【2026年最新】東京都の蓄電池補助金はいくら?令和8年度は10万円/kWh・最大120万円|区の上乗せ一覧と対応業者おすすめも

令和8年度の東京都蓄電池補助金は1kWhあたり10万円・上限120万円。夜の停電時も灯りがともる家庭用蓄電池のある住宅と東京の街並みを背景に、23区の上乗せ・実質負担・対応業者まで解説する記事のアイキャッチ
当ページのリンクには広告が含まれています。

2026年10月20日更新|クール・ネット東京と各区の公式ページで確認しています。文:マイリフォ編集長 田中(太陽光発電アドバイザー)

令和8年度(2026年度)の東京都の蓄電池の補助金は、1kWhあたり10万円です。DR(デマンドレスポンス)実証に参加しない場合は、1戸120万円が上限です。

ただし、太陽光がなく再エネ100%の電気も契約していない「蓄電池だけ」の家は対象外です。条件と申し込みの順番、区の上乗せを、10月20日時点の公式情報でまとめました。

東京都の蓄電池補助金(令和8年度)
1kWhあたり
10万円
都の補助金
上限
120万円
DRに参加しない場合
受付
受付中
10月20日時点
いくら?
10kWhなら100万円、12kWhで上限に
見積もりの対象経費(税抜)が上限です
条件は?
太陽光があるか、再エネ100%の電気の契約
どちらもない「蓄電池だけ」は対象外です
順番は?
事前申込のあとに契約
同じ日の契約はOK。先に契約すると対象外です
10月から
SIIの令和8年度の登録機種だけ
10月1日以降に事前申込をする場合
入金は?
実績報告から約3か月
審査に約2か月、そのあと約1か月で振り込み
区の上乗せ
23区で受付中は11区
新宿区は11月2日、中野区は11月30日から再開

すぐ読みたい方へ:23区の上乗せ一覧/申請の流れ/実質負担の計算/よくある質問

【PR】東京都の補助金を使って付けるなら東京都内の持ち家・戸建ての方向け。付けたいもので選べます

申込から工事まで任せる

えねこ(渋谷区)

今ある太陽光に蓄電池を足す工事や、卒FITでの入れ替えにも対応。補助金の申請と屋根の補修も、まとめて相談できます。

えねこの口コミを見る

ほかの会社とも比べる

何社かの見積もりを並べて、金額と工事の中身を見比べたい方は一括見積もりで。

申込から工事まで任せる

省エネタイガー(西東京市)

西東京市に本店がある販売・施工会社です。自社施工で、東京都の補助金の申請もサポートしています。

省エネタイガーの口コミを見る

ほかの会社とも比べる

太陽光(蓄電池とのセットも)の見積もりを、何社か並べて比べたい方は一括見積もりで。

東京都の補助金は、原則として契約の前に事前申込が必要です。
見積もりのときに、申込まで任せられるか確かめましょう。

1. 【シミュレーター】区市町村と容量を選ぶと、補助金と実質負担の目安が出ます

お住まいの区市町村と、蓄電池の容量を選んでください。東京都と区市町村の助成を引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。

設置費用は会社や機種で差があるため、幅で表示します。区市町村の受付状況は、結果の下の注記で確かめてください。

30秒でわかる補助金計算|令和8年度・東京都版東京都の我が家だと、補助金はいくら?

