
- 中央区は太陽光10万円/kW(上限35万円)・蓄電池1万円/kWh(上限10万円)の定額上乗せがあり、「中央エコアクト」の取組(年度内50ポイント)で太陽光15万円/kW(上限42万円)・蓄電池1.5万円/kWh(上限12万円)に増額される区。令和8年度分は受付中で、8月31日時点の予算残は38.9%。残20%になるとオンライン・郵送の受付が終わり窓口のみになる
- 東京都の2本と足すと(エコアクト特典)、太陽光3kWで87万円・4kWで90万円・5kWで102万円、蓄電池10kWhで112万円(DR参加なら122万円)・12kWhで132万円。セット(4kW+10kWh・DR参加)なら212万円。一般枠でも太陽光4kW83万円・蓄電池10kWh110万円
- 順序は「エコアクトは早めに・都は契約前・区は工事の2週間前」。都は契約前の事前申込、区は工事の2週間程度前までに交付申請し、決定通知が届いてから着工(決定前の着工は対象外)。区の申請はオンラインで可。2026年10月1日以降の蓄電池の事前申込はSIIの令和8年度登録機器のみ
- 中央区の蓄電池助成は太陽光またはエネファームとの常時接続が要件(蓄電池単体は区の対象外。太陽光への後付けは対象)。国・都との併用時は「導入費−都の助成」を上限に区の額が減額される規定があり、相場の下限を大きく下回る格安案件では区の分が目減りする(実例は5章)
- 区はリース機器・中古品は対象外、全量売電目的の太陽光は対象外、同じ機器は年度内1回、工事完了と支払い完了は2027年3月15日・完了報告は3月31日。クレジット払いは3月31日までに引き落とし完了、分割払いは3月31日までに全額完了が要件。賃貸オーナーや分譲マンションの管理組合も共同住宅用(太陽光10万円/kW・上限100万円)で申請できる
- 実質負担の目安は太陽光4kW・110万円で20万円、蓄電池10kWh・180万円で58万円、セット290万円で78万円(7章)。区内に本社を置くマイリフォ掲載業者はフューチャー・リレーション(日本橋人形町)の1社。東京都対応48社の調査表は8〜10章で公開
「中央区の補助金はまだ間に合う?予算はあとどれくらい?」
「エコアクトで1.5倍って何をすればいい?都と足すといくら戻る?」
「エコアクト→都→区の順番って本当?着工前に何を出す?」
この記事は、
令和8年度(2026年度)に中央区の住宅へ太陽光発電・家庭用蓄電池を設置する場合の補助金を、区の制度の現在地(予算残率と受付方法の切り替わり・工事2週間前申請の要件と対象外条件・蓄電池の接続要件)・エコアクトで1.5倍になる条件(年度内50ポイント)・東京都の補助額(太陽光15万円/kW+加算、蓄電池10万円/kWh+DR加算)・都と区を足した早見表(特典/一般)・減額規定の実例・「エコアクト→都は契約前→区は工事2週間前」の申請順序・実質負担と回収の目安・区内本社1社・東京都対応48社の調査結果まで1本にまとめたページです。
区の制度は中央区公式ページ(2026年9月4日掲載)と助成金パンフレット・対象機器要件一覧表・中央エコアクト家庭用ページ、都の制度はクール・ネット東京の公式ページを、マイリフォ編集部が2026年9月11日時点で確認しています。
先に重要な最新情報を3つ。
1つ目は、中央区の令和8年度助成は受付中で、8月31日時点の予算残が38.9%(予算4,300万円・申請累計2,626.8万円)だということ。区は予算残額割合を毎月初旬に公表しており、残20%に達した時点でオンライン・郵送の受付が終わり、窓口のみになります。4月から8月末までの5か月で約61%を消化したペースが続けば、年内に20%ラインに達してもおかしくありません。
2つ目は、国の「DR家庭用蓄電池事業」(上限60万円)が2026年5月29日で、国のCEV補助金(V2H・外部給電器分)が8月27日で受付を終了したこと。いま中央区民が使える設備補助は、東京都の2本と区の上乗せ(エコアクトで1.5倍)の3本に絞られました。
3つ目は、2026年10月1日以降に東京都へ蓄電池の事前申込をする分から、対象機器がSIIの「令和8年度登録済製品」に切り替わること。加えて中央区の増額は「申請する年度に中央エコアクトで50ポイント以上を獲得していること」が要件で、工事完了時のポイント数で助成額が確定します。エコアクトの登録と省エネ行動は、見積もり依頼と同時に始めるのが正解です。
中央区民にとっては「エコアクト→都は契約前→区は工事の2週間前」という順序と、「どの業者に頼むか」の2つが、自己負担額を左右する分かれ道になっています。
30秒でわかる|中央区で太陽光・蓄電池を設置したら実質いくら?補助金シミュレーション
区市町村で「中央区」を選び、太陽光の容量と蓄電池の容量を選ぶだけで、東京都の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。太陽光のみ・蓄電池のみ・セットを切り替えて比較できます。
中央区は太陽光10万円/kW(上限35万円)・蓄電池1万円/kWh(上限10万円)の上乗せがあり、「中央エコアクト」の取組で太陽光15万円/kW(上限42万円)・蓄電池1.5万円/kWh(上限12万円)に増額されます。シミュレーターは一般枠で計算し、「中央エコアクトに参加する」にチェックを入れると特典枠に切り替わります(区は令和8年度分を受付中・8月31日時点の予算残38.9%)。
30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?
下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。
| 設置費用の目安(税抜) | — |
|---|---|
| 東京都・蓄電池助成 | — |
| 東京都・太陽光助成 | — |
| 区市町村の助成 | — |
| 実質自己負担額の目安 | — |
出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年9月6日確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。
この記事は、太陽光発電アドバイザーの資格を持つマイリフォの編集長田中が監修しています。
記事の監修者

編集長田中
【保有資格】
- 太陽光発電アドバイザー
太陽光発電・蓄電池の比較サイト「マイリフォ」編集長。東京都内の補助金制度・施工業者を徹底調査し、後悔しない設備導入のための情報を発信しています。詳しいプロフィールはこちら。
1. 【結論】中央区の太陽光・蓄電池補助金はいくら?区の上乗せはエコアクトで1.5倍(太陽光15万円/kW・蓄電池1.5万円/kWh)、令和8年度は受付中で予算残38.9%、東京都の「15万円/kW・10万円/kWh」に上乗せ

まず結論から。
令和8年度(2026年度)に中央区の住宅で使える太陽光発電・蓄電池の補助金は、東京都の「家庭における太陽光発電導入促進事業」と「家庭における蓄電池導入促進事業」(いずれも実施:東京都環境公社/クール・ネット東京)の2本と、中央区の「住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成」(太陽光10万円/kW・上限35万円、蓄電池1万円/kWh・上限10万円。中央エコアクトの取組で太陽光15万円/kW・上限42万円、蓄電池1.5万円/kWh・上限12万円に増額)の合わせて3本です。区は2026年4月1日から受付中で、8月31日時点の予算残は38.9%。国のDR補助金・CEV補助金(V2H分)は受付を終えています。
| 制度 | 太陽光発電(既存住宅) | 蓄電池 |
|---|---|---|
| 中央区 | 10万円/kW・上限35万円、エコアクトの取組で15万円/kW・上限42万円(JETまたはIEC認証の機器・区民)。受付中(工事の2週間前までに交付申請・予算残38.9%) | 1万円/kWh・上限10万円、エコアクトの取組で1.5万円/kWh・上限12万円(SII登録機器・太陽光またはエネファームと常時接続が要件・区民)。受付中 |
| 東京都 | 3.75kW以下は15万円/kW(上限45万円)、3.75kW超は12万円/kW+加算(陸屋根の架台・防水など) | 10万円/kWh(DR不参加は上限120万円/戸)+DR加算 |
| 国 | 単体では対象外 | DR補助金は2026年5月29日で受付終了(再開なし) |
ポイントは3つあります。
- 都の単価が手厚い。太陽光は既存住宅のほうが新築より高単価(15万円/kW)、蓄電池は「容量×10万円」というシンプルな計算式で、10kWhなら100万円
- 「3.75kWの谷」と「12kWhの上限」。太陽光は3kWでも3.75kWでも45万円、4kWなら48万円・5kWなら60万円と再び伸びる(2章)。蓄電池はDR不参加だと12kWhで上限120万円、DR参加で上限が外れる(3章)
- 中央区は「エコアクトで1.5倍」の区。太陽光42万円+蓄電池12万円の最大54万円が都に乗り、一般枠との差は計9万円。ただし区は「工事の2週間前」までに交付申請して決定通知の後に着工する事前申請方式で、国・都と併用すると「導入費−都の助成」を上限に区の額が減額される規定がある(5章)。蓄電池は太陽光かエネファームとの常時接続が要件
中央区の令和8年度分は9月11日時点で受付中ですが、予算残は8月31日時点で38.9%。残20%に達した時点でオンライン・郵送の受付は終了し、窓口のみになります。国のDR補助金は2026年5月29日に予算到達で終了し、東京都の2本も予算到達で受付が止まる先着制です。導入を決めているなら、エコアクトの登録を済ませ、都の事前申込を契約前に出し、区の交付申請を工事の2週間前までに出して決定通知を待つ段取りを、早めに組むのが鉄則です。
1-1. 中央区の補助金の現在地|令和8年度分を受付中(予算残38.9%・8月31日時点)、残20%でオンライン終了、工事の2週間前までに申請

