【2026年最新】足立区の太陽光・蓄電池補助金はいくら?令和8年度は第3期受付中・区内業者なら太陽光7.2万円/kW・蓄電池6万円|都と合わせた額と申請の順番

令和8年度の足立区の太陽光発電・蓄電池補助金を解説する記事のアイキャッチ。足立区は区内の業者と契約すると区の上乗せが増えることを、川の土手と河川敷のそばに広がる住宅街の屋根に載る太陽光パネルと蓄電池のイラストとともに大きな文字で示す
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2026年10月21日更新|足立区の公式ページで10月21日に確認しています(受付状況は区の一覧の10月19日現在)。文:マイリフォ編集長 田中(太陽光発電アドバイザー)

足立区の太陽光・蓄電池の補助金は、いくら?いまから申請できる?

令和8年度は第3期(10月1日〜12月28日)を受付中です。区の補助は、太陽光が1kWあたり6万円(上限24万円)、蓄電池が5万円です。足立区内の会社と契約すると、太陽光7.2万円(上限28.8万円)・蓄電池6万円に増えます。

区への申請は、工事と支払いが終わってからです。東京都の補助金は契約の前に事前申込をするので、都と区で順番が逆になります。

足立区の太陽光・蓄電池補助金(令和8年度)
区の太陽光(区内の会社)
7.2万円
1kWあたり・上限28.8万円
区の蓄電池(区内の会社)
6万円
定額・区外の会社は5万円
受付
第3期
受付中・12月28日まで
都と足すと
太陽光4kWで76.8万円、蓄電池10kWhで106万円
順番は?
都は契約の前、区は工事と支払いのあと
区へは、支払いが終わった日から12か月以内に申請します
期限
第3期は12月28日まで。第4期は2027年1月4日〜2月26日
どの期も、予算に届くと途中で受付が終わります
条件
区民でなくても、区内の建物に付ければ対象
リース・買替え・蓄電池の2台目以降は対象外。太陽光は余剰の売電契約が必要
区内の会社
契約書に書かれた会社の住所が足立区内か
そらつな店の掲載や本社の場所ではなく、契約書で判定します
注意
区の職員が補助金の説明で家に来ることはない
区の職員を名乗る訪問が起きていると、区が注意を出しています

すぐ読みたい方へ:区の金額と条件/受付状況/区内の会社の判定/都と足すと/申請の順番/よくある質問

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東京都の補助金は、原則として契約の前に事前申込が必要です。
区市の助成は、工事の前に申請するか後かが区市ごとに違います。
見積もりのときに、両方の申込まで任せられるか確かめましょう。

1. 【シミュレーター】足立区で太陽光・蓄電池を付けると、補助金と実質負担はいくら?

区市町村で「足立区」を選び、太陽光と蓄電池の容量を選んでください。東京都と区の補助を引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。

「足立区内の事業者と契約する」にチェックを入れると、区の額が区内の会社の額に変わります。設置費用は目安の幅で表示します。

30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?

下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。

9.8kWh
4.5kW
設置費用の目安(税抜)—
東京都・蓄電池助成—
東京都・太陽光助成—
区市町村の助成—
実質自己負担額の目安—
    同じ容量で2〜3社を並べると、補助金後の差額がはっきりします

    出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年10月13〜20日に確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。

    2. 足立区の太陽光・蓄電池の補助金はいくら?令和8年度の金額と条件

    令和8年度の足立区の太陽光・蓄電池補助金の結論カード。足立区は区内の会社と契約すると太陽光1kWあたり7.2万円(上限28.8万円)、蓄電池が定額6万円で、区外の会社なら太陽光1kWあたり6万円・蓄電池5万円。東京都は太陽光1kWあたり15万円(3.75kWまで。超えると全部が12万円)、蓄電池1kWhあたり10万円(DRに参加しない場合は上限120万円)で、区内の会社と太陽光4kWなら都と区で76.8万円になることを示した図解

    足立区の制度は「太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金」です。令和8年度から太陽光と蓄電池が一つの補助金になり、どちらか片方だけでも申請できます。

    機器区外の会社から買う場合区内の会社から買う場合
    太陽光1kWあたり6万円・上限24万円1kWあたり7.2万円・上限28.8万円
    蓄電池5万円(定額)6万円(定額)

