【2026年最新】世田谷区の太陽光・蓄電池補助金はいくら?区の補助は令和8年度なし(太陽光も対象外に)・使えるのは都の助成|都の額と申請の順番

世田谷区の太陽光・蓄電池補助金のアイキャッチ。川沿いの低層の住宅街で、戸建ての屋根に太陽光パネル、家の横に蓄電池が置かれたイラストに、「区はなし・都の助成で」の帯を添えた画像
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2026年10月24日更新|世田谷区の公式ページ(エコ住宅補助金の特設サイトは10月21日、手引きは10月1日の更新)で10月24日に確認しています。文:マイリフォ編集長 田中(太陽光発電アドバイザー)

世田谷区の太陽光・蓄電池の補助金は、いくら?区から出る?

令和8年度の世田谷区には、太陽光・蓄電池への区の補助はありません。区のエコ住宅補助金から、蓄電池は令和7年度、太陽光は令和8年度に外れました。

区は理由を「断熱改修への重点化」とし、都の制度との役割分担で、区は断熱に予算を集中すると説明しています。区の補助は今、窓・ドア・浴槽の断熱と、屋根の高反射改修だけです。

使えるのは東京都の2つの制度です。太陽光4kWと蓄電池10kWhなら、都だけで148万円になります(既存住宅・DRに参加しない場合)。

世田谷区の太陽光・蓄電池補助金(令和8年度)
区の太陽光
対象外
令和8年度に廃止
区の蓄電池
対象外
令和7年度から
使える助成
東京都
太陽光と蓄電池
都だけで
太陽光4kWで48万円、蓄電池10kWhで100万円(両方で148万円)
順番は?
都の事前申込の受付のあとに契約
区に出す手続きはない。窓などの断熱で区の補助も使うなら、契約のあと工事の前に区へ事前登録
区の実証事業
1kWあたり4万円(上限20万円)・募集は8月21日で締切
従来のパネルが載せにくい家向けのフレキシブルパネル。参加は5件程度
区の断熱
窓は1か所1.5万円など(上限20万円)
後期は1月31日まで(予算に達し次第終了)。区内の事業者の工事が条件で、都・国と併用できる
業者
区の太陽光の補助がないので、業者の場所で額は変わらない
区内に本社がある会社は、マイリフォの業者データベースで2社
注意
「区の太陽光の補助が使える」は令和7年度までの話
令和7年度は、区内の事業者の工事に限って太陽光が対象だった

すぐ読みたい方へ:区の制度/太陽光が外れた理由/実証事業/区の断熱補助/電気の切替/都の共同購入/都だけでいくら/前の年度との違い/申請の順番/業者/よくある質問

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東京都の補助金は、原則として契約の前に事前申込が必要です。
区市の助成は、工事の前に申請するか後かが区市ごとに違います。
見積もりのときに、両方の申込まで任せられるか確かめましょう。

1. 【シミュレーター】世田谷区で太陽光・蓄電池を付けると、補助金と実質負担はいくら?

区市町村で「世田谷区」を選び、太陽光と蓄電池の容量を選んでください。補助を引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。

世田谷区は太陽光・蓄電池への区の補助がないため、シミュレーターは都の補助だけで計算します。容量ごとの早見表は3章に載せています。

30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?

下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。

9.8kWh
4.5kW
設置費用の目安(税抜)—
東京都・蓄電池助成—
東京都・太陽光助成—
区市町村の助成—
実質自己負担額の目安—
    同じ容量で2〜3社を並べると、補助金後の差額がはっきりします

    出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年10月13〜20日に確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。

    2. 世田谷区の太陽光・蓄電池の補助金はいくら?令和8年度は区の補助なし

    令和8年度の世田谷区と東京都の太陽光・蓄電池補助金の結論カード。世田谷区は太陽光・蓄電池ともに区の補助がなく、東京都は太陽光1kWあたり15万円(3.75kWまで)、蓄電池1kWhあたり10万円・上限120万円で、都は契約の前に事前申込をすることを示した図解

