【2026年最新】東京都の蓄電池補助金はいくら?令和8年度は10万円/kWh・最大120万円|区の上乗せ一覧と対応業者おすすめも

令和8年度の東京都蓄電池補助金は1kWhあたり10万円・上限120万円。夜の停電時も灯りがともる家庭用蓄電池のある住宅と東京の街並みを背景に、23区の上乗せ・実質負担・対応業者まで解説する記事のアイキャッチ
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令和8年度の東京都蓄電池補助金の結論を1枚にまとめたカード。1kWhあたり10万円で上限120万円、23区のうち18区に区の上乗せがあり、契約前の事前申込が必須であることを示す
この記事の結論
  • 都の補助金は蓄電容量1kWhあたり10万円、DR実証に参加しない場合の上限は120万円/戸(12kWhで上限到達)。DR実証に参加すると上限が外れ、10万円+機器1台あたり5万円が加算される
  • 23区のうち区独自の蓄電池上乗せがあるのは18区。上乗せなしは世田谷・渋谷・練馬・板橋(ポイントのみ)・江戸川の5区。上乗せ額は5万円〜30万円、千代田区は経費の20%(合算上限125万円)
  • 「契約前の事前申込」が鉄則。区も着工前申請の区が多く、順序を間違えると都・区の両方が対象外になりうる
  • 10kWhの蓄電池(設置費用200万円の例)なら、都100万円+区の上乗せで実質負担は80万〜100万円台が目安。下のシミュレーターで自分の区の数字を確認できる
  • 業者は都と区の両方の申請代行に対応しているかで選ぶ。東京都対応48社の調査表と、マイリフォが7軸で評価した13社の評価は8〜9章で公開

「東京都の蓄電池補助金って、結局いくらもらえるの?」
「区の上乗せは自分の区にもある?」
「補助金に強い業者はどこ?」

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この記事は、

令和8年度(2026年度)の東京都の家庭用蓄電池補助金を、補助金額(10万円/kWh・最大120万円+DR加算)・23区の上乗せ一覧・申請の順序・実質負担の目安・東京都対応48社の調査結果まで1本にまとめたページです。

都の制度はクール・ネット東京の公式情報、区市町村分は各区の令和8年度公式ページをマイリフォ編集部が1区ずつ確認しています(2026年9月6日時点)。

先に重要な最新情報を2つ。

1つは、国の「DR家庭用蓄電池事業」(上限60万円)は2026年5月29日で受付を終了し、再開の予定はありません。

もう1つは、2026年10月1日以降の事前申込分から、対象機器がSIIの「令和8年度登録済製品」に切り替わること。

秋以降に設置を考えている方は、この2点を前提に資金計画を立て直す必要があります。

一方で東京都の関連予算は約1,012億円(前年度約702億円)と過去最大。

国が終わった今は「都と区市町村の補助金をどう組み合わせるか」と「どの業者に頼むか」の2つが、自己負担額を左右する分かれ道になっています。

30秒でわかる|わが家の蓄電池補助金と実質負担をシミュレーション

お住まいの区市町村と蓄電池の容量を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。

23区はすべて計算に対応しています(市部は順次対応中)。

30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?

下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。

9.8kWh
4.5kW
設置費用の目安(税抜)—
東京都・蓄電池助成—
東京都・太陽光助成—
区市町村の助成—
実質自己負担額の目安—
    同じ容量で2〜3社を並べると、補助金後の差額がはっきりします

    出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年9月6日確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。

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    この記事は、太陽光発電アドバイザーの資格を持つマイリフォの編集長田中が監修しています。

    記事の監修者

    編集長田中イメージ画像

    編集長田中

    【保有資格】

    • 太陽光発電アドバイザー

    太陽光発電・蓄電池の比較サイト「マイリフォ」編集長。東京都内の補助金制度・施工業者を徹底調査し、後悔しない設備導入のための情報を発信しています。詳しいプロフィールはこちら。

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    1. 【結論】令和8年度の東京都蓄電池補助金はいくら?10万円/kWh・最大120万円+DR加算

    令和8年度の東京都蓄電池補助金は蓄電容量1kWhあたり10万円、DR実証に参加しない場合の上限は120万円であることを大きな文字で示した図解

    まず結論から。

    令和8年度(2026年度)の東京都の家庭用蓄電池補助金「家庭における蓄電池導入促進事業」(実施:東京都環境公社/クール・ネット東京)の補助額は次のとおりです。

    区分補助単価上限額
    蓄電池パッケージ(新規設置)10万円/kWhDRに参加しない場合120万円/戸
    蓄電池ユニット増設6万円/kWhDRに参加しない場合72万円/戸
    DR加算(EMS・IoT機器を新規設置)15万円/台ー
    DR加算(EMS・IoT機器の新規設置なし)10万円/台ー
    災害補償・故障補償等への加入費7,000円/契約ー
    ※出典:クール・ネット東京「令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業」。助成額は助成対象経費(機器費・工事費等)から国および他自治体の補助金額を差し引いた額を超えません。

