月12日までに両方を終え、交付決定のあと1か月以内に請求書を出して入金
    • マンションの住戸は窓だけ。中古・リース・持ち運べる機器は対象外。蓄電池は太陽光かエネファームとつなぐ
    • 都と足すと、太陽光4kWで78万円・蓄電池10kWhで110万円(既存住宅・DRに参加しない場合)。都への報告は区の補助が決まったあと

    このページの金額と受付状況は、2026年10月22日に確かめたものです。申し込む前に、新宿区とクール・ネット東京のページで最新の状況を確かめてください。

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    編集長田中

    太陽光発電アドバイザーより

    新宿区は、太陽光1kWあたり10万円の区の補助がある区です。都は契約の前に事前申込、区は施工と支払いのあと。この順番を守れば都の分を取りこぼさず、予算が残っていて要件に合えば、区の分も最大40万円が乗ります。

    新宿区で気をつけたいのは、受付が4つの期に分かれていることと、書類です。足場をはずす前の写真、施工完了証明書、見積金額と同じ領収書。工事の前に業者と決めておいてください。

    このページは、新宿区の制度ページ・パンフレット・交付要綱と、クール・ネット東京の公式ページを読み直してまとめました。区の受付の期が変わったら、このページも直します。

    編集長 田中

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