「中央区の補助金はまだ間に合うの?」という疑問に、区公式の情報で答えます。
中央区には、住宅の太陽光発電システム・蓄電システム・エネファームなどの導入費用を助成する「住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成」があります。太陽光は1kWあたり10万円(上限35万円)、蓄電池は1kWhあたり1万円(上限10万円)の一般枠に、「中央エコアクト」(中央区版二酸化炭素排出抑制システム)の取組を実施している家庭は太陽光15万円/kW(上限42万円)・蓄電池1.5万円/kWh(上限12万円)に増額される、23区でも珍しい「参加で1.5倍」の設計です。
区公式の制度ページ(2026年9月4日掲載)によると、令和8年度の申請受付は2026年4月1日から予算がなくなり次第終了で、令和8年度予算4,300万円に対し申請受付累計2,626.8万円、予算残額割合は38.9%(8月31日時点・毎月初旬に更新)。予算残額が20%になった時点でオンライン・郵送の受付は終了し、窓口のみになります。
| 申請方法 | 受付の条件(区公式) | 状況(2026年9月11日時点) |
|---|---|---|
| オンライン申請フォーム | 予算残額が20%に達した日の23時59分まで | 受付中(残38.9%・8月31日時点) |
| 郵送 | 予算残額が20%に達するまで(当日の消印有効) | 受付中 |
| 窓口(本庁舎7階環境課・平日8時30分〜17時) | 常時受付(予算がなくなるまで) | 受付中 |
| 導入完了期限 | 2027年3月15日(工事完了と支払い完了) | ー |
| 完了報告期限 | 2027年3月31日 | ー |
つまり2026年9月11日時点では、区の上乗せはオンラインで申請できます。ただし4月から8月末までの5か月で予算の約61%を消化しており、月に12%前後のペースが続けば年内に20%ラインへ達してもおかしくありません(区の公表値からの編集部の単純試算)。中央区の補助は「工事の2週間程度前」までに交付申請し、区の決定通知を受けてから着工する事前申請方式で、東京都の「契約前の事前申込」と合わせて2つの事前手続きが要ります。さらに2027年3月15日までに工事完了と支払い完了、3月31日までに完了報告という期限があるので、秋のうちに区の交付申請を出しておくのが安全です(4章・6章)。
制度の中身は次のとおりです。一般枠と、中央エコアクトの取組を実施している場合の特典枠の2段構えになっています(他のメニューは1-3)。
| 対象区分 | 機器区分と主な助成要件 | 一般助成 | 中央エコアクトの取組を実施している場合 |
|---|---|---|---|
| 住宅(区民) | 太陽光発電システム:JET(電気安全環境研究所)またはIEC(IECEE-PV-FCS制度)の認証を受けたモジュール。発電した電力を住宅で使うこと(全量売電目的は対象外)。電力会社と電力受給契約を結ぶこと | 出力1kWあたり10万円・上限35万円 | 出力1kWあたり15万円・上限42万円 |
| 住宅(区民) | 蓄電システム:SII(環境共創イニシアチブ)が補助対象機器として認めたもの。太陽光発電システムまたはエネファームと常時接続するもの(配線図を提出) | 蓄電容量1kWhあたり1万円・上限10万円 | 蓄電容量1kWhあたり1.5万円・上限12万円 |
| 共同住宅(区内の賃貸共同住宅を所有する区民・中小事業者、分譲マンションの管理組合) | 太陽光発電システム(共用部で使用)。蓄電システムは共同住宅用のメニューなし | 出力1kWあたり10万円・上限100万円 | 増額なし |
見落としやすいのが対象外の条件と支払いの期限です。新たに購入して導入する未使用品が対象で、リース・中古品は対象外。太陽光は「発電量全量を売電する目的」の導入は対象外です。蓄電池は太陽光かエネファームとの常時接続が要件で、蓄電池だけを置く設置は区の対象になりません。同じ年度内の申請は機器ごとに1回まで。区の決定通知より前に着工した工事は対象外で、完了報告には支払い完了の証憑が必要です。クレジットカード払いは2027年3月31日までに口座引き落としを完了、分割払いは3月31日までに全額の支払いを完了することがパンフレットで求められているので、ローンや分割で支払う予定の方は、支払い方法と証憑の扱いを申請前に区と業者へ確認してください。
| 項目 | 令和8年度の要件・実務(区公式より) |
|---|---|
| 申請のタイミング | 導入工事の2週間程度前までに交付申請書と添付書類をオンライン申請フォーム・郵送・窓口(環境課ゼロカーボン推進係)で提出。区が審査し、交付決定通知書を郵送。通知を受領してから着工 |
| 主な提出書類(区民) | 交付申請書(オンラインなら不要)・発行後3か月以内の見積書とその内訳書の写し・機器の形状・規格・型番が分かる資料(パンフレット等)。太陽光はJETまたはIEC認証を受けたことが確認できる書類・配線図・電力会社との電力受給契約(接続契約)の書類。蓄電池は太陽光またはエネファームと接続していることが分かる配線図。自己所有でない住宅は導入承諾書、業者等が手続きを行う場合は委任状 |
| エコアクトの増額要件 | 中央エコアクト家庭用(専用WEBサイト・アプリ)に参加登録したのち、申請する年度に50ポイント以上を獲得していること(ウェルカムポイント・継続ポイント・友達招待ポイントは対象外)。工事完了時のポイント数で助成額が確定。完了報告時に導入完了日が確認できる書類(工事完了報告書・保証書等の写し)を提出 |
| 減額規定 | 「国・東京都の助成金を併用する場合、区の助成金が減額となる場合があります」(区公式)。申請時・完了報告時に国・都の助成額が確定していれば、その額を証する通知書等の写しを提出。仕組みと実例は5章 |
| 申請内容の変更 | 工事内容に変更がある場合は交付決定事項変更申請書(第4号様式)を提出し、承認後に着工。工事を中止する場合は取消申請書(第5号様式) |
| 完了報告 | 工事終了後、2027年3月31日までに完了報告書(オンライン可)・支払いが確認できる書類(領収書・振込依頼書等)・型番と導入場所が分かる書類(保証書・納品書等)・全パネルが確認できる写真・区内に転居して設置した場合は住民票を提出。審査後に交付額確定通知→請求書と口座振替依頼書(郵送・窓口のみ)→振込 |
| 対象者 | ①区内に住所を有する区民 ②区内に賃貸共同住宅を所有する区民 ③同・中小企業者等 ④区内の分譲共同住宅の管理組合(令和8年度)。いずれも機器を導入し費用を負担する方に限る |
手続きの全体像は「エコアクトは早めに・都は契約前・区は工事の2週間前」の三段構えです。エコアクトに登録して省エネ行動を始め、都の事前申込を契約前に出し、区の交付申請を工事の2週間前までに出して、区の決定通知を待ってから工事に入ります(申請の流れは4章・6章)。
参考:令和8年度住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成(中央区公式・予算残額の掲載あり)
1-2. 都と区を足すといくら?|中央区の早見表(エコアクト特典/一般・太陽光3〜6kW・蓄電池5〜16.4kWh)