    世田谷区の住宅の省エネの補助は「世田谷区エコ住宅補助金」です。担当は環境政策部の気候危機対策課です。令和8年度の対象は、次の4つのメニューだけです。

    メニュー区の補助(令和8年度)太陽光・蓄電池との関係
    窓の断熱改修1窓(1連の窓)15,000円太陽光・蓄電池とは別の工事
    高断熱ドアの設置1ドア15,000円同上
    高断熱浴槽の設置1台70,000円同上
    屋根の高反射改修1棟10万円(後期の受付分から。前期は7万円)太陽光・太陽熱・温水器を載せた部分は対象外
    太陽光発電システム対象外(令和8年度に廃止)令和7年度までは対象
    蓄電池対象外定置型・小型ポータブルとも、令和7年度にメニューから削除

    ※4メニューの上限は合計20万円。出典:令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト(世田谷区)(10月21日更新)・エコ住宅補助金の手引き(世田谷区・PDF)(10月1日更新)・エコ住宅補助金のよくある質問(世田谷区・PDF)。蓄電池は区の令和7年度のリーフレットによる。

    区の脱炭素の特設サイト「UCHIKARA」でも、太陽光の補助の出どころは東京都だけ、蓄電池は東京都と国(断熱リフォームとセット)で、世田谷区は「-」です(太陽光パネル・蓄電池の設置(世田谷区 UCHIKARA))。

    世田谷区の家が使える補助の図解。本命は東京都の太陽光と蓄電池の助成で、世田谷区の補助は窓・ドア・浴槽の断熱で区内の事業者の工事が条件、区の太陽光・蓄電池の補助はないことを示した図解

    2-1. なぜ太陽光が外れた?区の説明

    区のよくある質問は、昨年度まで対象だった太陽光パネルの設置を、断熱改修への重点化を図るため令和8年度は対象にしていないと答えています。あわせて、東京都では引き続き補助制度を設けていると案内しています。

    区の令和8年度の説明会資料は、「太陽光発電等メニューの廃止」を変更点に挙げました。都の制度との役割分担を踏まえて、区は「断熱化」に予算を集中するという説明です。

    つまり世田谷区では、太陽光と蓄電池は都、窓などの断熱は区と都、という分け方です。区の補助がないぶん、都の事前申込を契約の前に出せるかが、いちばん大きな差になります。

    参考:エコ住宅補助金のよくある質問(世田谷区・PDF)

    2-2. フレキシブルソーラーの実証事業|1kWあたり4万円・募集は締切

    区は令和8年度、従来のガラスのパネルが載せにくい家向けに、軽くて薄い「フレキシブルソーラーパネル」の実証事業をしています。ここには区の補助があります。

    項目内容(区の公式)
    対象区内に住む個人。屋根の形や構造、重さの制約、防水などで、従来のパネルが載せにくい区内の既存住宅(瓦屋根は対象外)
    設備クール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)の令和7年度「優れた機能性を有する太陽光発電システム」認定製品のうち、ガラスを使わない軽量型
    区の補助パネルの出力1kWあたり4万円・上限20万円(蓄電池の設置費を補助するとは書かれていない)
    工事実証事業の施工事業者と契約。2027年2月末までに設置を終える
    協力設置後3年間の発電量などのデータ提供、第三者機関の検査、アンケート、故障や撤去などの報告
    募集5件程度・8月21日で締切(現地調査は8〜9月、工事は11月〜1月ごろの予定)
    ほかの補助エコ住宅補助金の4メニューとは一緒に受けられない

    ※出典:薄型・軽量フレキシブルソーラー設備等の購入促進に向けた実証事業(世田谷区)(8月14日更新)と、同じページの補助要件(PDF)。

    募集はもう締め切られているので、これから太陽光を考える家が使える制度ではありません。都の助成と一緒に受けられるかは、区の補助要件に書かれていません。

    今回の実証で課題を確かめ、今後の仕組みづくりにつなげると区は書いています。屋根の事情でパネルをあきらめていた家は、次の案内が出るかを区のページで見ておく価値があります。