    ※出典:補助金交付要綱(足立区・令和8年度)(第4条・第5条・別表)。太陽光の出力は小数点以下2桁未満を切り捨て、額は千円未満を切り捨て。対象の費用は税抜です。

    太陽光は、区内・区外とも4kWで上限に届きます。蓄電池は容量に関係なく同じ額です(区のページの表記は「上限額」)。

    区内と区外の差は、4kW以上の太陽光で4.8万円、蓄電池で1万円です。

    2-1. いま申請できる?受付状況と4つの期

    足立区の太陽光・蓄電池の補助金は、工事と支払いが終わってから区へ申請し、受付は4つの期に分かれて各期とも先着順で、期の予算に届くとその期の受付が終わることと、申請の期限が支払いから12か月以内であることを示した図解
    期受付期間状況
    第1期2026年4月13日〜6月30日終了
    第2期7月1日〜9月30日終了
    第3期10月1日〜12月28日受付中(10月19日現在)
    第4期2027年1月4日〜2月26日これから

    ※出典:太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)(10月1日更新)/補助制度の受付状況一覧(足立区)(10月19日現在・10月21日に確認)

    区は、受付期間の中でも、各期の予算に届いたら受付を終えるとしています。数日で終わる期もある、と書かれています。

    受付が終わる日に申請が重なったときは、抽選で審査の順番を決めます(要綱第6条)。申請の前に、区の受付状況の一覧で最新の状況を確かめてください。

    2-2. 「区内の会社」は契約書の住所で決まる

    区のいう区内の会社は、足立区内に本店・支店・営業所などがあり、そこで販売と工事の契約を結ぶ会社です。区は、契約書に書かれた会社の住所が足立区内なら、区内の会社と認めます。

    この定義から読むと、本社が区内でも区外の支店の住所で契約すれば対象外、区外の会社でも区内の営業所で契約すれば対象になります。迷うときは、契約の前に区に確かめます。

    区は「そらつな店」として区内の取扱店6店を紹介しています(6-2)。掲載店かどうかで増額が決まるわけではないので、契約書に入る会社名と住所を見積もりの段階で確かめます。

    参考:太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)/補助金交付要綱(足立区・令和8年度)(第2条)

    2-3. 対象になる人・建物・機器と、対象外のもの

    • 申請できる人:区内の建物に付けた個人・集合住宅の持ち主・分譲マンションの管理者、区内の中小事業者や法人、町会・自治会など
    • 区民でなくても可:区内の建物に付ければ申請できます。住民登録が区外なら住民票など、住む場所と付けた場所が違えば建物の登記事項証明書を添えます
    • 機器:新しく買う未使用品だけ。リースは対象外。パネル・パワコン・蓄電池などの買替えと、2台目以降の増設も対象外です
    • 太陽光:JETかIECの認証を受けたパネル。電力会社と余剰電力の買取りの契約を結ぶこと(全部を売る配線は対象外)
    • 蓄電池:SIIの「戸建住宅ZEH化等支援事業」に登録された蓄電池。令和8年度は、令和7年度の登録製品も対象です
    • 期限:支払いが終わった日(ローンはローンの契約日)から12か月以内に申請します

    蓄電池を太陽光とつなぐことは、区の条件に書かれていません。ただし東京都は、太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件です。太陽光も再エネ100%の電気の契約もない蓄電池は、都の対象外です。

    機器の登録の年度も、区と都でずれます。都は10月1日以降の事前申込から、SIIの令和8年度の登録機器だけが対象です。見積もりの型番が両方に当てはまるか確かめてください。

    参考:太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)/補助金交付要綱(足立区・令和8年度)(第3条)/提出書類チェックリスト(足立区)