東京23区の多くには区独自の上乗せがあり、中央区は「参加型の増額」がある珍しい区です。中央区の上乗せは定額型で、エコアクト特典なら太陽光は「出力×15万円」が2.8kWで上限42万円、蓄電池は「容量×1.5万円」が8kWhで上限12万円に達します(一般枠は3.5kW・10kWhで上限)。特典枠は少ない容量で区の満額に届くのが特徴で、狭小屋根の3kWでも区は満額です。
| 太陽光の容量 | 設置費の例(税抜) | 東京都 | 中央区(特典/一般) | 合計(特典/一般) | 実質負担(特典) |
|---|---|---|---|---|---|
| 3kW | 100万円 | 45万円 | 42万円/30万円 | 87万円/75万円 | 13万円 |
| 4kW | 130万円 | 48万円 | 42万円/35万円 | 90万円/83万円 | 40万円 |
| 5kW | 150万円 | 60万円 | 42万円/35万円 | 102万円/95万円 | 48万円 |
| 6kW | 180万円 | 72万円 | 42万円/35万円 | 114万円/107万円 | 66万円 |
| 蓄電池の容量 | 設置費の例(税抜) | 東京都(DR不参加) | 中央区(特典/一般) | 合計(特典/一般) | 実質負担(特典) |
|---|---|---|---|---|---|
| 5kWh | 120万円 | 50万円 | 7.5万円/5万円 | 57.5万円/55万円 | 62.5万円 |
| 7kWh | 160万円 | 70万円 | 10.5万円/7万円 | 80.5万円/77万円 | 79.5万円 |
| 10kWh | 200万円 | 100万円 | 12万円/10万円 | 112万円/110万円 | 88万円 |
| 12kWh | 230万円 | 120万円(上限) | 12万円/10万円 | 132万円/130万円 | 98万円 |
| 16.4kWh | 300万円 | 120万円(上限) | 12万円/10万円 | 132万円/130万円 | 168万円 |
本記事の7章と同じ価格で見ると(特典枠)、太陽光4kW・110万円は都48万円+区42万円で実質負担20万円、蓄電池10kWh・180万円(DR参加)は都110万円+区12万円で58万円、セット290万円は助成212万円で78万円です。一般枠なら太陽光で7万円、蓄電池で2万円だけ実質負担が増えます。
注意したいのは区は工事の2週間前までの申請で、決定通知の後に着工だという点と、減額規定です。区の助成は「導入費−国・都の助成」が上限なので、相場の下限を大きく下回る格安の見積もりでは区の分が目減りします(実例は5章)。区の分は完了報告と確定通知のあとの振込なので、都の分と同じくいったん立て替えます(1-1)。
1-3. 中央区の他のメニューとV2H・エアコン|エネファーム、高反射率塗料、賃貸オーナー・管理組合向けの共同住宅メニュー。V2Hは都のみ
太陽光・蓄電池と同じ制度の中に、住宅向けと共同住宅向けの他メニューがあります。給湯器の交換や屋根の塗り替えを同時に検討している家庭、区内に賃貸物件を持つオーナー、分譲マンションの管理組合はあわせて確認しておきましょう(申請は機器ごとに年度内1回)。
| 対象区分・機器 | 主な要件・内容 | 一般助成 | エコアクトの取組を実施している場合 |
|---|---|---|---|
| 住宅|家庭用燃料電池(エネファーム) | FCA(燃料電池普及促進協会)の指定機器 | 導入費用の20%・上限25万円 | 導入費用の35%・上限30万円 |
| 住宅|高反射率塗料等 | 屋上・屋根用高反射率塗料(日射反射率50%以上)、窓用日射調整フィルム・コーティング材(遮蔽係数0.7未満等) | 上限10万円 | 上限12万円 |
| 共同住宅|太陽光発電システム | 共用部で使用。賃貸共同住宅を所有する区民・中小事業者、分譲マンションの管理組合(総会決議書が必要) | 10万円/kW・上限100万円 | 増額なし |
| 共同住宅|高反射率塗料等/LEDランプ | 共用部。LEDは既存の非LED照明からの改修 | 20%・上限35万円/上限30万円 | 増額なし |
| V2H(充放電設備) | 区の明記メニューなし | 東京都の助成のみ | ー |
| エアコン | 住宅向けの対象なし(事業所用のみ)。東京都の「東京ゼロエミポイント」の対象 | ー | ー |
屋根に太陽光を載せられない家の「もうひとつの入り口」
東京都の蓄電池助成の要件は「太陽光発電の設置」または「再生可能エネルギー電力メニューの契約」です。北向きの屋根や狭小地、マンションの専有部などで太陽光を設置できない住宅でも、再エネ電力プランに切り替えれば都の蓄電池助成の対象になり得ます。ただし中央区の蓄電池助成は太陽光またはエネファームとの常時接続が要件なので、この経路では区の上乗せは受けられず、都の分だけになります。エネファームと組み合わせる場合は、蓄電池・エネファームともに区の対象です。
V2Hは中央区に明記のメニューがなく、国のCEV補助金(V2H分)も2026年8月27日で受付を終了したため、いまは東京都のV2H助成(対象経費の1/2・上限50万円。太陽光の設置とEV・PHEVの所有など増額要件を満たすと10/10・上限100万円)の1本です。都のV2H助成は二世帯住宅が対象外で、契約前の事前申込が必要な点は太陽光・蓄電池と同じです(5-1参照)。
参考:令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業(クール・ネット東京)
2. 東京都の太陽光補助金|既存15万円/kW・上限45万円、「3.75kWの谷」と陸屋根の加算

都の太陽光補助金の基本額は、新築住宅か既存住宅かで単価が異なります。中央区の住宅の多くは既存住宅に該当します。
| 住宅区分 | 出力 | 補助単価・上限 |
|---|---|---|
| 既存住宅 | 3.75kW以下 | 15万円/kW(上限45万円) |
| 既存住宅 | 3.75kW超50kW未満 | 12万円/kW(助成対象経費が上限) |
| 新築住宅 | 3.6kW以下 | 12万円/kW(上限36万円) |
| 新築住宅 | 3.6kW超50kW未満 | 10万円/kW(助成対象経費が上限) |
中央区は太陽光に10万円/kW(上限35万円。エコアクトの取組で15万円/kW・上限42万円)の上乗せがあるため、受給額は東京都の「出力×単価」+中央区(特典枠は2.8kW以上、一般枠は3.5kW以上で上限固定)で見当がつきます。都と区を足した容量別の合計は1-2の早見表にまとめたので、ここでは都の額だけを既存住宅の容量別に試算します。
| 設置容量 | 計算式 | 補助額(既存住宅) |
|---|---|---|
| 2.5kW | 2.5×15万円 | 37.5万円 |
| 3kW | 3×15万円 | 45万円(上限到達) |
| 3.5kW | 3.5×15万円=52.5万円 | 45万円(上限適用) |
| 3.75kW | 3.75×15万円=56.25万円 | 45万円(上限適用) |
| 4kW | 4×12万円 | 48万円 |
| 5kW | 5×12万円 | 60万円 |
| 6kW | 6×12万円 | 72万円 |
注目してほしいのが「3.75kWの境界」で起きる逆転現象です。3.75kW以下は単価15万円/kWですが上限45万円で頭打ちになるため、3kWでも3.5kWでも3.75kWでも受給額は45万円。ところが3.75kWを超えると単価は12万円/kWに下がる代わりに上限の縛りがなくなり、4kWなら48万円、5kWなら60万円と容量に比例して伸びていきます。
2-1. 基本額に上乗せできる「加算」|陸屋根なら架台+防水のダブル加算

| 加算の種類 | 金額 | 対象 |
|---|---|---|
| 架台設置加算 | 既存戸建住宅10万円/kW、既存・新築の集合住宅20万円/kW | 陸屋根等に架台を設置する場合(材料費・工事費が上限。新築戸建は対象外) |
| 防水工事加算 | 18万円/kW | 既存住宅の陸屋根で防水工事を行う場合(材料費・工事費が上限) |
| 機能性PV加算 | 最大10万円/kW | 防眩型など機能性の認定条件あり(令和8年度の区分は公式で要確認) |
| 災害補償・故障補償等への加入費 | 7,000円/契約 | 補償等に加入する場合 |
既存戸建の陸屋根に5kWを架台設置し防水工事も行うケースでは、基本額60万円+架台最大50万円+防水最大90万円で計算上の上限は200万円(架台・防水は実際の材料費・工事費が上限)。集合住宅は架台加算が20万円/kWとさらに手厚く、管理組合による屋上太陽光の導入では大きな追い風になります(6-2参照)。
参考:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)
3. 東京都の蓄電池補助金|10万円/kWh・上限120万円とDR加算、太陽光なしでも使える要件

| 区分 | 補助単価 | 上限額 |
|---|---|---|
| 蓄電池パッケージ(新規設置) | 10万円/kWh | DRに参加しない場合120万円/戸 |
| 蓄電池ユニット増設 | 6万円/kWh | DRに参加しない場合72万円/戸 |
| DR加算(EMS・IoT機器を新規設置) | 15万円/台 | ー |
| DR加算(EMS・IoT機器の新規設置なし) | 10万円/台 | ー |
| 災害補償・故障補償等への加入費 | 7,000円/契約 | ー |
令和8年度は補助単価が12万円/kWh→10万円/kWhに下がる一方、DR加算はEMS・IoT機器の新規設置で15万円/台に増えました(変更点の詳細は東京都の蓄電池補助金の完全ガイド)。