    2-3. 区の断熱補助と、太陽光を付ける家

    区の補助で今いちばん使いやすいのは、窓などの断熱です。太陽光や蓄電池と同じ年に工事する家も多いので、条件を並べておきます。

    項目内容(区の公式)
    受付後期 10月1日〜2027年1月31日(工事の完了は9月1日〜1月31日)。予算に達し次第終了。区の公表で後期の予算の70%が確保済み(10月19日時点)
    順番工事の契約 → メールの登録 → 事前登録(必須) → 工事 → 工事と支払いの完了後に電子申請 → 1〜2か月ほどで交付決定 → 振込
    だれが区内に住民登録がある個人が、契約と支払いをする(申請者・契約者・支払者は同じ人)。法人と新築は対象外
    業者区内の事業者(区内に店舗・事業所がある会社。個人事業主を含む)が工事をすること
    ほかの補助都・国の補助と併用できる。同じ年度に1人1回
    問い合わせエコ住宅補助金の電話窓口 03-5539-3242(平日8時30分〜17時)

    ※出典:令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト(世田谷区)・エコ住宅補助金の手引き(世田谷区・PDF)

    前期は7月13日に予算の確保が90%を超え、7月21日に事前登録の受付を終えました。後期も予算しだいで早く終わるので、窓の工事も考えているなら、契約のすぐあとに事前登録まで済ませます。

    屋根の高反射改修とパネルを一緒に考えるときは、パネルを載せる部分が区の補助の対象外になる点に注意します。11月2日の午前は、区の電子申請フォームが一時止まる予定です。

    2-4. 再エネの電気への切替|区民限定キャンペーン

    区には「再エネ切替補助金」もあります。ただし、区民にお金が出る制度ではありません。区に登録した電力会社が、世田谷区民限定のキャンペーンをして、その新しい契約1件につき区が1万5千円を電力会社に補助する仕組みです。

    項目内容(区の公式)
    キャンペーンの期間2026年12月1日〜2027年2月28日(参加する電力会社は、区が11月16日まで募集中)
    区民にとって期間中に、参加する電力会社が区民限定のキャンペーンをする。中身は各社が決め、区のページに特典の記載はない
    太陽光・蓄電池との関係設備の補助ではない。太陽光がない家の蓄電池で都の補助を使うなら、都が認める再エネ100%のメニューかを別に確かめる

    ※出典:再エネ切替補助金(世田谷区)(10月13日更新)

    都の蓄電池の補助は、太陽光があるか、都が公表する再エネ100%の電気を契約していることが条件です。区のキャンペーンの電気が都の条件に合うかは、契約の前にメニュー名で確かめます。

    2-5. 都の太陽光・蓄電池の共同購入

    区の「省エネ等支援策・助成制度」のページは、東京都の共同購入も案内しています。参加登録した人をまとめて入札し、価格を下げる仕組みで、補助金そのものではありません。

    項目内容(東京都の公式)
    参加登録第2次の参加登録 2026年10月1日〜2027年3月31日
    しくみ事務局(アイチューザー株式会社)が施工事業者を審査し、入札で決まった事業者から参考の見積もりが届く。参加しても買う義務はない
    連絡調査を申し込んだあとは、事務局と担当地域の施工事業者以外から連絡しないと都が案内。問い合わせの番号は0120-723-100だけ

    ※出典:太陽光発電及び蓄電池グループ購入促進事業(東京都環境局)(10月1日更新)・省エネ等支援策・助成制度(世田谷区)

    区の「省エネ等支援策」のページ(令和7年8月時点の内容)には、共同購入と区のエコ住宅補助金は契約や工事の時期によっては一緒に使えない場合がある、という注意があります。太陽光が区の補助の対象だった年度の書き方です。都の助成を使うときの手続きも、参加登録のあとに事務局へ確かめます。

    3. 東京都の補助金だけでいくら?世田谷区の早見表

    世田谷区は区の上乗せが0円なので、都の額がそのまま補助の合計です。容量と見積もりの例で並べます。

    太陽光の容量・見積もり(税抜)東京都世田谷区実質負担
    3kW・100万円45万円(上限)0円55万円
    4kW・130万円48万円0円82万円
    5kW・150万円60万円0円90万円
    6kW・180万円72万円0円108万円

    ※東京都は既存住宅の単価(3.75kWまで1kWあたり15万円・上限45万円、超えると全部が12万円)。見積もりの額は例で、6章の計算例とは別の価格です。

    3kWでも上限の45万円になり、3.75kWを少し超えると全部が12万円の計算に変わります。境目の考え方は、東京都の太陽光発電補助金のまとめにあります。

    蓄電池の容量・見積もり(税抜)東京都世田谷区実質負担
    5kWh・120万円50万円0円70万円
    7kWh・160万円70万円0円90万円
    10kWh・200万円100万円0円100万円
    12kWh・230万円120万円(上限)0円110万円