    ポイントは3つあります。

    1つ目は、補助単価が「蓄電容量1kWhあたり10万円」というシンプルな計算式であること。

    10kWhの蓄電池なら100万円、12kWh以上ならDR不参加でも上限の120万円に到達します。

    市場価格で150万〜250万円程度かかる家庭用蓄電池の初期費用の半分前後をカバーできる計算で、全国的に見ても突出した水準です。

    背景には2030年の「カーボンハーフ」目標と停電への備え(レジリエンス)があり、令和8年度は関連事業全体で約1,012億円という過去最大の予算が組まれました。

    ただし予算上限に達した時点で受付は終了します。

    国のDR補助金は公募期間を半年以上残して終了しており、「予算が大きいから余裕」と考えるのは危険です。

    1-1. 令和7年度からの変更点|単価は引き下げ、DR加算は増額

    「去年調べたときと金額が違う」という感覚は正しいです。

    令和8年度は補助単価と加算方式が大きく変わりました。

    古い情報のまま資金計画を立てると数十万円単位でズレが出ます。

    東京都の蓄電池補助金は令和7年度の12万円/kWhから令和8年度は10万円/kWhに引き下げられた一方、DR加算はEMS・IoT機器の新規設置で最大15万円に増額され、国のDR補助金は2026年5月29日で受付終了したことを示した図解
    項目令和7年度(2025年度)令和8年度(2026年度)
    蓄電池パッケージ単価12万円/kWh10万円/kWh(引き下げ)
    DR不参加時の上限ー120万円/戸を明記
    ユニット増設単価8万円/kWh6万円/kWh(DR不参加時 上限72万円/戸)
    DR加算10万円EMS・IoT機器を新規設置なら15万円/台、設置しない場合10万円/台
    国のDR補助金(上限60万円)併用可2026年5月29日で受付終了(再開なし)
    関連事業全体の予算約702億円約1,012億円(過去最大)
    ※出典:クール・ネット東京 令和7年度・令和8年度「家庭における蓄電池導入促進事業」各年度ページの比較。

    単価は12万円→10万円/kWhへ引き下げられた一方、DR加算はEMS(エネルギーマネジメントシステム)・IoT機器を新規設置する場合に15万円へ増額。

    「単価は下がったが、DR参加と機器設置を組み合わせる家庭にはより手厚く」という設計に変わりました。

    国の「DRリソース導入のための家庭用蓄電システム等導入支援事業」(執行:SII/上限60万円)は、2026年3月24日に公募が始まったものの申請が殺到し、わずか2ヶ月あまりの2026年5月29日に予算上限へ到達して受付を終了しました。

    SIIの公表では2026年7月29日時点の交付決定は4,297件・約17億7,000万円で、再開の予定はありません。

    国分がなくなった今は、都の助成額を「助成対象経費から国の補助金額を差し引いた額」で圧縮されることがなくなり、都の助成枠をフルに使いやすくなったとも言えます。

    1-2. いつまで申し込める?受付スケジュールと「10月1日の切替」

    項目令和8年度のスケジュール・要件
    事前申込の受付2026年5月29日開始(契約前に必ず行う)
    交付申請兼実績報告の受付2026年6月30日開始
    対象機器の設置期間2026年4月1日〜2029年3月30日
    対象機器未使用かつSII(環境共創イニシアチブ)登録済みの家庭用蓄電池
    登録年度の切替2026年10月1日以降の事前申込分は原則、令和8年度登録機器が対象(2026年4月1日〜6月30日の契約・設置分には経過措置あり)
    対象住宅都内の住宅(戸建て・集合住宅)。ポータブル電源は対象外
    受付終了の条件予算上限に達した時点で終了

    複数年度にわたる事業設計のため制度自体には時間的余裕がありますが、「予算上限に達した時点で受付終了」というルールは変わりません。

    国のDR補助金が2ヶ月で終わった前例を踏まえると、導入を決めているなら早めの事前申込が鉄則です。

    見落とされがちなのがSII登録機器の「年度切替」。

    2026年10月1日以降に事前申込を行う場合、対象は原則としてSIIの「令和8年度登録済製品一覧」に載った機器のみです。

    いま提案されている機種が旧年度リストにしか載っていなければ、10月以降の申込では対象外になりえます。

    見積もり段階で「この機種は令和8年度のSII登録機器ですか?」と確認する一言で、数十万円を守れることがあります。

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    2. 【容量別】わが家はいくらもらえる?DR参加・不参加の計算例と「300万円」の噂

    蓄電容量10kWhで100万円、12kWhで上限の120万円、DR実証に参加すると15kWhで165万円になる東京都蓄電池補助金の容量別受給額を棒グラフで示した図解

    実際の受給額を蓄電容量別に見ていきます。

    まずは最もシンプルな「DR実証に参加しない」場合。

    計算式は「蓄電容量×10万円(上限120万円/戸)」です。

    蓄電容量計算式助成額(DR不参加)
    5kWh5×10万円50万円
    7kWh7×10万円70万円
    10kWh10×10万円100万円
    12kWh12×10万円120万円(上限到達)
    15kWh15×10万円=150万円120万円(上限適用)

    DR不参加の場合、12kWhで上限の120万円に到達します。

    これに災害補償・故障補償等への加入費7,000円/契約が加わります。

    戸建てで選ばれることの多い7〜12kWhクラスなら「容量×10万円」がそのまま目安です。

    2-1. DR実証に参加すると120万円の上限が外れる

    DR実証に参加する場合、助成額は次の①と②のいずれか低い額になります。

    1. 機器費・工事費・IoT機器費等の助成対象経費 −(国および他自治体の補助金額)
    2. 蓄電容量×10万円 + DR加算10万円 + 新規設置するEMS・IoT機器の台数×5万円
    蓄電容量②の計算式(EMS・IoT機器1台を新規設置)②の計算額
    10kWh100万円+10万円+5万円115万円
    12kWh120万円+10万円+5万円135万円
    15kWh150万円+10万円+5万円165万円