中央区は蓄電池に1万円/kWh(上限10万円。エコアクトの取組で1.5万円/kWh・上限12万円)の上乗せがあるため、受給額は「容量×10万円」+DR実証へ参加する場合の加算+中央区(特典枠は8kWh以上、一般枠は10kWh以上で上限固定)で見当がつきます(都と区を足した早見表は1-2)。中央区の蓄電池助成は太陽光またはエネファームとの常時接続が要件で、蓄電池単体の設置は区の対象外です(都の分は要件を満たせば受けられます)。
| 蓄電容量 | DR不参加(上限120万円) | DR参加(EMS・IoT機器の新規設置なし) | DR参加(EMS・IoT機器を1台新規設置) |
|---|---|---|---|
| 5kWh | 50万円 | 60万円 | 65万円 |
| 7kWh | 70万円 | 80万円 | 85万円 |
| 10kWh | 100万円 | 110万円 | 115万円 |
| 12kWh | 120万円(上限) | 130万円 | 135万円 |
| 16kWh | 120万円(上限) | 170万円 | 175万円 |
DR(デマンドレスポンス)とは、電力の需給がひっ迫したときに電力会社側からの要請で蓄電池の充放電を調整する仕組みです。実証に参加する場合は、交付申請(実績報告)の前までにDR実証の契約を済ませておく必要があります。12kWhで見ると、DR不参加なら120万円、DR参加なら130万円、EMS・IoT機器を新規に1台入れれば135万円です。
表の数字は「制度上の上限」です。実際の交付額は設置価格(税抜)との比較で決まるため、価格を抑えた案件ほど工事価格側が上限になります(検算は7章)。
参考:令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)
4. 受付スケジュールと「期限の3層構造」|10月1日のSII切替・設置済みならパワコン更新助成

| 項目 | 太陽光 | 蓄電池 |
|---|---|---|
| 事前申込 | 2026年5月29日受付開始(契約前に行う。有効期限は受付日から1年) | 同左 |
| 交付申請兼実績報告 | 2026年6月30日受付開始(設置完了後) | 同左 |
| 設置・実施期限 | 事業の実施期限は2029年3月30日 | 対象機器の設置期間は2026年4月1日〜2029年3月30日 |
| 10月1日の切替 | ー | 2026年10月1日以降の事前申込は、SIIの令和8年度登録済製品のみが対象(4月1日〜6月30日に契約が完了した案件を除く) |
| 4〜6月契約の特例 | 2026年4月1日〜6月30日に契約した案件は、事前申込前の契約でも対象(手引きで確認) | 同左 |
| 終了条件 | 予算上限に達した時点で受付終了 | 同左 |
「2029年まで制度があるなら急がなくていい」は早計です。期限は①事業全体の実施期限(2029年3月30日)/②年度ごとの受付期間(年度が替わると単価・要件が見直される)/③予算上限による早期終了(予測不能)の3層でできています。蓄電池の単価は令和7年度の12万円/kWhから令和8年度は10万円/kWhへ下がっており、太陽光の「既存15万円/kW」が来年度も続く保証はありません。
4-1. 設置済みの方へ|パワーコンディショナ更新に1/2・上限10万円の助成

「うちはもう太陽光を載せてるから関係ない」という方にこそ知ってほしいのが、東京都の「太陽光発電システムに係るパワーコンディショナ更新費用助成事業」です。パワコンの寿命は一般に10〜15年程度で、2010年代前半に設置した家庭はちょうど交換時期。交換費用の相場は工事費込みで20万〜40万円程度が目安なので、上限10万円の助成はインパクトが大きいです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 助成額 | 助成対象経費(機器費・工事費、消費税除く)×1/2。上限10万円/台。災害補償等への加入費7,000円/契約も対象 |
| 受付期間 | 2026年6月30日〜2027年3月31日 |
| 対象となる更新設置期間 | 2023年1月31日〜2029年3月30日 |
| 主な要件 | 既設太陽光の継続利用が目的/未使用のパワコン/既設モジュールがJETPVm認証相当等/発電電力を住宅で使用 |
| 申請方式 | 交付申請兼実績報告方式(事前申込は不要)。電子申請。金融機関発行書類等による申請者確認あり |
太陽光本体の補助金と違って事前申込が不要な事後申請方式で、対象期間は2023年1月31日まで遡ります。「一昨年パワコンを交換したけど、そんな助成知らなかった」という方も、要件を満たせば今から申請できる可能性があります。既設の太陽光に蓄電池を後付けする場合は、3章の蓄電池助成(既設太陽光があれば要件を満たす)と組み合わせられます。
5. 補助金の併用ルール|中央区の「減額規定」はいつ効く?格安見積もりの落とし穴、都175万円+区54万円、V2H

複数の補助金を並べると、つい単純に足し算したくなります。しかし実際の交付額は控除ルールで決まります。東京都の助成額は、次の2つを比べて小さいほうが採用されます。
| 設備 | ①助成対象経費 | ②助成額 |
|---|---|---|
| 太陽光 | (機器費+工事費)-国および他の地方公共団体からの補助金(税抜) | 発電出力×単価(+加算) |
| 蓄電池 | (蓄電池機器費+工事費+IoT機器費+IoT工事費)-国および他の地方公共団体からの補助金(税抜) | 蓄電容量×10万円+加算額 |
注目すべきは①の「他の地方公共団体からの補助金」という部分です。ここには区市町村の助成が含まれます。区から助成を受けると、その分だけ都の助成対象経費が目減りするため、価格を抑えた案件ほど「区と都の単純合算」からズレていきます。
⭐中央区民が知っておきたい「減額規定」と、格安見積もりの落とし穴
中央区の上乗せは定額(特典で太陽光42万円・蓄電池12万円が上限)なので、①の控除項目に入る区の助成は経費に比べて小さく、都の計算式はほぼそのまま効きます。ただし中央区には、国・都の助成金と併用する場合に「導入費−国・都の助成」を上限に区の助成を減額する規定があります。太陽光4kWなら導入費が90万円未満、3kWなら87万円未満、5kWなら102万円未満、蓄電池10kWhなら112万円未満(DR参加は122万円未満)の案件で、区の額が上限より減ります。
実例を1つ。仮に太陽光4kWを88万円(22万円/kW・相場の下限を大きく下回る仮定)で契約できた場合、都の助成は4kW×12万円=48万円で、導入費から都の分を引いた残りは40万円。区の助成は上限42万円ではなく40万円に減額され、都と区の合計は導入費の全額(88万円)で頭打ちになります。「損をする」のではなく「導入費を超えて助成は出ない」というだけですが、「補助金で実質無料」という見積もりは、この規定に照らして中身を確認してください。
もう1つ覚えておきたいのが定額型の利点です。区の助成が「経費の20%」のような率型の区では相見積もりで値引きすると区の助成も減りますが、中央区の定額は相場の範囲内で値引きしても減りません。値引き分がそのまま実質負担の減少になるので、相見積もりをためらう理由はありません。減額が効くのは上の実例のような格安水準だけです。
| 組み合わせ | 併用可否 | ポイント |
|---|---|---|
| 東京都の太陽光 × 東京都の蓄電池 | 併用可 | 別設備のため両方に申請できる。セット導入の王道(5-1) |
| 太陽光・蓄電池 × 中央区の上乗せ | 併用可(区公式:減額の場合あり) | 区は「導入費−国・都の助成」を上限に減額する規定(残額方式)があり、都は区の分を助成対象経費から控除する。相場の下限を大きく下回る格安案件だけ影響(上のbox)。申請時・完了報告時に都の交付額が確定していれば、通知の写しを区へ提出 |
| 太陽光・蓄電池 × 東京都のV2H助成 | 併用可 | 太陽光+EV所有ならV2Hの増額助成(10/10・上限100万円)の条件も満たせる。国のCEV補助金(V2H分)は2026年8月27日で受付終了 |
| 家庭における太陽光 × 東京ゼロエミ住宅の太陽光助成 | 併用不可 | 同一設備への都の重複助成は不可。新築でゼロエミ認証を取るならどちらか選択 |
| 家庭における太陽光 × 初期費用ゼロ事業 | 併用不可 | リース・PPAを使う場合は事業者経由の助成に一本化される(6-2参照) |
| 国のDR蓄電池補助 × 東京都の蓄電池 | (受付終了) | 国DRは2026年5月29日で終了。新規の併用は不可 |
- 都・公社の他の同種助成との重複は不可(太陽光と蓄電池のように設備が違えば別枠)
- 施工業者からのキャッシュバックやポイント還元があった場合、その分は助成対象経費から除外される
- 助成対象経費は税抜で計算する。見積書の税込総額で暗算すると数万円ずれる
- 令和8年度から、実績報告時に金融機関発行の証明書等の提出が必須になった。振込の控えは必ず保管する
5-1. 王道は「太陽光×蓄電池」のセット導入|都だけで最大175万円、V2Hは太陽光+EVで10/10
令和8年度の東京都で最も費用対効果が高い組み合わせは、太陽光×蓄電池のセット導入です。昼に発電した電気を蓄電池に貯めて夜使うことで買電量を最小化でき、補助金も太陽光と蓄電池の両方を満額で受給できます。3.75kW以下の上限45万円と、12kWh・DR参加の130万円を合わせると175万円が視野に入り、4kW以上を載せられる屋根ならさらに上振れします。太陽光を載せると、蓄電池助成の要件(太陽光の設置または再エネ電力メニューの契約)も自動的に満たせます。
EV・PHEVをお持ちなら、都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」も選択肢です。通常は対象経費の1/2・上限50万円ですが、太陽光発電(50kW未満)の設置とEV・PHEVの所有など増額要件を満たすと10/10・上限100万円になります。国のCEV補助金(V2H・外部給電器分)は2026年8月27日に交付申請の受付を終了したため、これから申し込む方は都の助成だけで資金計画を立ててください(車両分のCEV補助金は継続中)。二世帯住宅は同事業の対象外です。詳細は国の太陽光・蓄電池・V2H補助金の完全ガイドとクール・ネット東京のV2H公式ページでご確認ください。
6. 申請方法と流れ|「契約前の事前申込」と、中央区で業者に聞く3項目