下の項目を選ぶだけで、東京都と区市町村の助成を差し引いた「実際に払う金額」の目安が出ます。設置費用は相場に幅があるため金額はレンジ表示です。
前提:東京都内の既存住宅に設置・令和8年度の制度・税抜ベースの概算。新築は都の単価が異なるため対象外。実際の助成額は見積書の助成対象経費で決まります。

9.8kWh
4.5kW
設置費用の目安(税抜)—
東京都・蓄電池助成—
東京都・太陽光助成—
区市町村の助成—
実質自己負担額の目安—
    同じ容量で2〜3社を並べると、補助金後の差額がはっきりします

    出典:家庭における蓄電池導入促進事業/家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)。区市町村分は各自治体の令和8年度の公式ページ・要綱をマイリフォが確認した値です(23区は2026年10月13〜20日に確認)。予算に達し次第受付終了になる制度が多いため、申請前に必ず公式ページで受付状況を確認してください。

    2. 東京都の蓄電池補助金はいくら?令和8年度の金額・条件・期限

    令和8年度の東京都蓄電池補助金は蓄電容量1kWhあたり10万円、DR実証に参加しない場合の上限は120万円であることを大きな文字で示した図解

    東京都の補助金は、東京都環境公社(クール・ネット東京)が行う「家庭における蓄電池導入促進事業」です。令和8年度の金額は次のとおりです。

    区分金額上限
    蓄電池を新しく付ける1kWhあたり10万円DRに参加しない場合は1戸120万円
    DR実証に参加する1台あたり10万円を加算(EMS・IoT機器を別に付けると15万円)120万円の上限はかからない(計算式の額と対象経費の小さいほう)
    蓄電池ユニットの増設1kWhあたり6万円DRに参加しない場合は1戸72万円
    リフォーム瑕疵保険など1契約7,000円—

    ※出典:令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)(2026年10月20日確認)。どの場合も、助成対象経費(税抜)から国やほかの自治体の補助金を引いた額が上限です。IoT機器が蓄電池のパッケージに含まれる場合、DRの加算は10万円だけです。

    2-1. 容量別の金額|12kWhで上限の120万円

    蓄電容量10kWhで100万円、12kWhで上限の120万円、DR実証に参加すると15kWhで165万円になる東京都蓄電池補助金の容量別受給額を棒グラフで示した図解
    容量(SIIの登録値)DRに参加しないDRに参加する(EMS・IoT機器を別に1台)
    5kWh50万円65万円
    7kWh70万円85万円
    10kWh100万円115万円
    12kWh120万円135万円
    16.4kWh120万円(上限)179万円

    ※DRに参加する場合は「容量×10万円+10万円+EMS・IoT機器の台数×5万円」と「対象経費(税抜)−国・ほかの自治体の補助金」の小さいほうです。IoT機器がパッケージに含まれる場合は加算が10万円だけで、16.4kWhなら174万円です。容量はカタログではなく、SIIに登録された値を使います。

    DRに参加しない場合、12kWhを超えても金額は増えません。大きい容量を選ぶなら、先にDR実証に参加するかを決めておきます。

    2-2. 対象になる家・ならない家|「蓄電池だけ」は対象外

    東京都の蓄電池補助金は、太陽光がある家(太陽光を同時に付ける家も)と再エネ100%の電気を契約している家が対象で、どちらもない「蓄電池だけ」は対象外であることを◯と✕で示した図解

    蓄電池を付ける家には条件があります。太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約しているかのどちらかです。

    • 対象:太陽光がすでにある家、蓄電池と同時に太陽光を付ける家(余剰売電はOK)
    • 対象:太陽光がない家で、再エネ利用率100%の電力メニューを契約している家
    • 対象外:太陽光も再エネ100%の電気の契約もない「蓄電池だけ」
    • 対象外:全量売電の太陽光、中古品、都外の家に付ける場合

    対象になる再エネ100%の電力メニューは、東京都が公表するものに限られます。「エネルギー環境計画書制度」で、再エネ利用率(計画値)が100.00%のメニューです。令和7年度に使えた「環境省のリスト」は、令和8年度は使えません。

    マンションの1室に付ける場合や、賃貸住宅のオーナーが付ける場合も対象です。新築・既存の区別もありません。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-9・1-10・1-11・3-3・3-7・3-11・3-12・12-1)/エネルギー環境計画書制度の公表(東京都環境局)

