【2026年最新】千代田区の太陽光・蓄電池補助金はいくら?区の助成(経費の20%・上限100万円)は11月2日から受付再開|都と合わせた額と申請の順番

石垣とお濠、遠くのビル街を背景に、屋根に太陽光パネルを載せ家の横に家庭用蓄電池を置いた戸建ての家と、「千代田区の太陽光・蓄電池補助金」の見出しを入れたアイキャッチ画像
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2026年10月23日更新|千代田区の公式ページ(省エネルギー改修等助成制度は10月23日の更新)・補正予算についてのお願い・パンフレットで10月23日に確認しています。文:マイリフォ編集長 田中(太陽光発電アドバイザー)

千代田区の太陽光・蓄電池の補助金は、いくら?いまから申請できる?

千代田区の助成は、太陽光も蓄電池も対象経費の20%です。住宅は、ほかの設備と合わせて上限100万円です。

令和8年度の受付は6月に一度終わりましたが、補正予算がついて11月2日(月)から再開します。工事の前に、予約して区役所の窓口で申請します。

申請の期限は2月15日ですが、審査に4〜6週間かかり、3月15日までに工事完了の報告が要ります。1月中旬〜2月上旬までの申請が目安です(マイリフォの計算)。

千代田区の太陽光・蓄電池補助金(令和8年度)
区の太陽光
20%
対象経費(税抜)
区の蓄電池
20%
住宅は合計100万円まで
受付
11/2〜
予約して窓口で
都と足すと
太陽光4kWと蓄電池10kWhで、区58万円+都148万円
税抜290万円をすべて対象経費とした例・DRに参加しない場合。都の制度は東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)・東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)へ
順番は?
都は契約の前、区は工事の前
区は予約して窓口で事前相談・申請(郵送は不可)。交付決定の通知を受けてから契約・着工するのが安全
いつまでに?
申請は2月15日、完了報告は3月15日まで
審査は4〜6週間ほど。逆算すると1月中旬〜2月上旬までの申請が目安。予算がなくなれば早く終わる
条件
区内の既存の家・ちよエコヒーロー宣言
工事の前の申請、一括払い(工事が終わるまでに全額払うなら分割も可)、同じ建物で年度1回
区内の業者
20%は業者の場所で変わらない
区内の業者で増える加算はない。千代田区に本社がある掲載業者は5社(7章)
注意
「区の助成は確実に取れる」という話
区は先着で、補正予算がなくなりしだい終了。交付を決めるのは区の審査

すぐ読みたい方へ:区の制度/受付の再開/20%の掛け方/対象になる家/書類と流れ/マンション/都と足すと/間に合う申請日/申請の順番/実質負担/業者/よくある質問

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東京都の補助金は、原則として契約の前に事前申込が必要です。
区市の助成は、工事の前に申請するか後かが区市ごとに違います。
見積もりのときに、両方の申込まで任せられるか確かめましょう。

1. 【シミュレーター】千代田区で太陽光・蓄電池を付けると、補助金と実質負担はいくら?

区市町村で「千代田区」を選び、太陽光と蓄電池の容量を選んでください。補助を引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。

いまは11月2日の受付再開の前のため、シミュレーターの千代田区は区の分を含めずに計算します。区の20%を足した額は、3章と6章に載せています。

30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?

下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。

9.8kWh
4.5kW
設置費用の目安(税抜)—
東京都・蓄電池助成—
東京都・太陽光助成—
区市町村の助成—
実質自己負担額の目安—
    同じ容量で2〜3社を並べると、補助金後の差額がはっきりします

    出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年10月13〜20日に確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。

    2. 千代田区の太陽光・蓄電池の助成はいくら?対象経費の20%・住宅は上限100万円

    令和8年度の千代田区と東京都の太陽光・蓄電池補助金の結論カード。千代田区は太陽光も蓄電池も対象経費(税抜)の20%で、住宅は設備の合計で100万円まで、工事の前に申請。東京都は太陽光1kWあたり15万円・上限45万円(既存住宅・3.75kWまで)、蓄電池1kWhあたり10万円・上限120万円(DRに参加しない場合)で、契約の前に事前申込が必要なことを示した図解