    2-4. 区に出す書類と、決定までの日数

    太陽光と蓄電池の両方を申請するときのチェックリストは15項目です(うち5項目は、当てはまる人だけ)。主なものは次のとおりです。

    書類出す人・出すとき
    申請書・対象機器の概要書みんな。概要書には、都など他の補助金の申請状況を正しく書きます
    契約書・領収書とその内訳の写しみんな(ローンはローンの契約書の写し)
    パネルの出力が分かる書類・配置図・設置の写真・余剰の受給契約の書類太陽光を付けた人
    SIIの登録型番が分かる書類・設置場所が分かる図面・写真蓄電池を付けた人
    建物の持ち主の承諾書自分の持ち物でない建物や、共有名義の建物に付けた人(分譲マンションは除く)
    建物の登記事項証明書(3か月以内の原本)住む場所と付けた場所が違う個人と、法人(登記情報提供サービスの印刷物は不可)
    住民票(3か月以内の原本)など住民登録が足立区外の個人
    他の補助金の交付が分かる書類都などから、すでに交付を受けている人

    ※出典:提出書類チェックリスト(足立区)。法人は法人の登記事項証明書も出します。

    審査の結果は、申請から3〜4か月ほどで届きます。同封の請求書を出すと、通知の送付から3〜4週間ほどで振り込まれます。振り込みの連絡はないので、通帳で確かめます。

    提出先は区役所の環境政策課管理係です。区のこの補助金のページに、オンライン申請の案内はありません。郵便の遅れや届かなかった場合、区は責任を負わないとしています。

    書類づくりは会社に頼めます。ただし区は、申請する人と会社の間のトラブルには関わらないとしています。

    補助を受けた翌年度の4月1日から5年間は、機器を売ったり捨てたりする前に区の承認が要ります(要綱第9条)。

    参考:申請手続きの流れ(足立区)/太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)

    2-5. マンション・賃貸・新築の場合

    分譲マンションは、管理者(管理組合)が申請できます。金額は上の表と同じです。令和7年度にあったマンション用の高い上限は、令和8年度の要綱にはありません。

    借りている家や共有名義の家に付ける場合は、持ち主(共有者)の承諾書を出します。賃貸の集合住宅の持ち主も申請できます。

    新築の家も対象です。家全体の契約書のうち、契約金額と機器が書かれた部分の写しを出します。

    都の太陽光の単価は、新築と既存住宅で違います(東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ))。都の蓄電池は、新築でも同じ単価です(東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ))。

    2-6. 令和7年度から変わったところ

    • 一つの補助金に:令和7年度までは、太陽光と蓄電池が別々の補助金でした。令和8年度から一つになりました
    • 太陽光の計算:令和7年度は「費用の3分の1」と「単価×出力」の小さいほうでした。令和8年度の要綱は「単価×出力」だけで、マンションや公益的施設の別の上限もありません
    • 提出先:令和7年度は、さいたま市にある補助金の事務局へ郵送だけでした。令和8年度は区の環境政策課です
    • 12か月の数え始め:令和7年度は「設置した日」から、令和8年度は「支払いが終わった日」からです

    太陽光の令和7年度の内容は、区の太陽光の補助金のページの令和7年度の版(2025年11月28日更新)と比べました。

    3. 東京都の補助金と足すといくら?足立区の早見表

    足立区の補助は、東京都の補助金と一緒に受けられます。下の表は、区内の会社と契約した場合の目安です。

    太陽光の容量・見積もり(税抜)東京都足立区(区内/区外)合計(区内)実質負担
    3kW・100万円45万円21.6万円/18万円66.6万円33.4万円
    4kW・130万円48万円28.8万円/24万円76.8万円53.2万円
    5kW・150万円60万円28.8万円/24万円88.8万円61.2万円
    6kW・180万円72万円28.8万円/24万円100.8万円79.2万円

    ※東京都は既存住宅の単価(3.75kWまで1kWあたり15万円・上限45万円、超えると全部が12万円)。見積もりの額は例です。

    蓄電池の容量・見積もり(税抜)東京都足立区(区内/区外)合計(区内)実質負担
    5kWh・120万円50万円6万円/5万円56万円64万円
    7kWh・160万円70万円6万円/5万円76万円84万円
    10kWh・200万円100万円6万円/5万円106万円94万円
    12kWh・230万円120万円6万円/5万円126万円104万円

    ※東京都はDRに参加しない場合(1kWhあたり10万円・上限120万円)。太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件です。見積もりの額は例です。