    ※東京都はDRに参加しない場合(1kWhあたり10万円・上限120万円)。太陽光があるか、都が認める再エネ100%の電気を契約していることが条件です。見積もりの額は例です。

    両方を付けると、太陽光4kWと蓄電池10kWh(DRに参加しない)で、都だけで148万円です。DRに参加すると10万円が足されて158万円です(EMSとIoT機器を別に付けると加算は15万円)。DRの条件は、東京都の蓄電池補助金のまとめにあります。

    都の助成は、助成の対象になる経費が上限です。区の補助がない世田谷区では、区の額を経費から引く計算は起きません(実証事業に参加した家は、都との併用の扱いを区に確かめます)。

    東京都の補助金の要点(令和8年度)

    • 太陽光(既存住宅):1kWあたり15万円(3.75kWまで・上限45万円)。3.75kWを超えると、全部が1kWあたり12万円
    • 蓄電池:1kWhあたり10万円(DRに参加しない場合は上限120万円)。太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約していることが条件(どちらもない蓄電池だけは対象外)
    • 順番:事前申込の受付のあとに契約(同じ日は可)。10月1日以降の蓄電池の事前申込は、SIIの令和8年度の登録機器だけ
    • 区市の助成と一緒に受けるとき:区市の額を、都の助成対象経費から引いて計算します
    • 支払い:令和8年度の事前申込の分から、実績報告で金融機関が出す支払いの証明(振込やカードの明細など)が必須。現金払いは対象外

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    参考:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    4. 前の年度の情報に注意|令和7年度と令和8年度の違い

    「世田谷区 太陽光 補助金」で調べると、令和7年度までの区の補助を書いたページがまだ多く出てきます。業者の公式サイトにも、令和7年度の区の太陽光の記事が残っています。

    項目令和7年度令和8年度(今)
    太陽光対象(施工は区内の事業者に限定)対象外(廃止)
    蓄電池対象外(この年度にメニューから削除)対象外
    受付4月1日〜翌年2月末日(必着)の1本前期・後期の2期。契約のあとの事前登録が必須
    区の方針—都との役割分担で、区は断熱に予算を集中

    ※出典:区の令和7年度のリーフレット・エコ住宅補助金のよくある質問(世田谷区・PDF)・区の令和8年度の説明会資料

    次のどれかに当てはまる記事や営業の話は、令和7年度までの情報です。区の補助の額を書いていても、令和8年度には受けられません。

    • 「世田谷区の太陽光の補助」の金額が書いてある
    • 「区の補助を受けるには、区内の業者で工事を」と太陽光について書いてある
    • 受付が「2月末まで」の1本になっている
    • 「区の蓄電池の補助」がある前提で計算している

    令和9年度に区の太陽光の補助が戻るかは、発表されていません。区は都との役割分担を理由にしているので、区の補助を待つより、都の制度で計画を立てるほうが現実的です(マイリフォの読み)。

    5. 申請の順番|世田谷区の家は「都の事前申込が先」

    5-1. 太陽光・蓄電池だけを付けるとき

    1. 見積もり:容量と機種が都の要件に合うかを確かめます。10月1日以降の蓄電池は、SIIの令和8年度の登録機器だけです
    2. 都の事前申込→契約:事前申込の受付のあとに契約します(同じ日は可)
    3. 工事:パネルの設置面がすべて写る設置後の写真を、業者に残してもらいます
    4. 支払い:振込やカードなど、記録が残る方法で払います(都は現金払いを対象外にしています)
    5. 都へ交付申請兼実績報告:太陽光は事前申込の受付日から1年以内で、延長できません

    区に出す書類はありません。区の補助がない区なので、都の手続きだけを業者と一緒に進めます。

    5-2. 窓などの断熱も、区の補助で同じ年にやるとき

    断熱の工事は、区内の事業者が受け持つことが区の条件です。太陽光の業者が区外の会社なら、窓は別の区内の会社に頼む形になります。

    1. 太陽光・蓄電池:都の事前申込の受付のあとに契約
    2. 窓などの断熱:区内の事業者と契約したら、工事の前に区へ事前登録(予算の確保)
    3. 工事と支払い:どちらも記録が残る方法で払う
    4. 区へ電子申請:断熱の工事と支払いのあと、後期は2027年1月31日まで
    5. 都へ実績報告:太陽光の1年の期限に間に合うように