    千代田区の制度は「千代田区省エネルギー改修等助成制度」です。担当は環境まちづくり部 環境政策課のエネルギー対策係で、窓口は区役所の5階です。

    住宅やマンションの共用部分、事業所ビルの省エネの改修に、費用の一部を助成します。自分の家は「住宅(戸建・マンション専有部等)」の枠で申請します。

    設備区の助成(住宅・税抜)要点
    太陽光対象経費の20%JETのモジュール認証(JETPVm)か、それに準じると区が認めるもの。新しく付ける場合も対象
    蓄電池対象経費の20%SIIが補助対象の機器として指定しているもの(ZEHの蓄電システム登録済製品一覧で確かめられる)。新しく付ける場合も対象
    エネファーム対象経費の20%定格0.3〜1.5kWの発電出力など
    LED照明対象経費の50%照明器具ごとの取り換え
    窓の断熱サイズと性能で決めた単価令和8年度から単価の方式に
    高効率ガス給湯器1台3万円潜熱回収型
    V2Hこのメニューにはない区の充電設備の助成で考える(2-6)

    ※出典:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)(10月23日に確認)・助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)。住宅の上限は、これらの合計で100万円です。助成の額は1,000円未満を切り捨てます。

    業者が区内でも区外でも、20%は変わりません。区内の業者に頼むと増える加算は、千代田区にはありません。

    太陽光・蓄電池の出力や容量の上限・下限と、蓄電池を太陽光とつなぐ要件は、区のパンフレットに書かれていません。迷う機種は、事前相談で確かめます。

    2-1. いま申請できる?11月2日からの受付再開

    項目内容(区の公式)
    令和8年度の受付11月2日から受付再開
    これまでの経過申し込みが多く、6月に受付を終了(区のページの6月26日の更新・マイリフォが当時に確認)
    再開補正予算で予算を確保し、2026年11月2日(月)から受付を再開(区のページは10月23日に更新)
    受付のしかた申請の前に事前相談が必要。相談も申請も予約して区役所の窓口へ。郵送では受け付けない。書類が全部そろってから受付
    申請の期限2027年2月15日(月)。補正予算がなくなりしだい終了
    完了報告の期限2027年3月15日(月)。工事が終わったら、すぐ出す

    ※出典:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)・補正予算についてのお願い(千代田区・PDF)(10月23日に確認)。補正予算の額は、区のページに書かれていません。

    対象は、工事を始める前に申請し、3月15日までに完了報告の書類一式を出せる工事だけです。もう工事を始めた家や、終わった家は対象外です。

    区は、再開のあとも予算がなくなりしだい受付を終えるとしています。予算の残りを公表するかどうかは、区のページに書かれていません。

    2-2. 20%はどの金額に掛かる?対象経費と上限

    対象経費は、機器本体(資材費)と工事費です。太陽光は、モジュールやパワコンなどの付属機器も入ります。

    消費税、前の機器の撤去や廃棄の費用、搬入費、諸経費は入りません。見積もりの総額ではなく、この対象経費の20%です。

    対象経費(税抜)の例区の20%
    太陽光4kW・110万円22万円
    蓄電池10kWh・180万円36万円
    両方で290万円58万円
    500万円以上100万円(住宅の上限)