太陽光も蓄電池も「原則、契約前に事前申込」が必要です。工事契約を先に結んでしまうと助成対象外になりかねません。一方、4-1のパワコン更新助成は事前申込不要の事後申請方式。同じ制度群でも手続きの型が真逆なので、混同しないよう注意してください。
| ステップ | 内容 | ポイント |
|---|---|---|
| ①業者選定・見積もり | 複数社から見積もりを取得。太陽光は載せられる最大容量と加算の適用可否、蓄電池はSII登録機器(10月以降は令和8年度登録)の取扱いを確認 | この段階では契約しない。見積内訳を制度別に振り分けられる業者を選ぶ |
| ②事前申込 | クール・ネット東京へ電子申請(2026年5月29日受付開始)。受付番号が発行される | 契約前に必ず行う。中央区の補助は工事の2週間程度前までの交付申請が必要で、区の決定通知が届く前に着工した工事は対象外。区の交付申請は見積書と内訳書の写しで出せるので、都の事前申込のあと契約の前後どちらでも出せる。エコアクトの50ポイントは工事完了時に判定されるので、登録と省エネ行動は見積もり依頼と同時に始める |
| ③契約・設置工事 | 事前申込後に業者と契約し、設置 | 設置期間は2029年3月30日まで。DR参加は交付申請までにDR実証契約。支払いの控えは実績報告で必要 |
| ④交付申請兼実績報告 | 設置完了後に申請(2026年6月30日受付開始) | 設置写真・契約書・金融機関発行の証明書等を添付。事前申込の受付日から1年以内 |
| ⑤審査・交付決定・振込 | 書類審査を経て指定口座へ振込 | 公式に一律の振込時期は示されていない。全額立替え前提で資金計画を |
申請前に、対象要件の最終確認も。特に重要なのは次の4つです。
- 未使用品であること:中古パネル・中古蓄電池は対象外。既存の太陽光システムへのパネル増設も対象外(蓄電池の後付けは対象)
- 住宅で電力を使用すること:発電した電力を住宅部分で使う「自家消費」が前提。投資目的の全量売電は対象外
- 認証・登録を受けた機器であること:太陽光はJETPVm認証相当またはIECEE-PV-FCS制度加盟認証機関の認証等、蓄電池はSII登録の据置型のみ(ポータブル電源は対象外)
- 出力50kW未満であること:家庭用ではまず問題にならないが、法人・集合住宅の大規模案件は上限に注意
6-1. 見積もりの前に業者へ聞くべき3項目
金額の大小より、手続きを正しく回せる会社かどうかのほうが結果に響きます。最初の面談で次の3つを聞いてください。
| 聞くこと | なぜ聞くのか | 望ましい答え |
|---|---|---|
| 事前申込はいつ・誰が出しますか? | 契約前に受付されていないと助成が消えるため | 契約前に自社が代行して出す、と即答できる |
| この屋根に載せられる最大容量と使える加算は?この蓄電池はSIIの令和8年度登録済みですか? | 3.75kWの谷・加算・10月1日のSII切替で受給額が数十万円変わるため | 現地調査をもとに容量別の受給額と加算の適用可否を並べ、蓄電池は型番ベースで登録状況を回答できる |
| 見積書に区の補助金や、終了した国の補助金が入っていませんか? | 中央区の特典枠はエコアクトの50ポイントが前提で業者が確約できるものではなく、区には「導入費−都の助成」を上限に減額する規定があり、国のDR・CEV(V2H分)は受付終了のため | 一般枠と特典枠を分けて見積書に注記でき、減額規定と支払い完了の期限(2027年3月15日)を知っていて、国の分は計上していない(または即座に訂正できる) |
3つ目で言葉を濁す会社は、制度の更新を追えていない可能性があります。補助金の実務は日付で結論が変わる世界なので、金額の根拠がいつ時点のものかは必ず確認してください。
令和8年度から金融機関発行書類等による申請者・事業者の実在性確認が導入され、不適切な代行申請への監視が強まりました。施工業者が代行するのが一般的で問題はありませんが、事前申込がいつ受け付けられたか、申請内容がどうなっているかは自分で把握しておくことをおすすめします。マンションの専有部分への設置も対象になりえますが、管理規約の確認と管理組合の同意が必要です。
6-2. 現金購入だけじゃない|初期費用ゼロ・都の共同購入・マンション管理組合の選択肢

①初期費用ゼロ(リース・PPA):「住宅用太陽光発電初期費用ゼロ促進の増強事業」の対象で、助成金はサービス事業者に交付され、利用料金の減額やキャッシュバック等で住宅所有者に還元されます。既存住宅3kW以下は通常購入の15万円/kWに対し初期費用ゼロ経由は18万円/kWと、小容量帯ではゼロ円プラン経由のほうが助成単価が高い設計です。ただし10年前後の長期契約が基本で、契約期間トータルでは現金購入が有利になるケースも多いため、「購入した場合の実質負担」と「ゼロ円プランの総支払額」を必ず並べて比較してから決めましょう。
②都の共同購入「みんなのおうちに太陽光」:参加希望者を集めて一括発注する都の事業で、市場価格より割安な購入単価が期待できます。募集期間が区切られ、機種や施工業者を自分で選べない点は理解した上で、「相見積もりの比較対象の1つ」として登録する使い方が賢い方法です。
7. 中央区で太陽光・蓄電池を設置する費用相場と実質負担|太陽光のみ・蓄電池のみ・セットの3ケースで検算

住宅用太陽光発電は工事費込みで1kWあたり25万〜35万円程度、家庭用蓄電池は容量と施工条件で幅があります。東京都内の市場価格をもとにした目安は次のとおりです。
| 太陽光の容量 | 本体+工事費の相場(税抜) | 都の補助金(既存住宅) |
|---|---|---|
| 3.5kW | 90〜125万円 | 45万円(上限) |
| 4kW | 100〜140万円 | 48万円 |
| 5kW | 125〜175万円 | 60万円 |
| 6kW | 150〜210万円 | 72万円 |
| 蓄電池の容量 | 本体+工事費の相場(税抜) | 都の補助金(DR不参加) |
|---|---|---|
| 5kWh | 100〜140万円 | 50万円 |
| 7kWh | 140〜180万円 | 70万円 |
| 10kWh | 180〜230万円 | 100万円 |
| 12kWh | 200〜260万円 | 120万円(上限) |
| 16.4kWh | 260〜320万円 | 120万円(上限) |
7-1. 補助金活用後の実質負担額|中央区の3ケース
以下は相場の下限に近い価格で契約できた場合の試算です。助成対象経費は税抜で計算されるため、金額はすべて税抜です。中央区の上乗せはエコアクトの特典枠(太陽光4kWで42万円・蓄電池10kWhで12万円)で計算し、いずれの価格でも減額規定は発動しません。一般枠の場合は太陽光が7万円、蓄電池が2万円だけ実質負担が増えます。区の助成は完了報告と確定通知のあとに振り込まれるため、区の分も含めていったん立て替えます。
| ケース①:既存住宅に太陽光4kWのみ | 金額 |
|---|---|
| 太陽光本体+工事費 | 110万円 |
| 東京都の太陽光補助金(4kW×12万円) | −48万円 |
| 中央区の上乗せ(エコアクト特典:4kW×15万円→上限42万円) | −42万円 |
| 実質負担額 | 20万円 |