    ※実際の助成額は上表②と①「助成対象経費−国・他自治体の補助金額」のいずれか低い方です。

    設置費用の実額が②を下回る場合は①が適用されます。

    DR加算を受けるには交付申請兼実績報告までにDR契約等が必要です。

    DR実証というと難しそうに聞こえますが、実際には対応機器を設置して電力会社側の制御に協力する形が基本で、日常の使い勝手が大きく損なわれるものではありません。

    大容量を検討中なら、DR参加を前提にプランを組むのが令和8年度の賢い選び方です。

    2-2. 「東京都なら蓄電池の補助金が300万円」という噂の真実

    結論から言うと、蓄電池の補助金単体で300万円が支給されることはありません。

    都の助成はDR不参加なら上限120万円/戸、DR参加時も助成対象経費が実質の天井です。

    「300万円」は複数の制度をすべて併用できた場合の合算の理論値で、たとえば次のようなケースです。

    制度内容(例)金額(例)
    東京都:蓄電池(15kWh・DR参加・EMS新規1台)150万円+10万円+5万円165万円
    東京都:V2H普及促進事業(増額助成)太陽光あり+EV/PHEV所有で10/10助成最大100万円
    区の上乗せ補助例:品川区(蓄電池3万円/kWh・上限30万円)30万円
    合計ー295万円
    ※各制度の要件をすべて満たし、いずれも予算内で交付された場合の試算例です。助成額は各制度とも助成対象経費が上限となるほか、区市町村の制度内容・予算状況により変動します。

    つまり「300万円」は、大容量蓄電池+DR参加+V2H+EV所有+手厚い区にお住まい、という条件がフルに揃った世帯の合算値です。

    逆に言えば、条件の揃う家庭にとって令和8年度の東京都は全国屈指の好機でもあります。

    どの制度を併用できるかは、冒頭のシミュレーターで区の数字を出したうえで、補助金申請に精通した業者に見積もり段階で確認するのが確実です。

    3. 【23区一覧】区市町村の蓄電池上乗せ補助はいくら?令和8年度の一覧表

    東京23区のうち蓄電池補助の区独自上乗せがある区は18区、上乗せがない区は5区であることを円グラフとアイコンで示した図解

    都の補助金に加えて、お住まいの区市町村の上乗せ補助を併用できるかどうかで、実質負担は数十万円変わります。

    23区の令和8年度の蓄電池向け上乗せを、各区の公式ページで確認した値でまとめました(2026年9月6日時点。

    予算到達で早期終了する区が多いため、申請前に必ず各区の最新情報を確認してください)。

    区蓄電池の区上乗せ(令和8年度)申請時期蓄電池単体詳細
    千代田区助成対象経費の20%(全メニュー合算で上限125万円)事前申請区の公式で確認千代田区の記事
    中央区1万円/kWh・上限10万円(「中央エコアクト」参加で1.5倍)着工前不可(太陽光接続要件)中央区の記事
    港区4万円/kWh・上限20万円着工前可港区の記事
    新宿区1万円/kWh・上限10万円工事後(4期制)不可(太陽光・エネファーム接続要件)新宿区の記事
    文京区2万円/kWh・上限10万円(令和8年度から半減)設置後区の公式で確認文京区の記事
    台東区1万円/kWh・上限10万円(抽選制)抽選申込不可(太陽光・エネファーム接続要件)台東区の記事
    墨田区工事費用(税抜・都の補助控除後)の10%・上限5万円事前申請区の公式で確認墨田区の記事
    江東区1万円/kWh・上限10万円(太陽光と同時申請なら2.5万円/kWh・上限20万円)着工前(1か月前目安)不可(太陽光・エネファーム接続要件)江東区の記事
    品川区3万円/kWh・上限30万円(先着・件数枠あり)区の公式で確認区の公式で確認品川区の記事
    目黒区本体価格の1/3・上限7万円設置引渡し後可目黒区の記事
    大田区住宅リフォーム助成の脱炭素枠:標準工事費と実工事費の低い方×10%・上限20万円事前申請区の公式で確認大田区の記事
    世田谷区なし(エコ住宅補助金は断熱メニューのみ)ーー世田谷区の記事
    渋谷区なしーー渋谷区の記事
    中野区定額10万円(4kWh以上)設置後(電子申請・前期後期制)不可(太陽光接続要件)中野区の記事
    杉並区定額5万円(3kWh以上)工事・支払完了後可杉並区の記事
    豊島区1万円/kWh・上限5万円区の公式で確認不可(太陽光・エネファーム接続要件)豊島区の記事
    北区1万円/kWh・上限10万円(区内業者なら1.2万円/kWh・上限12万円)着工7開庁日以上前可北区の記事
    荒川区5千円/kWh・上限10万円(区内業者なら上限15万円)施工・支払完了後可荒川区の記事
    板橋区現金助成なし(いたPayエコポイントは太陽光のみ)ーー板橋区の記事
    練馬区なし(令和8年度から蓄電池は区の対象外)ーー練馬区の記事
    足立区定額5万円(区内事業者との契約で6万円に増額)設置後(4期制)区の公式で確認足立区の記事
    葛飾区助成対象経費の1/4・上限20万円(太陽光併設で一律5万円加算)着工4週間前までに事前協議可(要綱要確認)葛飾区の記事
    江戸川区なし(令和7年度で終了。再エネ100%電力切替で最大4万円のみ)ーー江戸川区の記事
    ※各区の令和8年度公式ページ・要綱をマイリフォ編集部が確認した値(2026年9月6日時点)。「蓄電池単体」は太陽光発電のない住宅に蓄電池だけを設置した場合に区の助成対象になるかを示します。多摩26市は制度の有無・金額が市ごとに大きく異なるため、記事末尾の地域別リンク集から各市のページをご覧ください。

    3-1. 区の上乗せは3タイプ|「専用助成」「リフォーム助成の枠」「上乗せなし」

    23区の制度は大きく3つの型に分かれます。

    • 1つ目は蓄電池専用の助成がある区(港・品川・北・葛飾など18区)。都と区の2階建てで受給でき、最も手厚い型です。
    • 2つ目は住宅リフォーム助成の枠内で対象になる区(大田区)。区内事業者の利用など独自条件がつきます。
    • 3つ目は区独自の上乗せがない区(世田谷・渋谷・練馬・板橋・江戸川)。都の制度が主軸ですが、都の助成額計算では「他自治体の補助額」を控除されないため、上乗せがある区と受給総額の差は上乗せ額そのものより小さくなるケースがあります。