    ※マイリフォの計算。見積もりの額はすべて対象経費とした例です。住宅の上限100万円は、LEDや窓、給湯器なども含めた合計です。

    ふつうの戸建てで太陽光と蓄電池を付けても、上限に届くのは対象経費が500万円になるときです。

    区は、国や都の助成と一緒に受けられるとしています。工事完了の報告で、一緒に使った助成の交付額が分かる確定通知の写しなどを出します。

    区の20%を都の助成を引いたあとの額に掛けるのかは、区の案内に書かれていません。都の確定通知が完了報告に間に合わないときの扱いと合わせて、事前相談で確かめます。

    2-3. 対象になる人と家

    • 申請できる人:千代田区民。区内の既存の建物の所有者(区分所有を含む)か、所有者の承諾を得た人
    • 既存の建物:区の言い方は「区内の既存建物」。これから建てる家は、事前相談で確かめる
    • 工事の前:改修や取付けの工事をまだしていないこと。交付決定の通知を受けてから工事を始める
    • 施工:自分で付けたものは対象外。施工業者が付けること
    • 支払い:一括で払うこと。工事が終わるまでに全額を払うなら、分割でもよい
    • 回数:同じ建物で、その年度にこの助成を受けていないこと(申請は年度に1回)
    • 税:固定資産税や住民税などを滞納していないこと
    • ちよエコ宣言:個人は「ちよエコヒーロー宣言」をしていること
    • 5年:付けた機器は、5年間きちんと維持管理する

    ちよエコヒーロー宣言は、区内に住む・勤める・通学する人が、環境に配慮した13の行動から7つ以上を選んで宣言する区の制度です。

    区のポータルサイトかMicrosoft Formsで登録し、登録完了のメールの画面などを申請に付けます。申請の前に済ませておきます。

    参考:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)/助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)/「ちよエコヒーロー宣言」の概要(千代田区)

    2-4. 区に出す書類と、申請から振込まで

    千代田区の太陽光・蓄電池の助成の申請のしくみ。予約して事前相談をし、書類をそろえて区役所の窓口で申請、審査のあとの交付決定の通知を受けてから契約・工事をする順番と、工事のあとの申請は対象外であることを示した図解
    つまずきやすい書類区の案内
    見積書と内訳書改修工事の見積書と、その内訳書。機器の仕様と型番が分かるパンフレットも
    工事の前の写真改修前の様子が分かるカラー写真。今ある機器を取り替えるときは、その設置の様子と、型番が分かる銘板の写真
    納税証明書前年度(令和7年度)の固定資産税などの納税証明書の写し。個人は住民税の証明でもよい
    区民の証明住民票の写しなど
    ちよエコ宣言登録完了のメールの画面など
    完了のとき領収書、納品書や請求内訳書の写し、工事中と工事後の写真、一緒に使った助成の確定通知の写しなど

    ※出典:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)・助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)。書類は今年度の様式を使い、消せるボールペンは使えません。

    1. 事前相談(工事予定日の1〜2か月前が目安):電話で予約し、書類をそろえて窓口へ。不備がなければ、そのまま申請として受け付けます
    2. 申請(工事予定日の4〜6週間前が目安):区役所5階の環境政策課の窓口だけです。出張所や郵送では出せません
    3. 審査と交付決定:審査は4〜6週間ほどで、結果は郵送で届きます
    4. 契約・工事と支払い:交付決定の通知を受け取ってから、工事(購入等)を始めます
    5. 工事完了の報告(3月15日まで):窓口か郵送で出します。審査は2〜3週間ほどで、現地を確かめることもあります
    6. 請求と振込:額の確定の通知のあとに請求書を出し(郵送も可)、請求から1か月ほどで振り込まれます
    7. 実績報告:工事の前後1年の電気・ガスの使用量を記録し、翌年度の3月末までに出します

    参考:助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)/補正予算についてのお願い(千代田区・PDF)

    2-5. マンションは管理組合の枠もある

    千代田区は、マンションの共用部分にも同じ制度があります。管理者や管理組合が申請し、太陽光と蓄電池は対象経費の20%です。

    上限は総戸数で決まり、100戸までは150万円、101〜200戸は300万円、201戸以上は450万円です。総会の議決書の写しなどが要ります。

    自分の住戸(専有部分)の窓やLEDは、住宅の枠で申請します。参考:助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)