    区の断熱補助は、太陽光とは別の工事への補助です。都の太陽光の計算で区の額を引くことはありませんが、同じ工事に区と都の補助を重ねるときは、都の手引きに沿って業者と確かめます。

    参考:エコ住宅補助金の手引き(世田谷区・PDF)/太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    6. 実質負担はいくら?世田谷区の計算例

    6-1. 太陽光4kW・110万円の例

    区の上乗せがない区の既存住宅に4kWの太陽光を110万円で設置した場合、東京都の補助金48万円を差し引き、区の上乗せは0円で実質負担が62万円になる計算例を積み上げ棒で示した図解
    内訳金額
    見積もり(税抜)110万円
    東京都(既存住宅・4kW×12万円)−48万円
    世田谷区0円
    実質負担62万円

    6-2. 蓄電池10kWh・180万円の例(DRに参加)

    区の上乗せがない区で10kWhの蓄電池を180万円で設置した場合、東京都の補助金100万円とDR加算10万円を差し引き、区の上乗せは0円で実質負担が70万円になる計算例を積み上げ棒で示した図解
    内訳金額
    見積もり(税抜)180万円
    東京都(10kWh×10万円)−100万円
    東京都のDRの加算−10万円
    世田谷区0円
    実質負担70万円

    ※DRの加算は1台10万円です。EMSとIoT機器の両方を付けると15万円です(IoT機器が蓄電池のパッケージに入っている場合は10万円)。DRに参加しない場合は80万円です。

    6-3. 太陽光と蓄電池を一緒に付ける例(290万円・DRに参加)

    内訳金額
    見積もり(太陽光4kW 110万円+蓄電池10kWh 180万円・税抜)290万円
    東京都(太陽光48万円+蓄電池100万円+DRの加算10万円)−158万円
    世田谷区0円
    実質負担132万円

    ※DRに参加しない場合は142万円です。

    補助金は、支払いを済ませたあとに振り込まれます。都の蓄電池は、書類に不備がなければ報告から約2か月で通知が届き、その1か月ほどあとに支払われる流れです。

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    7. 世田谷区の太陽光・蓄電池の設置業者|区内に本社がある2社と、比べる物差し

    マイリフォの業者データベースで、世田谷区に本社がある会社は2社です。区の太陽光の補助がないので、業者がどこにあるかで補助の額は変わりません。

    それでも、現地調査から点検まで何度も来てもらう工事なので、近い会社を候補に入れておくと話が早く進みます。比べる物差しとして、もう1社を並べます。

    会社拠点マイリフォの評価見ておきたいところ
    AD-HOME(アドホーム)世田谷区松原(支店は所沢市と渋谷区幡ヶ谷)参考4.3(Google★4.3・24件)2023年3月設立の販売・工事の会社。公式の施工事例のうち東京は28件で、蓄電池ありが19件。価格表はなく見積もり制。補助金の調査と代行は無料と公式FAQに書いている
    Y2エナジーグループ世田谷区南烏山(千歳烏山駅の近く)・川崎市に営業所参考4.3(Google★4.4・53件)2026年に渋谷区幡ヶ谷から本社を移した。建設業許可は東京都知事許可(電気工事業)。会社独自の保証は、設置が原因の雨漏りに15年。★1の口コミには、見積もりの連絡が来ないという声もある
    省エネタイガー西東京市独自4.5(63点/70点)自社の職人による施工と案内。都の補助金の申請をサポートするとしている。価格と施工の体制を比べる物差しに

    ※「独自」は公式サイト・口コミ・公的な情報にもとづくマイリフォの7軸評価(70点満点を5点に換算)、「参考」はGoogle口コミの点数と件数から計算した参考値です。くわしくは各社のページにまとめています。

    どの会社に頼むときも、都の事前申込を契約の前に出せるか、工事をするのが自社か協力会社か、保証の年数と範囲、税込の総額を、契約の前に書面で確かめます。

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    ※申し込みの対象エリアは、東京都・埼玉県・神奈川県です。申し込むと、AD-HOMEの担当者から連絡があります。数日たっても連絡がないときは、電話(03-6379-1179・10時〜19時)でも問い合わせられます。