    都の太陽光は、3〜3.75kWで45万円です。3.75kWを超えると、全部が1kWあたり12万円になります。

    区は4kWで上限の28.8万円に届きます。5kW以上は、区が28.8万円のまま、都が1kWごとに12万円ずつ増えます。

    区外の会社と契約すると、合計は太陽光4kW以上で4.8万円、蓄電池で1万円少なくなります。

    東京都の補助金の要点(令和8年度)

    • 太陽光(既存住宅):1kWあたり15万円(3.75kWまで・上限45万円)。3.75kWを超えると、全部が1kWあたり12万円
    • 蓄電池:1kWhあたり10万円(DRに参加しない場合は上限120万円)。太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件(どちらもない蓄電池だけは対象外)
    • 順番:事前申込の受付のあとに契約(同じ日は可)。10月1日以降の蓄電池の事前申込は、SIIの令和8年度の登録機器だけ
    • 区市の助成と一緒に受けるとき:区市の額を、都の助成対象経費から引いて計算します
    • 支払い:令和8年度の事前申込の分から、実績報告で金融機関が出す支払いの証明(振込やカードの明細など)が必須。現金払いは対象外

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    参考:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    4. 申請の順番|都は契約の前→工事と支払い→区は12か月以内

    東京都の太陽光発電・蓄電池の補助金は契約の前に事前申込をし、区の助成は区によって工事の前に申請するか、工事と支払いのあとに申請するかが違うことを示した図解。足立区は工事と支払いのあとに申請する区

    足立区は、区の補助を工事と支払いのあとに申請する区です。工事の前に出す手続きは、都の事前申込だけです。

    1. 見積もり:契約書に入る会社の住所が足立区内かも確かめます
    2. 都の事前申込→契約:事前申込の受付のあとに契約します(同じ日は可)
    3. 工事:太陽光は、電力会社と余剰電力の買取りの契約を結びます
    4. 支払い:ローンの場合は、ローンの契約日が数え始めの日になります
    5. 区へ申請:支払いが終わった日から12か月以内に、受付中の期の間に出します(先着)
    6. 区の決定の通知:申請から3〜4か月ほど。同封の請求書を出すと、通知の送付から3〜4週間ほどで振り込まれます
    7. 都へ交付申請兼実績報告:区の決定のあとに出し、区の通知書の写しを付けます。事前申込の受付日から1年以内(延長できません)

    都の太陽光の手引きは、区市町村の補助も申請するときは、その交付決定のあとに都へ報告するよう定めています。書類の一覧では、区の交付額の確定通知書の写しを付け、区の補助を受け取ってから報告するとしています。

    都は、交付決定のあとは報告の中身を変えられないとしています。区の決定を待たずに都へ報告しないよう、業者とも段取りを合わせます。

    都の事前申込は、受付日から1年以内に報告しないと取り消されます(太陽光も蓄電池も・延長なし)。区の決定まで3〜4か月、振込までさらに3〜4週間かかるので、支払いが終わったら早めに区へ申請します。

    蓄電池も、都は区の額を費用から引いて計算します。報告の時期は、クール・ネット東京にも確かめてください。

    ある期が予算で早く終わっても、支払いから12か月以内で次の期があれば、その期に申請できます。ただし第4期(2027年2月26日まで)のあとの予定は、区からまだ出ていません。

    参考:申請手続きの流れ(足立区)/提出書類チェックリスト(足立区)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    5. 実質負担はいくら?足立区の計算例

    5-1. 太陽光4kW・110万円の例

    足立区の既存住宅に4kWの太陽光を110万円で設置した場合、東京都の補助金48万円と足立区の上乗せ28.8万円(区内事業者と契約した場合。区外なら24万円)を差し引いて実質負担が33.2万円になる計算例を積み上げ棒で示した図解
    内訳金額
    見積もり(税抜)110万円
    東京都(既存住宅・4kW×12万円)−48万円
    足立区(区内の会社・上限)−28.8万円
    実質負担33.2万円

    ※区外の会社と契約すると、区は24万円で、実質負担は38万円です。

    5-2. 蓄電池10kWh・180万円の例(DRに参加)