    2-6. 区のほかの入り口

    メニュー区の内容
    再エネ100%の電気への切替え区内の住宅の電気を再エネ100%に切り替えた人に2万円。切り替えた日から1年以内に申請し、1世帯1回。交付決定から1年以上続けるのが条件。受付は2027年3月31日必着(先着)
    Pikaでんき区が応援する再エネ電気の共同購入(運営は株式会社まち未来製作所)。区は電気の契約には関わらない
    V2Hなどの充電設備V2Hは最大50万円(税抜)。設置のあと1年以内に申請し、国や都の補助も使うなら、その額が決まってから。申込は2027年2月26日までで、都の額が決まるのを待つと間に合わないこともある

    ※出典:再生可能エネルギー100%電力切替え促進事業費助成金(千代田区)・一般家庭向け再エネ電気共同購入「Pikaでんき」(千代田区)・クリーンエネルギー自動車充電設備等導入費助成制度(千代田区)。どれも、ちよエコ宣言をしていることが要件です(Pikaでんきは除く)。

    V2Hの都の助成は、令和8年度 V2Hの補助金(クール・ネット東京)で確かめます。

    3. 東京都の補助金と足すといくら?千代田区の早見表

    区の20%は、都の補助と一緒に受けられます。都は、区の額を都の対象経費から引いて計算します。表は、区の受付の期間に工事の前に申請し、交付決定を受けた場合です。

    太陽光の容量・見積もり(税抜)東京都千代田区(20%)合計実質負担
    3kW・100万円45万円20万円65万円35万円
    4kW・130万円48万円26万円74万円56万円
    5kW・150万円60万円30万円90万円60万円
    6kW・180万円72万円36万円108万円72万円

    ※東京都は既存住宅の単価(3.75kWまで1kWあたり15万円・上限45万円、超えると全部が12万円)。見積もりの額は例で、すべて区の対象経費とした場合です。

    蓄電池の容量・見積もり(税抜)東京都千代田区(20%)合計実質負担
    5kWh・120万円50万円24万円74万円46万円
    7kWh・160万円70万円32万円102万円58万円
    10kWh・200万円100万円40万円140万円60万円
    12kWh・230万円120万円(上限)46万円166万円64万円

    ※東京都はDRに参加しない場合(1kWhあたり10万円・上限120万円)。太陽光があるか、都が認める再エネ100%の電気を契約していることが条件です。

    区の受付に間に合わなければ、受けられるのは表の「東京都」の列の額だけです。

    両方を付けると、太陽光4kW(110万円)と蓄電池10kWh(180万円)の例で、都148万円+区58万円の206万円です。DRに参加すると、都に10万円が足されて216万円です(EMSとIoT機器を別に付けると加算は15万円)。

    都の額が減る境目もあります。区の20%を引いたあとの対象経費が都の額を下回ると、都の額が減ります。

    太陽光は、4kWで60万円、3kWで約56万円を下回ると減ります。蓄電池は、対象経費が1kWhあたり12.5万円を下回ると減ります。10kWhでDRに参加する場合は、13.75万円が境目です(マイリフォの計算)。

    相場の価格なら起きにくい境目です。大きな値引きがある見積もりのときは、確かめておきます。

    東京都の補助金の要点(令和8年度)

    • 太陽光(既存住宅):1kWあたり15万円(3.75kWまで・上限45万円)。3.75kWを超えると、全部が1kWあたり12万円
    • 蓄電池:1kWhあたり10万円(DRに参加しない場合は上限120万円)。太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件(どちらもない蓄電池だけは対象外)
    • 順番:事前申込の受付のあとに契約(同じ日は可)。10月1日以降の蓄電池の事前申込は、SIIの令和8年度の登録機器だけ
    • 区市の助成と一緒に受けるとき:都は、区市町村の助成の額を都の対象経費から除いて計算します。区の助成を申請した(予定を含む)家は、その交付決定のあとに都へ太陽光の実績報告
    • 期間:都の太陽光の事業は令和9年度まで。太陽光は、事前申込の受付日から1年以内に実績報告(延長はできない)
    • 支払い:令和8年度の事前申込の分から、実績報告で金融機関が出す支払いの証明(振込やカードの明細など)が必須。現金払いは対象外

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    参考:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)/支払いの証明についてのFAQ(クール・ネット東京・PDF)