| ケース②:蓄電池10kWhのみ(DR実証に参加) | 金額 |
|---|---|
| 蓄電池本体+工事費 | 180万円 |
| 東京都の蓄電池補助金(10kWh×10万円)+DR加算10万円 | −110万円 |
| 中央区の上乗せ(エコアクト特典:10kWh×1.5万円→上限12万円) | −12万円 |
| 実質負担額 | 58万円(DR不参加なら助成112万円で68万円) |
| ケース③:太陽光4kW+蓄電池10kWhをセット設置(DR実証に参加) | 金額 |
|---|---|
| 太陽光+蓄電池の本体+工事費 | 太陽光110万円+蓄電池180万円=290万円 |
| 東京都の太陽光補助金(4kW×12万円) | −48万円 |
| 東京都の蓄電池補助金+DR加算 | −110万円 |
| 中央区の上乗せ(エコアクト特典:太陽光42万円+蓄電池12万円) | −54万円 |
| 実質負担額 | 78万円(助成合計212万円) |
太陽光は「3.5kWで止めた場合」と比べると分かりやすく、3.5kW・100万円なら助成87万円で実質負担13万円。ケース①(4kW・20万円)との差は7万円で、7万円の追加負担で0.5kW分の発電量が増えるなら、多くの場合は4kWに振ったほうが回収は早くなります。これが「3.75kWの谷」の実務上の意味です。
ケース③のセットは太陽光単体に蓄電池を足しても実質負担の増加は58万円。「東京では蓄電池をつけても太陽光単体とそれほど変わらない負担で済む」と言われる理由がここにあります。
助成額は制度で決まっているのに対し、設置価格は業者によって大きく変わります。太陽光4kWの相場の幅は40万円、蓄電池10kWhは50万円(DR加算の5倍)。制度を読み込むことと同じくらい、相見積もりで設置価格を抑えることが効きます。
7-2. 2026年度は「売る」より「使う」設計|FIT二段階と太陽光4kWの回収目安
太陽光発電協会の目安では、設置条件が良好な場合の年間発電量は1kWあたり約1,000kWh(4kWなら年間およそ4,000kWh)。2025年10月に始まったFITの「初期投資支援スキーム」が2026年度も継続し、10kW未満の住宅用の買取単価は運転開始から4年目まで24円/kWh、5〜10年目8.3円/kWh(10年平均約14.58円)の二段階です。家庭が買う電気は1kWhあたり30円前後ですから、5年目以降は売るより自宅で使ったほうが3倍以上お得。制度そのものが「余った電気を売る」から「発電した電気を家で使い切る」方向へ舵を切ったということで、昼間に人がいない家ほど蓄電池と組み合わせる意味が大きくなります。
| 項目(4kW・自家消費率30%) | 1〜4年目 | 5〜10年目 |
|---|---|---|
| 自家消費による削減(1,200kWh×30円) | 36,000円 | 36,000円 |
| 売電収入(2,800kWh) | 67,200円(24円) | 23,240円(8.3円) |
| 年間の効果 | 約103,000円 | 約59,000円 |
7-3. 買わずに持つ選択肢|太陽光のない戸建なら「てるまるでんちプロジェクト」も(東急パワーサプライ)
太陽光を載せられない戸建向けに、東急パワーサプライ(本社:世田谷区用賀)は「てるまるでんちプロジェクト」も実施しています。蓄電池を自分で買わずに設置するルートなので、本記事の「自分で購入して都と区の補助金を受ける」ルートと分けて理解しておきましょう(中央区の助成はリース機器が対象外です)。
| 項目 | てるまるでんちプロジェクト(2026年度) |
|---|---|
| 仕組み | 東急パワーサプライが都の蓄電池補助とアグリゲーション事業を活用し、同社が所有する蓄電池を無償で家庭に設置。充放電は同社が遠隔制御(安い時間帯に充電・高い時間帯に放電)、停電時は自立運転 |
| 対象 | 東京都内で、太陽光発電設備が設置されていない戸建世帯 |
| 機器 | オムロン ソーシアルソリューションズ製 13.0kWh(実効容量11.6kWh)。屋内外どちらにも設置可 |
| スケジュール | 先行エントリーは2026年6月18日から本申込受付開始まで(本申込は7月中旬頃の予定)。11月30日までに申込と設置工事を完了した世帯に先行エントリー特典 |
| 2025年度の実績(同社公表) | 2026年4月の電気代削減は最大3,294円/月(18.1%)・平均1,589円/月(11.8%)。サービス満足度94.0% |
参考:「てるまるでんちプロジェクト」2026年度先行エントリー(東急パワーサプライ・PR TIMES)
8. 【調査結果】東京都対応の太陽光・蓄電池業者48社を1社ずつ確認しました

ここからは「中央区でどの業者に頼むか」の話です。
マイリフォでは、東京都に対応する太陽光・蓄電池の業者48社について、公式サイトの記載・登記情報(国税庁法人番号公表サイト)・国土交通省の建設業者データベース・Googleマップの口コミを1社ずつ手動で確認し、業者データベースとして公開しています。
その調査結果を1枚にまとめたのが下の表です(クリックで拡大)。

表の見方は次のとおりです。
- マイリフォ評価:「独自」は各社への取材にもとづく7軸評価(70点満点を5点換算)、「参考」はGoogle口コミの点数・件数をベイズ補正した参考値。取材済みは13社
- 設備・特徴タグ:「太陽光」列が◯の業者が太陽光の設置に対応。補助金申請サポート・自社施工・建設業許可などのタグは業者データベースの絞り込み検索と同じ基準。一括見積もりサイトは紹介社数を表示
- 建設業許可・法人番号:◯=許可番号・法人番号を公的データベースで確認済み、△=記載はあるが確認できず、—=記載なし
- Google口コミ:各社の確認日時点の値で、変動します。件数が2件以下の場合は「参考件数未満」
9. 補助金に強い業者の選び方|中央区で確認したい8つのチェックポイント

令和8年度の東京都の補助金は「金額は大きいが、ルールは複雑」。だからこそ、どの業者に頼むかで受給額も手間も大きく変わります。マイリフォの7軸評価と同じ基準で、確認すべき8点をまとめました。
| チェックポイント | 確認すること |
|---|---|
| ①都の事前申込を契約前に自社で出せるか | 中央区は都(契約前の事前申込)・区(工事2週間前の交付申請)・エコアクト(年度内50ポイント)の3つの段取りが必要。都の申込を「契約前に・自社で」出せるか、区の交付申請(オンライン可・見積書と内訳書・配線図・JET認証書類)から完了報告(3月31日・支払い完了の証憑)まで代行できるか、特典枠と一般枠の両方で受給額を試算できるか、減額規定を知っているか、不採択時の扱い(再申請・補填の有無)も契約前に確認 |
| ②加算まで含めた補助金設計 | 3.75kWの谷を踏まえた容量提案と、架台・防水・機能性PVの加算の適用可否を説明できるか |
| ③SII令和8年度登録機器への対応 | 10月1日以降の申込を見据えた蓄電池の機種選定ができているか。旧年度リストの機種を勧める業者は情報が古い可能性 |
| ④モジュールの認証 | JETPVm認証、またはIECEE-PV-FCS加盟機関の認証を受けたモジュールか(未認証だと都の助成対象外) |
| ⑤相見積もりを嫌がらないか | 即決を迫る業者、「今日だけの価格」を出す業者は候補から外す |
| ⑥料金の透明性 | 見積書に本体・工事費・諸経費の内訳があるか。ハイブリッド型パワコンの計上先を説明できるか |
| ⑦施工体制と許認可 | 自社施工か外注か。電気工事業の登録・建設業許可の番号を公式サイトに掲載しているか(8章の調査表の◯△—) |
| ⑧保証・アフター | メーカー保証(出力保証・機器保証)に加えて施工保証・自然災害補償・定期点検の有無。保証の主体が「メーカー」か「業者」か |
進め方はシンプルで、①候補を3〜5社に絞る(10章の一覧と調査表を使う)→②2〜3社から相見積もりを取る→③価格・提案内容(容量と加算)・申請代行の範囲の3軸で比較→④契約前に「事前申込の日付」を業者と確認、の4ステップです。
10. 中央区の太陽光・蓄電池業者一覧|区内に本社を置く業者と、マイリフォの業者データベース