    PR 価格と施工の体制を比べる物差しに、省エネタイガーへ相談するなら

    区内の増築・改築・修繕の業者は、区が案内する「世田谷区住宅相談連絡協議会」(03-3413-3046)でも紹介を受けられます(太陽光パネル・蓄電池の設置(世田谷区 UCHIKARA))。

    世田谷区に対応する太陽光・蓄電池の会社

    すべての会社は、業者データベースの一覧から地域や特徴で絞り込めます。

    会社の選び方は、東京都の太陽光発電補助金の「7つの確認」と東京都の蓄電池補助金の「7つの確認」にまとめています。窓の断熱も区の補助で考えるなら、その工事を区内の事業者が受け持てるかも聞いておきます。

    8. 区や都の名前を使った勧誘に注意|よく聞く話と相談先

    太陽光発電の訪問販売で注意すべき「実質無料」「今日だけ」「売電でローンゼロ」という3つのトークを注意マークとともに示した図解

    区の太陽光の補助がなくなったことは、まだ知らない人も多い話です。古い情報や「区」「都」の名前を出して、契約を急がせる話には気をつけます。

    こんな話をされたら区・都の案内など
    「世田谷区の太陽光の補助が、今年も使えます」令和8年度、区の太陽光・蓄電池の補助はありません(区のよくある質問)
    「区の実証事業の枠が、まだ空いています」実証事業の募集は8月21日で締め切られています。実証事業の問い合わせ先は、区の補助要件にある気候危機対策課(03-6432-7140)と、区のページにある事務局(0120-723-100)です
    「都の共同購入の者です。今なら枠があります」都は、調査を申し込んだあとは事務局と担当地域の施工事業者以外から連絡しないとし、問い合わせの番号は0120-723-100だけと案内しています
    「この電気に替えれば、蓄電池の補助も間違いなく通ります」都が認める電気は、都の公表メニュー(再エネ100%)だけです。区のキャンペーンの電気でも、都の条件に合うとは限りません
    「あとで返金するので、実質タダです」都は、キャッシュバックの額を助成の対象経費から除くよう求め、申告しないで申請した人は申請者になれないとしています(太陽光の手引き)

    ※左の例はマイリフォが想定したものです。出典:エコ住宅補助金のよくある質問(世田谷区・PDF)・薄型・軽量フレキシブルソーラー設備等の購入促進に向けた実証事業(世田谷区)・太陽光発電及び蓄電池グループ購入促進事業(東京都環境局)・太陽光の助成金の手引き(令和8年度)

    都は、不正な手続きをした会社を手続代行者などとして認めない措置をとり、社名を公表しています。見積もりの前に手続代行者への措置等について(クール・ネット東京)を確かめます。

    「不審な業者が訪ねてきた」「高い契約をしてしまった」ときは、世田谷区消費生活センター(三軒茶屋分庁舎3階)に相談できます。相談専用の電話は03-3410-6522です。受付は平日の午前9時〜午後4時30分(電話と来所)と、土曜の午前9時〜午後3時30分(電話のみ)です。区内に住む65歳以上の人には、専用の電話(03-5486-6501)もあります。参考:世田谷区消費生活センター

    訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合は、申込書面か契約書面の早いほうを受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

    参考:クーリング・オフ(国民生活センター)/消費者ホットライン(消費者庁)

    9. 世田谷区の太陽光・蓄電池補助金のよくある質問

    Q1. 世田谷区の太陽光・蓄電池の補助金は、令和8年度はないのですか?

    A. ありません。区のエコ住宅補助金から、蓄電池は令和7年度、太陽光は令和8年度に外れました。令和8年度の区の補助は、窓・ドア・浴槽の断熱と、屋根の高反射改修だけです。

    太陽光・蓄電池の補助は、東京都の2つの制度を使います(3章)。

    参考:エコ住宅補助金のよくある質問(世田谷区・PDF)

    Q2. なぜ区の太陽光の補助はなくなったのですか?

    A. 区は「断熱改修への重点化」を理由にしています。説明会資料では、都の制度との役割分担を踏まえ、区は断熱に予算を集中すると説明しています。

    区のよくある質問は、東京都では引き続き補助制度があると案内しています(2-1)。

    参考:エコ住宅補助金のよくある質問(世田谷区・PDF)

    Q3. 区のフレキシブルソーラーの実証事業に、今から申し込めますか?