    4. いつまでに申請すれば間に合う?2月15日と3月15日から逆算

    区の申請の期限は2027年2月15日(月)ですが、工事完了の報告は3月15日(月)までです。その間に、審査と交付決定、工事、支払いが入ります。

    区に申請する日交付決定の目安(審査4〜6週間)3月15日の完了報告
    11月2日(再開の日)11月30日〜12月14日ごろ工事の日程には余裕がある
    1月18日ごろ2月15日〜3月1日ごろ工事と支払いを2週間ほどで終えれば間に合う
    2月8日ごろ3月8日〜3月22日ごろ審査が4週間で終わり、工事が1週間なら間に合う。審査が長いと間に合わない
    2月15日(申請の期限)3月15日〜3月29日ごろ間に合わない計算

    ※審査の期間は区の目安(4〜6週間)で計算した、マイリフォの目安です。区の見通しではありません。年末年始(12月29日〜1月3日)は区役所が閉まります。

    事前相談は工事予定日の1〜2か月前、申請は4〜6週間前が区の目安です。3月に工事をするなら、1月中旬〜2月上旬には申請しておきたい計算です。

    もう一つの期限は予算です。補正予算がなくなれば、2月15日より前でも受付は終わります。予算の残りが公表されるかは分からないので、早めの事前相談をおすすめします。

    都の補助も受ける家は、区の完了報告に都の確定通知の写しなどを付けます。都の審査には時間がかかるので、間に合わないときの扱いを事前相談で確かめ、そのぶん早めに申請します。

    区の申請に出すのは見積書と内訳書で、申請書類に契約書はありません。区は、決定通知を受け取ってから工事(購入等)を始めるよう求めているので、契約は区の交付決定のあとにするのが安全です。

    5. 申請の順番|都は契約の前、区は工事の前に窓口で

    東京都の太陽光発電・蓄電池の補助金は契約の前に事前申込をし、区の助成は区によって工事の前に申請するか、工事と支払いのあとに申請するかが違うことを示した図解

    千代田区は、区の助成を工事の前に申請する区です。都の事前申込(契約の前)と区の申請(工事の前)を、どちらも工事の前に済ませます。交付決定の前に契約してよいかは、事前相談で確かめます。

    1. 見積もり:機器が区の要件(JETの認証・SIIの指定)と都の要件に合うか、対象経費の内訳、区に出す写真を確かめます
    2. 都の事前申込:契約の前に出します。受付のあとに契約します(同じ日は可)。太陽光は受付日から1年以内に実績報告が要ります
    3. 区の事前相談と申請:予約して窓口へ。工事予定日の4〜6週間前が目安です。ちよエコヒーロー宣言は先に済ませます
    4. 区の交付決定→契約・工事:区は、決定通知を受け取ってから工事(購入等)を始めるよう求めています。契約も交付決定のあとにするのが安全です
    5. 支払い:完了報告までに全額を払います。都は金融機関の支払いの証明を求めるので、振込やカード、ローンなど記録が残る方法で払います
    6. 区へ工事完了の報告(3月15日まで):一緒に使った助成の確定通知の写しなどを付けます
    7. 都へ交付申請兼実績報告:太陽光は事前申込の受付日から1年以内で、延長できません
    8. 区の額の確定→請求→振込:請求から1か月ほどで振り込まれます

    都の太陽光の手引きは、国やほかの自治体の助成を申請した(予定を含む)場合、その交付決定のあとに都へ実績報告を出すとしています。千代田区は工事の前に交付決定が出るので、この決まりで都への報告が遅れることはありません。

    気をつけたいのは、区の完了報告に「一緒に使った助成の確定通知の写しなど」を付けることです。都の確定が3月15日に間に合わないときの扱いは、事前相談で区に確かめます。

    参考:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)/助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    6. 実質負担はいくら?千代田区の計算例