気になる業者があれば、各社の詳細ページから口コミ・料金・補助金サポートの実態を確認できます。
10-1. 中央区に本社を置く業者|日本橋人形町のフューチャー・リレーション(千葉電力グループ)
マイリフォの業者データベースには、中央区に本社を置く会社が1社登録されています。日本橋人形町のフューチャー・リレーション(千葉電力グループ)です。区内本社にこだわる必要はありませんが、「区の申請窓口(築地の本庁舎)に近い」「区の制度とエコアクトの段取りを何度も経験している」会社は相見積もりの1社として価値があるので、まず押さえておきましょう。
| 会社 | 本社 | マイリフォ評価 | タイプ・強みの方向 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社フューチャー・リレーション | 中央区日本橋人形町2-25-15(2006年設立) | 4.8(参考) | 販売から設計・施工までグループで一貫:新電力を運営するグループ会社の千葉電力(登録電気工事業者)が設計〜施工を担い、電気料金プランとあわせて相談できる | フューチャー・リレーションの口コミ・評判を見る |
フューチャー・リレーションは日本橋人形町に本社を置く太陽光・蓄電池の販売施工会社で、同じ代表が率いる新電力の千葉電力(千葉県知事登録の電気工事業者)が設計から施工までを担う一貫体制が持ち味です。公式サイトでは20年目・施工2,000棟突破をうたい、アフター専門部隊と施工保証10年を掲げています。Googleマップの口コミは138件で★4.9(2026年9月時点)と高評価が並ぶ一方、投稿が特定の時期に集中していることや、★1の2件に返信がない点はマイリフォの詳細ページで読み解いています。相見積もりでは、区の交付申請とエコアクトの段取り、千葉電力の電力プランを使う場合の条件を、他社と同じ物差しで比べてください。
相見積もりの起点にしやすい取材済み3社と、地域から探すタブは次のとおりです。
マイリフォ取材済みのおすすめ3選
掲載業者の中から、マイリフォが実際に取材した東京都対応のおすすめ3社を先に紹介します。
2〜3社の相見積もりの起点にしてください。

| マイリフォ評価:4.5 |
| 完全自社施工の東京都特化店(西東京市)。補助金申請サポートに定評 |
中央区対応 太陽光・蓄電池設置業者DB
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ソーエネ株式会社の評判は本当に★4.8?580件を全件集計・発電量が予想を上回った実例と下回った声・保証3層と有償サポートの中身・マイリフォ参考評価4.8【2026年最新】
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株式会社ワイユー・まごころ工務店(新宿区)の口コミ・評判は?外壁塗装・屋根修理★4.8×152件の中身と太陽光・蓄電池を頼めるか・同名の工務店との違い・マイリフォ参考評価4.7【2026年最新】
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株式会社ソルト(太陽光・日野市)の口コミ・評判は?★5.0×32件の読み解き・マイリフォ参考評価4.7【2026年最新】
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株式会社レオフォースの口コミ・評判は?★5.0×26件の読み解き・マイリフォ参考評価4.7【2026年最新】
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株式会社陽幸(ようこう)の口コミ・評判は?訪問販売は怪しい?★4.7×110件の読み解きとENEOSサンエナジー代理店の事実・マイリフォ参考評価4.6【2026年最新】
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株式会社エナジーストーリー(八王子エナジー)の口コミ・評判は?★4.9×35件と訪問営業の実態・マイリフォ参考評価4.6【2026年最新】
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10-2. 【上位3社比較】省エネタイガー・えねこ・ECODAの違い
取材済み13社の中でも評価が並ぶ3社を、業者データベースの確認済み項目で比較します。「3社のうちどれが自分に合っているか」の判断材料にしてください。

| マイリフォ独自評価 | 4.5(63/70) |
| Google口コミ(確認日) | ★4.9・103件(2026/8/18) |
| 運営会社・本社 | 株式会社PFA/西東京市 |
| 建設業許可 | 記載なし(登記・法人番号は確認済み) |
| 施工体制 | 自社施工 |
| 対応エリア | 東京都(西東京市拠点) |
| 訪問販売・電話営業 | なし |
| 特徴タグ(抜粋) | 補助金申請サポート/長期保証/既設太陽光への蓄電池追加/定期点検あり/LINE相談可 |
| 向いている人 | 多摩地域・西東京エリアで地元密着の自社施工を選びたい人 |
11. 「怪しい」訪問販売への対処法と、補助金を受け取った年の確定申告

補助金が手厚い東京都は、強引な訪問販売の主戦場でもあります。制度そのものは東京都の正規事業ですが、知名度を利用したセールストークと不適切な代行申請が実際に問題になっており、クール・ネット東京も注意喚起を出しています。中央区の場合は、区が予算残額割合を毎月公表していること(「残りわずか」は自分で確かめられる)と、区の補助が「工事2週間前の交付申請→決定通知後に着工」の事前申請方式であることを知っているだけで見抜けるトークもあります。区は「中央エコアクト」を名乗る業者からの電話勧誘にも注意喚起を出しています。
| よくあるトーク | 実際は… |
|---|---|
| 「中央区の枠が残りわずかなので今日決めてください」「エコアクトの登録もこちらで代行します」 | 中央区は予算残額割合を区公式ページで毎月公表しており(8月31日時点38.9%)、「残りわずか」は自分で確かめられる。区の補助は工事の2週間前までに交付申請し、決定通知が出てから着工する事前申請方式で、業者が交付を約束できるものではない。中央エコアクトは区民本人が専用WEB・アプリで参加登録し、区が住民票を確認して登録完了になる仕組みで、区は「中央エコアクト」を名乗る業者からの電話勧誘に注意喚起を出している。受付状況は区公式ページか環境課ゼロカーボン推進係(03-3546-5628)で確認 |
| 「補助金とモニター割引で実質無料で設置できます」 | 補助金には上限があり、設置費用の全額が賄われることは通常ない。「実質無料」「モニター価格」は契約を急がせる典型トーク |
| 「補助金の枠が残りわずか。今日契約すれば間に合います」 | 予算到達で終了するのは事実だが、「今日契約しないと無効」という制度ではない。契約前の事前申込が原則のため、急かされて先に契約する方が危険 |
| 「売電収入でローンは実質ゼロになります」 | 2026年度のFITは5年目以降8.3円/kWh。過大な収支シミュレーションは要注意で、自家消費メリット中心の堅実な試算か確認を |
「東京都の委託で無料点検に回っています」という訪問も、都やクール・ネット東京が販売業者に戸別訪問を委託することはありません。「書類は見なくて大丈夫」という代行申請にも応じないこと。防衛策は①その場で契約しない、②複数社から相見積もりを取る、③申請書類は自分の目で確認する、の3つです。
11-1. 補助金と確定申告|売電収入の扱いにも注意
国や自治体からの補助金は税法上「一時所得」に区分されるのが原則で、一時所得には年間50万円の特別控除があります。加えて、太陽光・蓄電池のような固定資産の取得に充てた国・地方公共団体の補助金は、確定申告を行うことで総収入金額に算入しない特例(所得税法第42条)を適用できる場合があります。
「手続きをすれば実質的な税負担を避けられる可能性が高いが、放置してよいわけではない」が正確な理解です。加算込みで高額の補助を受けた年や他の一時所得がある年は、税務署または税理士に確認しておきましょう。なお余剰売電の収入は雑所得等として別途の扱いになるため、売電額が大きい方は注意が必要です。
12. 中央区の太陽光・蓄電池補助金・業者選びのよくある質問(FAQ)