    注意したいのは、区ごとに「申請のタイミング」と「蓄電池単体の可否」が違うこと。

    中央・港・江東・北・葛飾などは着工前の申請が必須で、工事が始まってからでは受け付けてもらえません。

    逆に杉並・荒川・目黒などは工事完了後の申請です。

    また、新宿・台東・中央・江東・中野・豊島は「太陽光発電(またはエネファーム)と接続していること」が条件で、蓄電池だけの設置では区の上乗せは出ません。

    都と区の両方の申請代行に対応した業者なら、この順序と条件を含めて段取りしてくれます。

    区内事業者との契約で増額される区(北区・荒川区・足立区)は、業者選びが受給額に直結します。

    「区内事業者」の判定は契約書・領収書に記載された事業者の住所で行われるため、本社が区内でも契約先が区外の営業所なら対象外になることがあります。

    見積もり時に「区内事業者の増額要件を満たしますか?」と確認しておくと安全です。

    すぐに東京の蓄電池設置業者のデータベースを見る

    東京都の事前申込と区の着工前申請をどちらも契約・着工より前に済ませ、設置後に都と区それぞれへ報告・申請する時系列を1本の線で示した図解

    4. 補助金の併用ルール|国×都×区、V2Hと国のCEV補助金はどう組み合わせる?

    東京都の蓄電池補助金と区市町村の上乗せは併用できるが、同じ設備への東京都の重複助成はできないことを◯と✕の記号で示した図解

    「都の補助金と区の補助金、両方もらえるの?」は最も多い疑問の1つです。

    答えは「原則、併用できる。ただし計算上の控除関係に注意」。

    制度ごとの併用可否を整理しました。

    組み合わせ併用可否ポイント
    東京都の蓄電池 × 東京都の太陽光補助金併用可別設備のため両方に申請可能。セット導入の王道
    東京都の蓄電池 × 区市町村の上乗せ併用可都の助成額計算では対象経費から他自治体の補助額が控除される。区側の条件(着工前申請・太陽光接続要件など)も要確認
    東京都の蓄電池 × 東京都のV2H併用可別設備として各制度に申請可能
    東京都のV2H × 国のCEV補助金併用可都の助成額から国補助額を控除する方式
    東京都の蓄電池 × 東京ゼロエミ住宅の蓄電池助成併用不可同一設備への都の重複助成は不可(どちらか一方を選択)
    東京都の蓄電池 × 初期費用ゼロ事業併用不可同一設備への重複助成は不可。リース等を使う場合は事業者経由の助成に一本化
    国のDR蓄電池補助 × 東京都の蓄電池(受付終了)国DRは2026年5月29日で終了したため、新規の併用は不可
    ※各制度の要綱にもとづく整理です。個別の適用可否は必ずクール・ネット東京および各区市町村の窓口でご確認ください。

    見落としがちなのがハイブリッド型パワーコンディショナの計上ルールです。

    太陽光と蓄電池を1台で制御するハイブリッド型パワコンの費用は「蓄電池→V2H→太陽光の優先順で、いずれか1つの制度にのみ計上できる」と決められています。

    同じパワコン費用を複数の制度に重複計上することはできず、見積書の内訳をどの制度に振り分けるかで受給総額が変わるケースもあります。

    複数制度を併用する方は、業者に計上先を必ず確認しましょう。

    4-1. EV・PHEVをお持ちならV2Hも選択肢|都の助成は最大100万円

    EV(電気自動車)やPHEVをお持ちの方は、蓄電池とあわせてV2H(充放電設備)も検討の余地があります。

    東京都の「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」は通常助成が対象経費の1/2・上限50万円、太陽光発電の設置とEV・PHEVの所有など増額要件を満たすと10/10・上限100万円と手厚く、蓄電池の都助成と併用できます。

    国のCEV補助金(V2H分・2026年9月30日締切)とも併用可能で、都の助成額は国補助額を控除して計算されます。

    V2Hの制度詳細・国のCEV補助金の申請順序は国の太陽光・蓄電池・V2H補助金の完全ガイドと、クール・ネット東京の公式ページ「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」でご確認ください。

    5. 申請方法と振込までの流れ|「契約前の事前申込」と必要書類

    東京都の蓄電池補助金は契約前の事前申込が必要で、事前申込・契約と設置・実績報告・振込の4ステップで進むことを矢印付きの流れ図で示した図解

    東京都の蓄電池補助金で最も多い失敗が「申請前に契約してしまった」というケースです。

    令和8年度の制度は「原則、機器の契約前に事前申込を行うこと」が要件のため、順序を間違えると助成対象外になりかねません(2026年4月1日〜6月30日に契約・設置した案件には経過措置あり)。

    ステップ内容ポイント
    ①業者選定・見積もり複数社から見積もりを取得。SII登録機器(10月以降は令和8年度登録)の取扱いを確認見積内訳を制度別に振り分けられる業者を選ぶ
    ②事前申込クール・ネット東京へ電子申請(2026年5月29日受付開始)契約前に必ず行う。区の着工前申請もこの段階で
    ③契約・設置工事事前申込後に業者と契約し、機器を設置対象機器の設置期間は2026年4月1日〜2029年3月30日
    ④交付申請兼実績報告設置完了後に申請(2026年6月30日受付開始)DR加算はこの時点までにDR契約等が必要
    ⑤審査・交付決定・振込書類審査を経て指定口座へ振込書類不備は振込遅延の最大要因。公式に一律の振込時期は示されていない