    6-1. 太陽光4kW・110万円の例

    千代田区の既存住宅に太陽光4kWを110万円(税抜)で付けた場合、東京都の補助48万円を引いて62万円、千代田区の20%(22万円)も受けられれば実質負担が40万円になる計算例の図解
    内訳金額
    見積もり(税抜・すべて対象経費とした例)110万円
    東京都(既存住宅・4kW×12万円)−48万円
    都だけの実質負担62万円
    千代田区(20%)−22万円
    実質負担40万円

    ※区の22万円は、工事の前に申請して交付決定を受けた場合です。都は、区の22万円を引いた88万円をもとに計算しても48万円のままです。

    6-2. 蓄電池10kWh・180万円の例(DRに参加)

    千代田区で蓄電池10kWhを180万円(税抜)で付け、DRに参加した場合、東京都の補助100万円とDRの加算10万円を引いて70万円、千代田区の20%(36万円)も受けられれば実質負担が34万円になる計算例の図解
    内訳金額
    見積もり(税抜・すべて対象経費とした例)180万円
    東京都(10kWh×10万円)−100万円
    東京都のDRの加算−10万円
    都だけの実質負担70万円
    千代田区(20%)−36万円
    実質負担34万円

    ※DRの加算は1台10万円です。EMSとIoT機器の両方を付けると15万円です。DRに参加しない場合は、都だけで80万円、区の分も受ければ44万円です。

    6-3. 太陽光と蓄電池を一緒に付ける例(290万円・DRに参加)

    内訳金額
    見積もり(太陽光4kW 110万円+蓄電池10kWh 180万円・税抜)290万円
    東京都(太陽光48万円+蓄電池100万円+DRの加算10万円)−158万円
    都だけの実質負担132万円
    千代田区(290万円の20%)−58万円
    実質負担74万円

    ※DRに参加しない場合は、都だけで142万円、区の分も受ければ84万円です。

    補助金は、支払いを済ませたあとに振り込まれます。いったんは全額を払うつもりで、資金の計画を立てておきます。

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    7. 千代田区の太陽光・蓄電池の設置業者|区内に本社がある会社と業者データベース

    千代田区の20%は、業者が区内か区外かで変わりません。それでも、近くの会社のほうが相談や点検で行き来しやすいという考え方はあります。

    マイリフォの業者データベースには、千代田区に本社を置く会社が5社あります。住宅の太陽光・蓄電池を受け付けていると確かめられた4社を並べます。

    会社本社マイリフォの評価見ておきたいところ
    リノベステーション千代田区富士見1丁目(運営は株式会社インフィニティエージェント)独自3.8(53点/70点)電話やLINEで相談でき、補助金の申請をサポートすると案内。対象は一都三県の持ち家の戸建てで、築30年以上の家は対象外。工事は加盟店のこともあるので、工事と保証の会社を確かめたい
    日本エコエネシステム千代田区麹町5丁目参考4.3(Google★4.3・25件)メーカー3社と直接取引する販売店で、工事は自社の施工部隊と案内。価格表はない。設置後の点検は、ネクサスRグループの2社が受託すると発表(2025年4月30日)
    サンドリア千代田区神田錦町2丁目(工事の拠点は葛飾支社)参考4.2(Google★4.2・29件)工事が丁寧という声と、点検をきっかけに契約を急がされたという声がある。公式のプライバシーポリシーに、買った名簿を営業の電話に使うとある
    NOWALL千代田区外神田6丁目(秋葉原)参考4.2(確かめられた口コミは1件)ENEOSサンエナジーの販売代理店。公式の求人に、家庭への営業は訪問販売が基本とある。価格表はなく、見積もりを持ち帰って比べたい

    ※「独自」は公式サイト・口コミ・公的な情報にもとづくマイリフォの7軸評価(70点満点を5点に換算)、「参考」はGoogle口コミなどの点数と件数から計算した参考値です。くわしくは各社のページにまとめています。