    足立区で10kWhの蓄電池を180万円で設置した場合、東京都の補助金100万円とDR加算10万円、足立区の上乗せ6万円(区内事業者と契約した場合。区外なら5万円)を差し引いて実質負担が64万円になる計算例を積み上げ棒で示した図解
    内訳金額
    見積もり(税抜)180万円
    東京都(10kWh×10万円)−100万円
    東京都のDRの加算−10万円
    足立区(区内の会社)−6万円
    実質負担64万円

    ※DRの加算は1台10万円(EMSやIoT機器を別に付けると15万円。IoT機器が蓄電池のパッケージに入っている場合は10万円)。DRに参加しない場合は実質負担74万円、DRに参加して区外の会社と契約すると65万円です。

    補助金は、いったん全額を払ったあとに振り込まれます。区の分も、申請から3〜4か月の決定のあとです。

    5-3. 合計は費用まで|格安の見積もりで頭打ちになるとき

    区の要綱は、他の補助金と区の補助の合計が対象の費用(税抜)を上回るとき、上回った分を区の額から減らすと定めています。都も、区の額を費用から引いて計算します。

    たとえば太陽光4kWを区内の会社と70万円で契約すると、都48万円と区28.8万円で76.8万円になり、費用を超えます。この場合、合計は70万円で頭打ちです。

    都の手引きの順番(区の決定のあとに都へ報告)なら、都が区の額を費用から引いて計算するので、ふつうは都の額で調整されます。都の交付が先に決まっていたときは、上回った分を区の額から減らします(区の要綱第5条)。

    頭打ちになるのは、区内の会社なら太陽光4kWで76.8万円未満、蓄電池10kWhで106万円未満のときです。相場の範囲の見積もりなら、起きにくい水準です。

    区の額は「単価×出力」と定額で決まり、費用の割合では決まりません。相場の範囲で値引きしても区の額は変わらないので、見積もりは遠慮なく比べられます。

    参考:補助金交付要綱(足立区・令和8年度)(第5条)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

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    6. 足立区の太陽光・蓄電池の設置業者|区内に本社がある会社と区の「そらつな店」

    足立区は、区内の会社と契約すると区の額が増える区です。そのぶん地元の会社が候補になりやすい一方、増額の差(太陽光で最大4.8万円・蓄電池1万円)より見積もりの差が大きいこともあります。

    6-1. 足立区に本社がある会社(マイリフォの業者データベース)

    会社本社・拠点マイリフォの評価見ておきたいところ
    株式会社ファミリー工房足立区大谷田(そらつな店)。荒川区・北区・練馬区などにも支店参考4.7(Google★4.7・608件・10月17日確認)リフォーム会社で、太陽光・蓄電池は「ファミリチャージ」。2026年7月に東京都の営業停止(4日間)の記録
    エネアイ株式会社足立区竹の塚(そらつな店)。さいたま市岩槻区にも営業所参考4.6(Google★5.0・23件・10月16日確認)公式の施工事例の約7割が足立区の家。口コミは件数が少なく、新しい投稿は1年前
    節電プロ節電プロ株式会社=足立区東伊興/ビーシーエスジャパン=荒川区東日暮里独自3.2(45/70点)2社の共同運営。どちらと契約するかで区内か区外かが変わる

    ※「参考」はGoogle口コミの点数と件数から計算したマイリフォの参考値、「独自」は公式サイト・口コミ・公的な情報にもとづく7軸評価(70点満点を5点に換算)です。

    ファミリー工房は、2026年7月27日〜30日に東京都から営業停止の処分を受けました(期間は終わっています)。都の発表では、電気工事業と防水工事業の許可がない期間に、都内の民間の工事で、決められた額以上の請負契約を結んだことが理由です。