    振込時期は公式に一律の目安が示されておらず、申請の混雑状況や書類不備の有無によって所要期間は変動します。

    資金計画では「補助金はいったん全額を立て替えたあと、後日振り込まれるもの」と捉えておくのが安全です。

    最新の審査状況はクール・ネット東京の公式ページで随時アナウンスされます。

    5-1. 令和8年度は「申請者の実在性確認」が強化|代行を頼んでも内容は自分で確認

    令和8年度からのもう1つの変化が申請手続きの厳格化です。

    金融機関発行書類等による申請者・事業者の実在性確認が導入され、なりすましや不適切な代行申請への監視が強まりました。

    背景には一部の手続代行者による不適切な申請が問題視されている事情があり、クール・ネット東京も公式に注意喚起を行っています。

    申請を業者に代行してもらう場合でも、申請内容は必ず自分自身で確認することが求められます。

    電子申請の書類準備は、SII登録機器の型番確認・見積内訳の制度別振り分け・DR契約の段取り・区の申請との順序調整など、初めての方がつまずくポイントが多いのも事実です。

    都と区の両方の申請代行に対応した業者に任せれば、こうした手間とミスのリスクをまとめて回避できます。

    5-2. マンションでも使える?ポータブル電源は?

    本制度の対象は「都内住宅に設備を所有する個人・法人等」で、マンションを含む集合住宅も対象になりえます。

    ただし専有部分への設置には管理規約の確認や管理組合の同意が必要なため、施工実績のある業者への相談が近道です(一棟単位の導入は「賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進事業」など別制度の対象)。

    ベランダに置くタイプのポータブル電源は原則として対象外です。

    対象はSIIに登録された据置型の家庭用蓄電システムのみで、「補助金でポータブル電源が買える」という情報はまず疑ってください。

    6. 東京都で蓄電池を設置する費用相場と実質負担|容量別・区別の計算例

    10kWhの蓄電池を200万円で設置した場合、東京都の補助金100万円と区の上乗せ10万円を差し引いて実質負担が90万円になる計算例を積み上げ棒で示した図解

    補助金額だけでなく「結局いくら払うのか」を見ておきましょう。

    家庭用蓄電池の設置費用は機器の種類・容量・施工条件によって幅があります。

    東京都内の市場価格をもとにした容量別の目安は次のとおりです。

    容量本体価格+工事費の相場(税抜)都の補助金(DR不参加)
    5kWh100〜140万円50万円
    7kWh140〜180万円70万円
    10kWh180〜230万円100万円
    12kWh200〜260万円120万円(上限)
    16.4kWh260〜320万円120万円(上限)
    ※相場は東京都内の市場価格をもとにした参考値で、機種・工事内容・業者により幅があります。都の補助金は助成対象経費(機器費・工事費等から他の補助金額を差し引いた額)が上限です。

    6-1. 補助金活用後の実質負担額|3つのケース

    蓄電池10kWh単体は90万円、太陽光5kWと蓄電池10kWhのセットは130万円、5kWhで上乗せなしの地域は70万円という補助金活用後の実質負担額を3つのケースで比較した図解
    ケース①:10kWhを200万円で設置(北区・区外業者)金額
    蓄電池本体+工事費200万円
    東京都の補助金(10kWh×10万円)−100万円
    北区の上乗せ(1万円/kWh・上限10万円)−10万円
    実質負担額90万円(区内業者と契約すれば上乗せ12万円で88万円)
    ケース②:太陽光5kW+蓄電池10kWhを350万円でセット設置(港区)金額
    太陽光+蓄電池の本体+工事費350万円
    東京都の太陽光補助金(5kW×12万円=3.75kW超は全量12万円/kW)−60万円
    東京都の蓄電池補助金(10kWh×10万円)−100万円
    港区の上乗せ(太陽光10万円/kW・上限40万円+蓄電池4万円/kWh・上限20万円)−60万円
    実質負担額130万円
    ケース③:5kWhを120万円で設置(区の上乗せがない区・市)金額
    蓄電池本体+工事費120万円
    東京都の補助金(5kWh×10万円)−50万円
    区市町村の上乗せ0円
    実質負担額70万円

    ※いずれも税抜・DR不参加の試算例です。

    実際の助成額は各制度とも助成対象経費が上限となり、都の助成額の計算では区市町村の補助額が控除される場合があります。

    お住まいの区の数字は冒頭のシミュレーターで確認できます。

    ケース①のように上乗せのある区で10kWhクラスを導入すると、設置費用の半分以上を補助金でカバーできる可能性があります。

    ケース②の太陽光セットは補助総額220万円。逆に上乗せのない地域では、都の制度をフルに使えるか(DR参加・SII登録機器・事前申込の順序)が実質負担を左右します。

    6-2. 世帯人数・使い方別の容量目安

    世帯の目安推奨容量考え方
    1〜2人世帯(在宅少なめ)5〜7kWh夜間の基本負荷と停電時の最低限をカバー
    3〜4人世帯(共働き)7〜10kWh「容量×10万円」の補助を最も効率よく使える帯
    3〜4人世帯(在宅勤務あり)10〜12kWh12kWhで都の上限120万円に到達
    5人以上・オール電化12〜16kWhDR参加で上限超えの助成を狙う。区の上限も要確認

    容量は「大きいほど得」ではありません。

    都の補助金は12kWhで上限に達し、区の上乗せにも上限があるため、それを超える分は自己負担の比率が上がります。

    電気の使用量(電力会社の明細で確認できる1日あたりの使用kWh)と停電時に動かしたい機器から逆算し、複数社の提案を比較して決めるのが失敗しないコツです。

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    7. 【調査結果】東京都対応の蓄電池・太陽光業者48社を1社ずつ確認しました