    スマートエネテック(西神田)も千代田区に本社がありますが、今の公式サイトは法人向けの工事が中心で、住宅の受付は確かめられませんでした。

    価格と施工の体制を比べる物差しには、省エネタイガー(西東京市・独自4.5・63点/70点)も見ておくと判断しやすくなります。

    どの会社に頼むときも、都の事前申込を契約の前に出せるかを確かめます。千代田区では、見積書の内訳をそろえてくれるか、区の交付決定まで契約を待てるか、3月15日の完了報告に間に合う工期かも聞いておきます。

    PR 千代田区富士見に本社がある窓口に、補助金の申請まで相談するなら

    PR 価格と施工の体制を比べる物差しに、省エネタイガーへ相談するなら

    千代田区に対応する太陽光・蓄電池の会社

    すべての会社は、業者データベースの一覧から地域や特徴で絞り込めます。

    会社の選び方は、東京都の太陽光発電補助金の「7つの確認」と東京都の蓄電池補助金の「7つの確認」にまとめています。千代田区では、区の受付に間に合う工期で組めるかも、見積もりのときに聞いておきます。

    8. 区の助成や区の名前を使った勧誘に注意|よく聞く話と相談先

    太陽光発電の訪問販売で注意すべき「実質無料」「今日だけ」「売電でローンゼロ」という3つのトークを注意マークとともに示した図解

    千代田区の助成は、予約して窓口で申請し、区が審査して決めるものです。区の決まりと違う説明をされたら、その場で契約しないでください。

    こんな話をされたら区・都の案内など
    「区の助成は、うちが申請すれば確実に取れます」区は先着で、補正予算がなくなりしだい終わります。交付を決めるのは区の審査です
    「申請は郵送で出しておきます」再開のあとの相談と申請は、予約して窓口に出すもので、郵送は受け付けないと区は案内しています
    「工事を先に始めても、あとで申請できます」区の対象は、工事の前に申請した工事だけです。交付決定の通知のあとに工事を始めます
    「区内の会社なので、助成が増えます」区の20%は、業者の場所で変わりません
    「あとで返金するので、実質タダです」都は、キャッシュバックの額を助成の対象経費から除くよう求めています(太陽光の手引き)

    ※左の例はマイリフォが想定したものです。出典:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)・補正予算についてのお願い(千代田区・PDF)・太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    都は、不正な手続きをした会社を手続代行者などとして認めない措置をとり、社名を公表しています。見積もりの前に手続代行者への措置等について(クール・ネット東京)も確かめます。

    「不審な業者が訪ねてきた」「高い契約をしてしまった」ときは、千代田区消費生活センター(千代田会館8階)に相談できます。相談専用の電話は03-5211-4314で、平日の午前9時〜午後4時30分です(土日・祝日・年末年始は休み)。

    区内に住んでいる人のほか、区内に勤めている人や通学している人も相談できます。区の助成の制度は、環境政策課のエネルギー対策係(03-5211-4256)に聞きます。

    参考:消費生活相談(千代田区)

    訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合は、申込書面か契約書面の早いほうを受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

    参考:クーリング・オフ(国民生活センター)/消費者ホットライン(消費者庁)

    9. 千代田区の太陽光・蓄電池補助金のよくある質問

    Q1. 千代田区の太陽光・蓄電池の助成はいくらですか?

    A. どちらも対象経費(税抜)の20%で、住宅はほかの設備と合わせて上限100万円です。1,000円未満は切り捨てます。

    消費税や撤去費、搬入費、諸経費は対象経費に入りません(2-2)。

    参考:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)

    Q2. いまから申請できますか?

    A. 11月2日(月)から受付を再開します。申請の前に事前相談が必要で、相談も申請も予約して窓口へ行きます。

    郵送では受け付けず、補正予算がなくなりしだい終わります(2-1)。

    参考:補正予算についてのお願い(千代田区・PDF)

    Q3. いつまでに申請すれば間に合いますか?

    A. 申請の期限は2月15日ですが、1月中旬〜2月上旬までが目安です。審査に4〜6週間かかり、3月15日までに完了報告が要るためです。

    2月15日に申請すると、3月15日に間に合わない計算です(4章)。

    参考:助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)

    Q4. 工事が終わってからでも申請できますか?