    支店も多いので、契約書の住所が大谷田の本社になるか、電気の工事をどの会社が受け持つかを、見積もりのときに確かめます。

    参考:東京都の報道発表(2026年7月)/ファミリー工房の口コミ・評判/エネアイの口コミ・評判/節電プロの口コミ・評判

    6-2. 区が紹介する「そらつな店」6店

    足立区は「あだち・そらとつながるプロジェクト」で、太陽光の取扱店を紹介しています。価格は各店に直接聞くよう、区は案内しています。

    店所在地区のページでの紹介(要約)
    エネアイ株式会社竹の塚1-19-2施工瑕疵保険を付ける・いろいろなメーカーで見積もり
    株式会社電化ショップ ライフ保木間2-23-12設置後15年の機器の瑕疵保証・自然災害の保証付き(取扱いはパナソニック)
    日東エネルギー株式会社六木1-19-13機種選びから補助金の申請まで一貫して対応
    (株)アイ・ビルド皿沼3-20-15ドローンで屋根を無料で点検
    SRN株式会社青井3-36-7区の補助金の手続きを代行・自社で施工
    ファミリー工房大谷田4-1-20補助金の申請とリフォームの相談・自社で一括対応

    ※出典:太陽光発電システム取扱い店紹介制度「あだち・そらとつながるプロジェクト」(足立区)(7月13日更新・10月21日に確認)。マイリフォに載っていない4店は、区のページの情報だけで、口コミは確かめていません。

    足立区に対応する太陽光・蓄電池の会社

    すべての会社は、業者データベースの一覧から地域や特徴で絞り込めます。

    会社の選び方は、東京都の太陽光発電補助金の「7つの確認」と東京都の蓄電池補助金の「7つの確認」にまとめています。足立区では、契約書に入る会社の住所と、支払いのあと区へ申請するところまで任せられるかも確かめます。

    7. 区の補助金の名前を使った訪問・不正な手続きに注意

    太陽光発電の訪問販売で注意すべき「実質無料」「今日だけ」「売電でローンゼロ」という3つのトークを注意マークとともに示した図解

    足立区は制度のページで、区の職員を名乗る人が補助金の説明と称して家を訪ねる事案があったと注意を出しています。区の職員が、補助金の説明で家に来ることはありません。

    よく聞く話区の案内など
    「区の職員です。補助金の説明に来ました」区の職員は、補助金の説明のために家を訪ねません(区の制度ページ)
    「区内の会社なので確実に増額です」「区のお墨付きの店です」増額は契約書の住所で決まります。そらつな店は区の紹介で、価格は各店に聞くよう区は案内しています。区の補助は予算の範囲の先着で、会社が約束できるものではありません
    「今日決めないと、区の予算がなくなります」受付状況は区の一覧で確かめられます。期が終わっても、支払いから12か月以内で次の期があれば、その期に申請できます
    「書類は全部こちらで。中身は見なくて大丈夫です」頼んだ会社が不正をすると、申請した本人も一緒に不正をしたものとみなされ、交付の取消しや返還の対象になりえます。区は会社を一定の期間対象外にし、名前と内容を公表できます(要綱第10条の2)。申請書は自分で確かめます

    ※出典:太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)、補助金交付要綱(足立区・令和8年度)、申請手続きの流れ(足立区)

    区は、申請する人と会社の間のトラブルには関わらないとしています。見積もりは複数の会社から取り、書類は持ち帰って確かめます。

    訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合は、申込書面か契約書面の早いほうを受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

    参考:クーリング・オフ(国民生活センター)/消費者ホットライン(消費者庁)

    8. 足立区の太陽光・蓄電池補助金のよくある質問

    Q1. 足立区の補助金は、いまから申請できますか?

    A. できます(10月19日現在、第3期を受付中)。第3期の受付期間は10月1日〜12月28日です。

    どの期も、予算に届くと途中で受付が終わります。第4期は2027年1月4日〜2月26日です。

    参考:補助制度の受付状況一覧(足立区)/太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)

    Q2. 区の補助はいくらですか?

    A. 太陽光は1kWあたり6万円(上限24万円)、蓄電池は5万円です。

    足立区内の会社から買うと、太陽光7.2万円(上限28.8万円)・蓄電池6万円になります。

    参考:補助金交付要綱(足立区・令和8年度)

    Q3. 「区内の会社」かどうかは、何で決まりますか?

    A. 契約書に書かれた会社の住所が足立区内かどうかです。

    要綱の定義から読むと、本社が区内でも区外の支店の住所で契約すれば対象外です。そらつな店に載っているかどうかでは決まりません(2-2)。

    参考:太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)/補助金交付要綱(足立区・令和8年度)(第2条)

    Q4. 工事が終わってから申請しても間に合いますか?