    東京都対応の蓄電池・太陽光業者48社について、公式サイト・登記情報・建設業許可データベース・Googleマップの4つの一次情報を1社ずつ確認したことを示した図解

    ここからは「どの業者に頼むか」の話です。

    マイリフォでは、東京都に対応する蓄電池・太陽光の業者48社について、公式サイトの記載・登記情報(国税庁法人番号公表サイト)・国土交通省の建設業者データベース・Googleマップの口コミを1社ずつ手動で確認し、業者データベースとして公開しています。

    その調査結果を1枚にまとめたのが下の表です(クリックで拡大)。

    東京都対応の蓄電池・太陽光業者48社を公式サイト・登記情報・建設業許可データベース・Googleマップで確認した業者調査表。業者タイプ・設備・特徴タグ・マイリフォ評価・Google口コミ・拠点・建設業許可・対応範囲を一覧化(クリックで拡大)

    表の見方は次のとおりです。

    • マイリフォ評価:「独自」は公式サイト・口コミ・公的な情報にもとづく7軸評価(70点満点を5点換算)、「参考」はGoogle口コミの点数・件数をベイズ補正した参考値。独自評価は13社
    • 特徴タグ(補助金申請サポート・自社施工・建設業許可など):業者データベースの絞り込み検索と同じ基準。一括見積もりサイトは紹介社数を表示
    • 建設業許可・法人番号:◯=許可番号・法人番号を公的データベースで確認済み、△=記載はあるが確認できず、—=記載なし
    • Google口コミ:各社の確認日時点の値で、変動します。件数が2件以下の場合は「参考件数未満」

    調査して分かったことを3つ挙げると、

    • 48社のうち建設業許可を公的DBで確認できたのは27社で、残りは「記載なし」か「一括見積もりサイト等で対象外」。
    • 補助金申請サポートをうたう業者は36社ある一方、都と区の両方の代行に触れている業者は限られる。
    • Google口コミが100件を超える業者は13社で、件数の少ない業者ほど評価が高く出やすい(だからこそ参考評価はベイズ補正をかけています)。

    この3点を踏まえたうえで、次章の選び方と9章の一覧をご覧ください。

    8. 補助金に強い蓄電池業者の選び方|7つのチェックポイント

    補助金に強い業者を選ぶ7つのチェックポイントのうち、東京都と区の両方の補助金申請を代行できるかが最重要であることを示した図解

    令和8年度の東京都蓄電池補助金は「金額は大きいが、ルールは複雑」。

    だからこそ、どの業者に頼むかで受給額も手間も大きく変わります。

    マイリフォの7軸評価と同じ基準で、確認すべき7点をまとめました。

    チェックポイント確認すること
    ①都と区の両方の申請代行都の申請だけ代行して区の上乗せは「ご自身で」という業者もある。両方任せられるかで数十万円と数時間の差が出る。不採択時の扱い(再申請・補填の有無)も契約前に確認
    ②SII令和8年度登録機器への対応10月1日以降の申込を見据えた機種選定ができているか。旧年度リストの機種を勧める業者は情報が古い可能性
    ③相見積もりを嫌がらないか適正価格の業者ほど比較を恐れない。即決を迫る業者、「今日だけの価格」を出す業者は候補から外す
    ④料金の透明性見積書に本体・工事費・諸経費の内訳があるか。ハイブリッド型パワコンの計上先(蓄電池/太陽光)を説明できるか。契約後の追加請求の条件
    ⑤施工体制と許認可自社施工か外注か。電気工事業の登録・建設業許可の番号を公式サイトに掲載しているか(調査表の◯△—を参照)
    ⑥保証・アフターメーカー保証(10〜15年が一般的)に加えて施工保証・自然災害補償・定期点検の有無。保証の主体が「メーカー」か「業者」かを区別する
    ⑦会社情報の透明性設立年・代表者・本社所在地・法人番号が公式サイトで確認できるか。訪問販売・電話営業の有無も判断材料

    進め方はシンプルで、

    ①候補を3〜5社に絞る(9章の一覧と調査表を使う)→②2〜3社から相見積もりを取る→③価格・提案内容・申請代行の範囲の3軸で比較→④契約前に「都と区の申請の順序」を業者と確認

    の4ステップです。

    見積もりは同じ容量・同じ条件で揃えないと比較になりません。

    「10kWh・DR参加なし・太陽光あり」のように条件を固定して依頼しましょう。

    9. 東京都対応の蓄電池業者一覧|マイリフォの業者データベース48社

    マイリフォの業者データベース48社は、7軸の独自評価の13社と、Google口コミをもとにした参考評価の35社で構成されることを示した図解

    東京都に対応している蓄電池・太陽光の業者を、マイリフォ独自の評価とともに紹介します。

    気になる業者があれば、各社の詳細ページから口コミ・料金・補助金サポートの実態を確認できます。

    お住まいの区市町村の地元業者から探したい方は、下のタブから地域を選んでください。

    蓄電池の業者を探す

    東京都全体で探す

    ※各地域ページは、業者データベースと連動した新フォーマットへ順次リニューアル中です。

    マイリフォ独自評価のおすすめ3選

    掲載業者の中から、マイリフォが7軸で評価した東京都対応のおすすめ3社を先に紹介します。

    2〜3社の相見積もりの起点にしてください。

    えねこ公式サイトのキャプチャ画像
    マイリフォ評価:4.5
    渋谷区本社の販売施工会社。都の建設業許可を保有し、都と区の補助金申請サポートが手厚い

    ※おすすめ3選の評価は、公式サイト・口コミ・公的な情報にもとづく7軸の独自評価(5点満点換算)です。下記一覧の評価点には、7軸の独自評価とGoogle口コミをもとに機械算出した参考評価が含まれます。