    A. できません。千代田区の助成は、工事を始める前に申請し、交付決定の通知を受けてから工事を始める決まりです。

    東京都の補助は、これとは別に契約の前に事前申込を出します(5章)。

    参考:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)

    Q5. 太陽光がなく、蓄電池だけでも区の助成は受けられますか?

    A. 区のパンフレットに、太陽光とつなぐ要件は書かれていません。機器はSIIが補助対象として指定しているものです。迷う場合は事前相談で確かめます。

    東京都の蓄電池は、太陽光があるか、都が認める再エネ100%の電気を契約している家が対象です。

    参考:助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)/蓄電池の実施要綱(クール・ネット東京・PDF)

    Q6. マンションでも使えますか?

    A. 自分の住戸(専有部分)は住宅の枠、共用部分は管理組合などの枠で申請します。区分所有の人も対象です。

    共用部分の上限は総戸数で決まり、100戸までは150万円です(2-5)。

    参考:助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)

    Q7. 東京都の補助金と一緒に受けられますか?

    A. 一緒に受けられます。都は区の額を都の対象経費から引いて計算しますが、ふつうの見積もりなら都の額は減りません(3章)。

    区の完了報告では、一緒に使った助成の確定通知の写しなどを出します。

    参考:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    Q8. ちよエコヒーロー宣言とは何ですか?

    A. 環境に配慮した13の行動から7つ以上を選んで宣言する、千代田区の制度です。個人が区の助成を申請するときの要件です。

    区のポータルサイトかMicrosoft Formsで登録し、登録完了のメールの画面などを申請に付けます。

    参考:「ちよエコヒーロー宣言」の概要(千代田区)

    Q9. 千代田区の会社に頼むと、助成は増えますか?

    A. 増えません。区の20%は、業者が区内か区外かで変わりません。

    千代田区に本社がある掲載業者は、7章にまとめています。

    参考:助成制度のパンフレット〈追加受付用〉(千代田区・PDF)

    Q10. 問い合わせ先はどこですか?

    A. 千代田区 環境まちづくり部 環境政策課 エネルギー対策係(03-5211-4256)です。区役所の5階で、相談と申請は予約が必要です。

    都の補助金は、クール・ネット東京に問い合わせます。都は、審査の進み具合の問い合わせには答えないとしています。

    参考:令和8年度千代田区省エネルギー改修等助成制度(千代田区)/令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)

    10. まとめ|千代田区は「11月2日から窓口で」と「1月中旬〜2月上旬までに申請」

    • 千代田区の助成は、太陽光も蓄電池も対象経費(税抜)の20%。住宅はほかの設備と合わせて上限100万円
    • 補正予算で11月2日から受付を再開。事前相談と予約が必要で、申請は窓口だけ(郵送は不可)
    • 区は工事の前に申請し、交付決定のあとに着工。審査は4〜6週間で、完了報告は3月15日まで
    • 申請の期限は2月15日だが、逆算すると1月中旬〜2月上旬までの申請が目安
    • 都と足すと、太陽光4kW+蓄電池10kWh(290万円の例)で都148万円+区58万円。ちよエコヒーロー宣言を先に

    このページの金額と受付状況は、2026年10月23日に確かめたものです。申し込む前に、千代田区とクール・ネット東京のページで最新の状況を確かめてください。

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    編集長田中

    太陽光発電アドバイザーより

    千代田区は、太陽光も蓄電池も対象経費の20%で、住宅の上限も100万円と大きい区です。そのぶん、工事の前に窓口で申請し、交付決定を待ってから着工する段取りが要ります。

    11月2日の再開のあとは、予約して事前相談に行き、書類を全部そろえて申請します。2月15日の期限ぎりぎりでは3月15日の完了報告に間に合わない計算なので、年内か1月のうちに申請できる工期で組んでください。

    千代田区の制度ページと補正予算についてのお願い、パンフレット、クール・ネット東京の公式ページを読み直してまとめました。受付が始まったら、このページも直します。

    編集長 田中

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