Q1. 中央区の太陽光・蓄電池の補助金は、いまから申請できますか?
A. できます。2026年9月11日時点で令和8年度分を受付中で、予算残は8月31日時点で38.9%です。予算残が20%になるとオンライン・郵送の受付は終了し、窓口のみになります。
中央区の補助は工事の2週間程度前までに交付申請し、区の決定通知を受けてから着工する事前申請方式で、2027年3月15日までに工事完了と支払い完了、3月31日までに完了報告が必要です。予算残額割合は区公式ページで毎月初旬に更新されるので、申請前に必ず確認してください。都の助成は契約前の事前申込が必要で、エコアクトの50ポイントは工事完了時に判定されます(1-1・4章)。
Q2. 中央区の補助金はいくら・どんな条件でもらえますか?「エコアクトで1.5倍」とは?
A. 令和8年度は、太陽光が1kWあたり10万円(上限35万円)、蓄電池が1kWhあたり1万円(上限10万円)の一般枠で、中央エコアクトの取組を実施している家庭は太陽光15万円/kW(上限42万円)・蓄電池1.5万円/kWh(上限12万円)に増額されます。
増額の要件は、中央エコアクト家庭用に参加登録したうえで、申請する年度に50ポイント以上を獲得していること(ウェルカム・継続・友達招待ポイントは対象外。工事完了時のポイント数で確定)。太陽光はJETまたはIECの認証機器で全量売電目的は対象外、蓄電池はSII登録機器で太陽光またはエネファームとの常時接続が要件です。どちらも未使用品(中古・リース不可)で、同じ機器の助成は年度内1回。工事の2週間前までに申請し、決定通知を受けてから着工してください。都と合わせた受給額は、特典枠で太陽光4kW90万円・蓄電池10kWh112万円が目安です(1-2)。
Q3. 太陽光は何kW載せるのが一番お得ですか?
A. 助成額だけで見ると、3kWから3.75kWまでは45万円で頭打ちになり、3.75kWを超えると12万円/kWで再び伸びます。屋根に余裕があるなら4kW以上が有利です。
7章の試算では、3.5kW(実質負担13万円)と4kW(同20万円)の差は7万円で、その7万円で0.5kW分の発電量が増えます。ただし実際に載せられる容量は屋根の形状・方位・耐荷重で決まるため、現地調査の結果で判断してください。
Q4. 太陽光を載せずに、蓄電池だけ設置しても東京都の助成は受けられますか?
A. 受けられる可能性があります。都の蓄電池助成は「太陽光発電の設置」または「再生可能エネルギー電力メニューの契約」が要件の1つだからです。
屋根の向きや面積、マンションなどの事情で太陽光を設置できない住宅でも、再エネ電力プランへの切り替えで要件を満たせる場合があります。ただし中央区の蓄電池助成は太陽光またはエネファームとの常時接続が要件のため、この経路では区の上乗せは受けられず、都の分だけになります。事前申込の前に公式の交付要綱で要件を確認してください。
Q5. マンションや陸屋根の建物でも太陽光・蓄電池は設置できますか?
A. 設置できます。陸屋根は傾斜をつける架台が必要で、屋根に穴を開ける場合は防水工事も伴います。
東京都の助成では、既存戸建の陸屋根に架台設置10万円/kW・防水工事18万円/kW、集合住宅の架台は20万円/kWの上乗せがあります(いずれも実際の材料費・工事費が上限)。マンション一棟での導入は管理組合向けの大型助成(太陽光30万円/kW・蓄電池20万円/kWh・上限1,500万円)の対象で、専有部分への個別設置は管理規約と管理組合の同意が前提です(6-2参照)。ベランダに置くポータブル電源は蓄電池助成の対象外です。
Q6. 国のDR補助金60万円やCEV補助金はまだ受け取れますか?
A. DR家庭用蓄電池事業は2026年5月29日、CEV補助金のV2H・外部給電器分は8月27日で受付を終了しています(車両分のCEV補助金は継続)。
「公募中」という古い記述が各所に残っています。見積書に計上されていないか確認してください。
Q7. 東京都の補助金はいつまでに申請すれば間に合いますか?
A. 事前申込は2026年5月29日から受付中で、設置・実施期限は2029年3月30日まで。ただし予算上限に達した時点で受付終了です。
事前申込の有効期限は受付日から1年で、蓄電池は2026年10月1日以降の事前申込からSIIの令和8年度登録機器のみが対象になります。年度が替わると単価・要件が見直される可能性もあるため、契約・設置の工程を業者と決めてから申し込みましょう。
Q8. 新築で太陽光が義務化されたのに、補助金はもらえるのですか?
A. もらえます。設置義務を負うのは大手住宅供給事業者で、費用を負担する施主への支援は令和8年度も続いています。
新築住宅は3.6kW以下が12万円/kW(上限36万円)、3.6kW超が10万円/kW。高い断熱性能を満たす「東京ゼロエミ住宅」の認証を取る新築なら、オール電化で13万円/kW(上限39万円)の助成をそちらで受けることもできますが、同一の太陽光設備に両制度を重複適用することはできません。詳しくは東京都の太陽光発電補助金の完全ガイドへ。
Q9. すでに太陽光を設置済みです。使える助成はありますか?
A. パワーコンディショナの更新費用に1/2・上限10万円の助成(4-1)と、既設の太陽光に蓄電池を後付けする場合の蓄電池助成(3章)が使えます。
パワコン更新は事前申込不要の事後申請方式で、2023年1月31日以降の交換まで遡って対象になる可能性があります。一方、既存システムへのパネル増設は太陽光本体の補助金の対象外です。
Q10. 中央区内に本社がある太陽光・蓄電池業者はありますか?
A. マイリフォ掲載業者では、日本橋人形町のフューチャー・リレーション(千葉電力グループ)の1社です。
グループ会社の千葉電力が設計から施工までを担う一貫体制で、区の制度とエコアクトの段取りを何度も経験している点は区内本社の強みです。ただし比較の相手は区内にこだわる必要はなく、東京都全域対応の会社も含めて2〜3社の相見積もりを取ってください。会社情報と口コミの読み解きは10章と詳細ページにまとめています。
13. まとめ|中央区の太陽光・蓄電池は「都で満額+エコアクトで区の上乗せ1.5倍」。順序(エコアクト→都は契約前→区は工事2週間前)と業者選びで実質負担が決まる

- 中央区の「住宅・共同住宅用自然エネルギー・省エネルギー機器等導入費助成」は太陽光10万円/kW(上限35万円)・蓄電池1万円/kWh(上限10万円)の上乗せ。中央エコアクトの取組(年度内50ポイント)で太陽光15万円/kW(上限42万円)・蓄電池1.5万円/kWh(上限12万円)に増額。令和8年度分は受付中で8月31日時点の予算残38.9%、残20%でオンライン・郵送終了→窓口のみ
- 東京都は太陽光が既存15万円/kW・上限45万円(3.75kW超は12万円/kW)+陸屋根の加算、蓄電池が10万円/kWh・DR不参加なら上限120万円。都と区を足して(特典枠)太陽光3kWで87万円・4kWで90万円、蓄電池10kWhで112万円・12kWhで132万円
- 順序は「エコアクトは早めに・都は契約前・区は工事の2週間前」。都は契約前の事前申込、区は工事2週間前の交付申請→決定通知の後に着工(オンライン申請可)。2027年3月15日までに工事完了と支払い完了(クレジット・分割も3月31日までに完了)、3月31日までに完了報告。蓄電池は太陽光かエネファームとの常時接続が要件で単体は区の対象外
- 国・都との併用時は「導入費−都の助成」を上限に区の額が減額される規定(4kW・88万円の格安案件で区42万円→40万円)。相場の範囲なら減額は起きず、値引きしても区の定額は減らない。実質負担は太陽光4kW・110万円で20万円、蓄電池10kWh・180万円で58万円、セット290万円で78万円
- 国のDR補助金は5月29日、国のCEV補助金のV2H分は8月27日で受付終了。V2Hは都の助成のみ(1/2・上限50万円、太陽光+EVで10/10・上限100万円)。「契約前の事前申込」「区の決定通知前の着工は対象外」「10月1日のSII登録機器切替」が三大注意点
- 業者は都の申込を契約前に自社で出せるか、区の交付申請から完了報告まで代行できるか、特典枠と一般枠の両方で試算できるかで選び、区内本社のフューチャー・リレーションを含めて2〜3社の相見積もりを。予算残額割合は区公式ページで毎月確認
中央区民は「エコアクトに登録して50ポイント」「都の事前申込を契約前に」「区の交付申請を工事の2週間前に出して、決定通知を待って着工」の三段構えを守れば、太陽光4kWで90万円・蓄電池10kWhで112万円(DR参加なら122万円)が乗ります。区の予算残は8月31日時点で38.9%。残20%でオンライン受付が終わり、3月15日までに工事完了と支払い完了が要るので、実際に使える時間は見た目より短い。国のDR補助金が2ヶ月で終了した事実が示すとおり、補助金は「検討している間になくなる」もの。
導入の意思が固まっているなら、信頼できる業者への相談と事前申込を先に済ませてしまうのが、令和8年度を勝ち切る最短ルートです。

太陽光発電アドバイザーより
中央区は「エコアクト・都・区」の3つが「事前」の区です。エコアクトは工事完了時に50ポイントが要り、都は「契約前の事前申込」、区は「工事2週間前の交付申請と、決定通知を受けてからの着工」。この順序を知らずに先に契約したり着工したりすると、その分の補助が消えます。
今回は区公式ページ(9月4日掲載)と助成金パンフレット、対象機器要件一覧表、中央エコアクトのページ、クール・ネット東京の公式ページを確認し、都と区の合算を特典枠と一般枠の両方で容量別に検算して、減額規定の実例、区内本社1社と東京都対応48社の調査表、エコアクト対応のシミュレーターをこのページに載せました。
押さえるべきは順序(エコアクト→都は契約前→区は工事2週間前)と設計(太陽光は3kWでも区は満額・4kWで都の谷越え、蓄電池は8kWhで区が満額・12kWhで都が上限)、そして「特典枠と一般枠を分けて見積もれる」業者選び。予算残率が毎月公表される区だからこそ、数字を見て動くタイミングを決められます。
このページをブックマークして、区の予算残率の確認と業者との打ち合わせの際のチェックリストとしてご活用ください。
編集長 田中
【東京都・地域別】
太陽光発電の補助金・設置業者を地域から探すStorage Battery Installers by Area in Tokyo
お住まいの区市町村をタップすると、その地域の太陽光発電の補助金と設置業者の一覧をご覧いただけます。



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