    東京都蓄電池設置業者DB

    9-1. 【上位3社比較】えねこ・省エネタイガー・ECODAの違い

    独自評価の13社の中でも評価が並ぶ3社を、業者データベースの確認済み項目で比較します。「3社のうちどれが自分に合っているか」の判断材料にしてください。

    えねこ公式サイトのキャプチャ画像

    PR えねこ|都と区の補助金申請をまとめて任せたいなら

    マイリフォ独自評価4.5(64/70)
    Google口コミ(確認日)★4.9・108件(2026/8/18)
    運営会社・本社株式会社えねこ/渋谷区
    建設業許可東京都知事許可(般-8)第162619号
    施工体制自社施工
    対応エリア東京都・首都圏
    訪問販売・電話営業なし
    特徴タグ(抜粋)補助金申請サポート/長期保証/既設太陽光への蓄電池追加/70歳以上対応/LINE相談可
    向いている人都と区の申請をまとめて任せたい・保証を重視する人

    ※各社の(2026年9月時点)の確認値です。保証内容・料金・キャンペーンは各社の最新の案内でご確認ください。

    10. 「怪しい」訪問販売への対処法と、補助金を受け取った年の確定申告

    蓄電池の訪問販売で注意すべき「今日だけ」「都の指定業者」「実質0円」という3つのトークを注意マークとともに示した図解

    「訪問販売で補助金の話をされたけど、怪しくない?」という不安をお持ちの方も多いはずです。

    結論から言うと、補助金制度そのものは東京都の正規事業で怪しいものではありません。

    しかし、制度の知名度を利用した強引な営業や不適切な代行申請が実際に問題になっており、クール・ネット東京も注意喚起を出しています。

    よくあるトーク実際は…
    「補助金の枠が今日で埋まるので、今日中の契約が必要です」予算到達で終了するのは事実だが、「今日契約しないと無効」という制度設計ではない。即日契約を迫るのは要注意のサイン
    「東京都から委託されて回っています」「都の指定業者です」東京都やクール・ネット東京が特定の販売業者に戸別訪問を委託することはなく、「指定業者」制度もない
    「補助金で実質タダで設置できます」助成には上限があり、全額が賄われるケースはまれ。「実質0円」を強調する見積もりは内訳の確認が必須
    「申請はすべてこちらでやるので書類は見なくて大丈夫」手続代行者の不適切申請に対しクール・ネット東京が公式に注意喚起中。申請内容は本人確認が原則
    「点検に来ました。設備が故障しています」いわゆる点検商法。依頼していない点検で不具合を指摘され、その場で契約を迫られたら断る

    防衛策はシンプルで、

    ①その場で契約しない、②必ず複数社から相見積もりを取る、③申請書類は自分の目で確認する

    の3つです。

    訪問販売がきっかけでも、提案内容自体は他社と比較してから判断すれば損はありません。

    万一契約してしまった場合、訪問販売なら契約日から8日以内はクーリングオフ(書面通知で無条件解約)が可能です。

    期間を過ぎていても、消費生活センター(消費者ホットライン188)に相談できます。

    10-1. 補助金と確定申告|120万円もらったら税金はかかる?

    意外と知られていないのが税金の話です。

    国や自治体からの補助金は税法上「一時所得」に区分されるのが原則で、一時所得には年間50万円の特別控除があります。

    ただし、蓄電池のような固定資産の取得に充てた国・地方公共団体の補助金は、確定申告を行うことで総収入金額に算入しない特例(所得税法第42条)を適用できる場合があります。

    つまり「申告手続きをすれば実質的な税負担を避けられる可能性が高いが、何もしなくてよいわけではない」ということ。

    他の一時所得との合算状況によっても扱いは変わるため、高額の補助金を受給した年は税務署または税理士に確認しておくと安心です。

    11. 東京都の蓄電池補助金・業者選びのよくある質問(FAQ)

    東京都の蓄電池補助金と業者選びに関するよくある質問の章の見出し図解。蓄電池のアイコンと大きな疑問符を配置

    Q1. 太陽光発電がなくても、蓄電池だけで補助金はもらえますか?

    A. 東京都の「家庭における蓄電池導入促進事業」は蓄電池単体の設置でも対象になります。

    ただし太陽光発電のない住宅で申請する場合、対象となる再生可能エネルギー電力メニューの契約など追加要件が設けられているケースがあるため、事前申込の前に公式の交付要綱を確認してください。

    区の上乗せは区によって「太陽光との接続」が条件になるため、3章の一覧表の「蓄電池単体」欄をご覧ください。

    参考:クール・ネット東京 令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業

    Q2. 東京都の補助金はいつまでに申請すれば間に合いますか?

    A. 事前申込は2026年5月29日から受付中で、対象機器の設置期間は2029年3月30日まで。

    ただし予算上限に達した時点で受付終了です。

    国のDR補助金は公募開始から約2ヶ月で終了しました。

    導入を決めているなら、契約前の事前申込を早めに済ませてください。

    10月1日以降の申込は対象機器がSIIの令和8年度登録製品に切り替わる点にも注意が必要です。

    参考:クール・ネット東京 令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業

    Q3. 補助金はいつ振り込まれますか?

    A. 設置完了後の交付申請兼実績報告→審査→交付決定を経て振り込まれます。

    公式に一律の振込時期は示されておらず、申請の混雑状況や書類不備の有無で所要期間は変動します。

    資金計画上は「設置費用はいったん全額立て替える」前提で考えておくのが安全です。

    参考:クール・ネット東京 令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業

    Q4. 賃貸住宅に住んでいますが対象になりますか?