    A. 申し込めません。募集は5件程度で、8月21日に締め切られました。区の補助は、パネルの出力1kWあたり4万円・上限20万円でした。

    対象は、従来のパネルが載せにくい区内の既存住宅です(2-2)。

    参考:薄型・軽量フレキシブルソーラー設備等の購入促進に向けた実証事業(世田谷区)

    Q4. 窓の断熱の区の補助と、太陽光の都の補助は一緒に使えますか?

    A. 使えます。区は、エコ住宅補助金を都や国の補助と併用できると案内しています。区の補助は窓などの別の工事への補助です。

    区の補助は、区内の事業者の工事と、契約のあと工事の前の事前登録が条件です。後期は2027年1月31日までで、予算に達し次第終わります(2-3)。

    参考:エコ住宅補助金の手引き(世田谷区・PDF)

    Q5. 区外の業者に頼んでも、都の補助は受けられますか?

    A. 受けられます。都の補助の額は、業者がどこにあるかでは変わりません。区内の事業者に限っていたのは、令和7年度の区の太陽光の補助です。

    窓などの断熱で区の補助を使うときは、その工事を区内の事業者がすることが条件です。

    参考:令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)

    Q6. 再エネの電気に切り替えると、区からお金が出ますか?

    A. 区民に直接は出ません。区は、区民限定のキャンペーンをする電力会社に補助します。キャンペーンは2026年12月1日〜2027年2月28日の予定です。

    キャンペーンの中身は参加する電力会社が決め、区のページに特典の記載はありません(2-4)。

    参考:再エネ切替補助金(世田谷区)

    Q7. 令和9年度に、区の太陽光の補助は戻りますか?

    A. 発表されていません。区は都の制度との役割分担を理由にしているので、待つより都の制度で計画を立てるほうが現実的です(マイリフォの読み)。

    令和9年度の区の案内が出たら、このページを直します(4章)。

    参考:令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト(世田谷区)

    Q8. 問い合わせ先はどこですか?

    A. 区の補助は、世田谷区 環境政策部 気候危機対策課です。エコ住宅補助金は専用の電話窓口(03-5539-3242)があります。

    都の補助金はクール・ネット東京、都の共同購入は事務局(0120-723-100)に問い合わせます。

    参考:令和8年度 世田谷区エコ住宅補助金 特設サイト(世田谷区)

    10. まとめ|世田谷区は「都の補助が本命」、区は断熱

    • 区の太陽光・蓄電池の補助は令和8年度なし。蓄電池は令和7年度、太陽光は令和8年度に外れた
    • 区は、都との役割分担で断熱に予算を集中。区の補助は窓・ドア・浴槽・屋根の4つ(後期は1月31日まで)
    • 区のフレキシブルソーラーの実証事業(1kWあたり4万円)は、8月21日で募集を締切
    • 都だけで、太陽光4kWで48万円・蓄電池10kWhで100万円、両方で148万円(既存住宅・DRに参加しない場合)
    • 都の事前申込は契約の前。「区の太陽光の補助が使える」という話は令和7年度までの情報

    このページの金額と受付状況は、2026年10月24日に確かめたものです。申し込む前に、世田谷区とクール・ネット東京のページで最新の状況を確かめてください。

    都の制度のくわしい話は、東京都の太陽光発電補助金(都の制度のまとめ)と東京都の蓄電池補助金(都の制度のまとめ)にまとめています。

    編集長田中

    太陽光発電アドバイザーより

    世田谷区は、令和8年度に区の太陽光の補助をやめ、断熱に集中した区です。そのぶん、都の2つの制度を「契約の前の事前申込」で取りこぼさないことが、いちばん大きな差になります。

    検索すると、令和7年度の区の補助を書いたページがまだ多く出てきます。金額や「区内の業者で」という話を見たら、年度を確かめてください。窓の断熱も考えているなら、区の後期の予算が残っているうちに動くのがおすすめです。

    世田谷区のエコ住宅補助金の特設サイトと手引き、よくある質問、実証事業と再エネ切替補助金のページ、東京都とクール・ネット東京の公式ページを読み直してまとめました。令和9年度の区の案内が出たら、このページも直します。

    編集長 田中

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