    A. はい。足立区は設置と支払いのあとに申請する制度です。

    支払いが終わった日(ローンはローンの契約日)から12か月以内に、受付中の期の間に出します。都の事前申込は契約の前、都への報告は区の決定のあとです(4章)。

    参考:申請手続きの流れ(足立区)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    Q5. 蓄電池だけでも補助は受けられますか?

    A. 区は、太陽光とつなぐことを条件にしていません。

    東京都は、太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件です。どちらもない蓄電池は、都の対象外です。

    参考:補助金交付要綱(足立区・令和8年度)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    Q6. 足立区に住んでいなくても申請できますか?

    A. 区内の建物に付ければ申請できます。

    住民登録が区外の個人は、住民票などを添えます。住む場所と付けた場所が違う場合は、建物の登記事項証明書も出します。

    参考:提出書類チェックリスト(足立区)

    Q7. 都の補助金と一緒に受けられますか?

    A. 一緒に受けられます。ただし合計は対象の費用(税抜)までです。

    格安の見積もりのときだけ、合計が費用で頭打ちになります(5-3)。

    参考:補助金交付要綱(足立区・令和8年度)

    Q8. マンションや借りている家でも使えますか?

    A. 分譲マンションは管理者(管理組合)が申請できます。借りている家は、持ち主の承諾書があれば申請できます。

    金額は戸建てと同じ表です(2-5)。

    参考:補助金交付要綱(足立区・令和8年度)/提出書類チェックリスト(足立区)

    Q9. 区の補助金は、いつ振り込まれますか?

    A. 申請から3〜4か月ほどで決定の通知が届き、通知の送付から3〜4週間ほどで振り込まれます(同封の請求書を出したあと)。

    振り込みの連絡はないので、通帳で確かめます。

    参考:申請手続きの流れ(足立区)

    Q10. 東京都の補助金はいくらで、いつ振り込まれますか?

    A. 太陽光(既存住宅)は1kWあたり15万円(3.75kWまで・上限45万円。超えると全部が12万円)です。蓄電池は1kWhあたり10万円(DRに参加しない場合は上限120万円)です。

    振り込みは、太陽光は交付決定の通知から約1か月、蓄電池は不備がなければ実績報告から約3か月(決定まで約2か月+支払いまで約1か月)が目安です。くわしくは東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)をご覧ください。

    参考:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    Q11. 問い合わせ先はどこですか?

    A. 区の補助金は、足立区 環境部 環境政策課 管理係(03-3880-5935)です。

    都の補助金は、クール・ネット東京に問い合わせます。

    参考:太陽光発電システム及び蓄電池設置費補助金(足立区)

    9. まとめ|足立区は「都は契約の前→支払いのあと区へ」と「契約書の住所」

    • 区の補助は太陽光1kWあたり6万円(上限24万円)・蓄電池5万円。区内の会社なら太陽光7.2万円(上限28.8万円)・蓄電池6万円
    • 令和8年度は4期制で、第3期は12月28日まで。どの期も予算に届くと途中で終わる
    • 都と足すと(区内の会社)、太陽光4kWで76.8万円・蓄電池10kWhで106万円
    • 区は工事と支払いのあと、12か月以内に申請。都の事前申込は契約の前、都への報告は区の決定のあと
    • 区内の会社かどうかは契約書の住所。区民でなくても、区内の建物なら対象

    このページの金額と受付状況は、2026年10月21日に確かめたものです。申し込む前に、足立区とクール・ネット東京のページで最新の状況を確かめてください。

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    編集長田中

    太陽光発電アドバイザーより

    足立区は、都と区で申請の順番が逆になる区です。都の事前申込は契約の前、区は支払いが終わってから。都への報告は区の決定を待つので、区の申請は早めに出すのが安心です。

    もう1つの分かれ目が、契約書に入る会社の住所です。同じ会社でも、どの拠点で契約するかで区の額が変わることがあるので、見積もりの段階で聞いておくと安心です。

    このページは、足立区の制度ページ・交付要綱・申請の流れと、クール・ネット東京の公式ページを読み直してまとめました。期が変わったら、このページも直します。

    編集長 田中

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