    A. 本制度の対象は「都内住宅に設備を所有する個人・法人等」です。

    入居者の立場で申請することは基本的に想定されておらず、設備の所有者(オーナー)側が申請主体になります。

    賃貸集合住宅のオーナー向けには「賃貸住宅の断熱・再エネ集中促進事業」という別制度があり、一棟単位での太陽光・蓄電池導入に助成が用意されています。

    参考:クール・ネット東京 住宅向け助成事業

    Q5. 中古の蓄電池やポータブル電源も対象になりますか?

    A. いいえ。

    対象は「未使用」かつ「SII(環境共創イニシアチブ)に登録された」家庭用蓄電システムのみです。

    中古品や、SII登録のないポータブル電源は対象外です。

    2026年10月1日以降の事前申込分からは、原則として令和8年度の登録機器であることが必要になります。

    参考:SII(環境共創イニシアチブ)登録製品一覧

    Q6. 申請は自分でもできますか?業者に代行してもらうべき?

    A. 電子申請なのでご自身でも可能ですが、SII登録機器の確認・見積内訳の制度別振り分け・DR契約の段取り・区の申請との順序調整など、初めての方には煩雑な作業が多いのが実情です。

    販売施工業者の多くは申請代行に無償で対応しており、活用するのが現実的です。

    ただし手続代行者による不適切な申請への注意喚起も出ているため、代行を頼む場合でも申請内容は必ずご自身で確認してください。

    参考:クール・ネット東京 住宅向け助成事業のご案内

    Q7. 蓄電池は太陽光発電なしでもメリットがありますか?

    A. あります。

    深夜の安い電力を貯めて昼に使う「時間帯シフト」と停電時のバックアップが主な効果ですが、太陽光と組み合わせた場合より電気代の削減幅は小さくなります。

    区の上乗せは太陽光との接続を条件にする区があるため、3章の一覧表で確認してください。

    Q8. 蓄電池の寿命は何年ですか?メンテナンスは必要?

    A. 家庭用リチウムイオン蓄電池の設計寿命はメーカー公表値で10〜15年程度が一般的です。

    日常のメンテナンスはほぼ不要ですが、設置環境(直射日光・高温多湿・塩害)で劣化速度が変わるため、設置場所と業者の定期点検の有無を確認しておくと安心です。

    メーカー保証は10〜15年が主流で、保証期間と容量保証をセットで確認しましょう。

    Q9. 蓄電池とV2Hはどちらがいいですか?

    A. EV・PHEVを所有していて、太陽光発電もある家庭ならV2Hの増額助成(10/10・上限100万円)が非常に有利です。

    一方、車が外出中は家庭側の蓄電機能がなくなるため、在宅時間が長い・停電時の備えを確実にしたい家庭は蓄電池(または両方)が向きます。

    4章の比較表と、国のCEV補助金の締切(2026年9月30日)を踏まえて検討してください。

    参考:クール・ネット東京 戸建住宅におけるV2H普及促進事業

    Q10. 東京都内で「蓄電池はやめたほうがいい」と言われるのはなぜ?

    A. 主な理由は「初期費用が高い」「太陽光がないと効果が小さい」「訪問販売のトラブルが多い」の3つです。

    ただし令和8年度の東京都は補助金で設置費用の半分前後をカバーできるため、費用面の前提は他県と異なります。

    やめたほうがいいのは、太陽光がなく在宅時間も短い家庭、10年以内に転居予定の家庭、相見積もりを取らずに1社で決めようとしている場合。

    太陽光あり・停電への備えを重視・上乗せのある区なら、導入に向いた年度です。

    12. まとめ|令和8年度は「都×区×DR」の組み合わせと業者選びで実質負担が決まる

    東京都の蓄電池補助金で実質負担を減らす3つの鍵として、契約前の事前申込、都と区とDRの組み合わせ、両方の申請を任せられる業者選びを示した図解
    • 令和8年度の東京都蓄電池補助金は10万円/kWh・DR不参加なら上限120万円/戸(+災害補償等7,000円)。DR実証への参加+EMS・IoT機器の新規設置で上限を超える助成も可能
    • 国のDR補助金(上限60万円)は2026年5月29日で受付終了。一方、都の関連予算は約1,012億円と過去最大
    • 23区のうち18区に区独自の上乗せがあり、5万〜30万円(千代田区は経費の20%)。申請のタイミングと「蓄電池単体の可否」は区ごとに違う
    • 「契約前の事前申込」と「10月1日のSII登録機器切替」が二大注意点。区の着工前申請とあわせて順序を業者と確認する
    • 業者は都と区の両方の申請代行に対応しているかで選ぶ。東京都対応48社の調査表と独自評価の13社の評価を起点に、2〜3社の相見積もりを

    予算約1,012億円という数字だけ見ると余裕がありそうですが、国のDR補助金が2ヶ月で終了した事実が示すとおり、補助金は「検討している間になくなる」ものです。

    導入の意思が固まっているなら、信頼できる業者への相談と事前申込を先に済ませてしまうのが、令和8年度を勝ち切る最短ルートです。

    編集長田中

    太陽光発電アドバイザーより

    補助金制度は毎年変わりますが、令和8年度の東京都は「単価は下がったが、賢く組み合わせる家庭にはより手厚い」制度設計になったのが特徴です。

    今年は23区すべての公式ページを1区ずつ確認し、シミュレーターと業者調査表もこのページに載せました。

    押さえるべきは順序(契約前の事前申込)と組み合わせ(都×区×DR×V2H)、そして両方の申請を任せられる業者選び。この3つだけです。

    このページをブックマークして、業者との打ち合わせの際のチェックリストとしてご活用ください。

    編集長 田中

    PR 東京都+区市町村の補助金申請までまるごと無償サポート

    【東京都・地域別】
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