    2-3. 10月1日から、対象の機種が変わりました

    10月1日以降に事前申込をする場合、対象はSII(環境共創イニシアチブ)の「令和8年度の登録済製品」の機種だけです。4月1日〜6月30日に契約した分などは除きます。

    見積もりをもらったら、型番が令和8年度の登録に載っているかを確かめます。会社に「令和8年度の登録機種ですか」と聞くのが早道です。

    参考:蓄電システムの登録製品の検索(SII)/令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    2-4. DR実証に参加すると?2か年度の協力が条件

    DR実証は、たくさんの家の蓄電池を遠隔でまとめて動かす取り組みです。都に登録したアグリゲーター(まとめ役の事業者)が、電気が足りないときなどに充電と放電の時間を調整します。

    参加すると、交付決定の年度から2か年度、DRに協力する契約を結びます。需給ひっ迫の警報・注意報のときと、年10日以上のDRです。

    参加するなら、DRの販売事業者リストに載っている店から買う必要があります。DRの契約は、機器の契約のあと・実績報告の前に済ませます。実績報告のあとで「参加する」に変えることはできません。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q10-1・10-2・10-3・10-9)

    2-5. 令和7年度との違い|1kWhあたり12万円→10万円

    東京都の蓄電池補助金は令和7年度の12万円/kWhから令和8年度は10万円/kWhに引き下げられた一方、DR加算はEMS・IoT機器の新規設置で最大15万円に増額され、国のDR補助金は2026年5月29日で受付終了したことを示した図解
    項目令和7年度令和8年度
    1kWhあたり12万円10万円
    上限対象経費までDRに参加しない場合は120万円
    DRの加算10万円1台10万円(機器を付けると15万円)
    増設1kWhあたり8万円1kWhあたり6万円
    再エネの電気の条件環境省のリストの電力メニュー(2025年10月からは都のメニューも可)東京都の制度で再エネ利用率100%のメニューだけ
    予算(事業全体)約702億円約1,012億円

    ※出典:クール・ネット東京の令和7年度・令和8年度の事業ページ、よくある質問Q&A(Q12-1)。令和7年度の事前申込は2026年3月31日で終わりました。

    インターネット上には、令和7年度の「1kWhあたり12万円」のままの記事もあります。今年度の金額で計算し直してください。

    3. 区市町村の上乗せはある?23区の蓄電池の助成と受付状況(10月20日時点)

    東京都の補助金に、区の助成を足せる区があります。ただし、予算に達して終わった区や、蓄電池の助成がない区もあります。

    23区のうち、10月20日時点で蓄電池の区の助成を受け付けているのは11区です。区の名前を押すと、マイリフォの区ごとのページで手順と期限を確かめられます。

    区蓄電池の区の助成受付(10月20日時点)
    千代田区経費の20%(住宅の上限は合計100万円)11月2日から受付再開(補正予算・窓口のみ・予約制)
    中央区1kWhあたり1万円・上限10万円(中央エコアクトに参加すると増額)受付中(予算の残り32%・9月30日時点)
    港区1kWhあたり4万円・上限20万円受付中(2027年1月29日まで)
    新宿区1kWhあたり1万円・上限10万円第3期は11月2日〜12月25日
    文京区2万円/kW(区の表記)・上限10万円受付中(予算の51%を申請済み・10月16日時点)
    台東区1kWhあたり1万円・上限10万円(抽選)令和8年度の抽選は終了
    墨田区都の補助を引いた工事費の10%・上限5万円受付中(2027年2月26日まで)
    江東区1kWhあたり1万円・上限10万円(太陽光と同時に申請すると2.5万円・上限20万円)受付中(2027年3月15日まで)
    品川区1kWhあたり3万円・上限30万円受付停止中(区民などの枠が予定件数を超えた・10月13日時点)
    目黒区本体価格の3分の1・上限7万円終了(予算に到達)
    大田区リフォーム助成の枠:標準工事費(蓄電池は1kWhあたり10万円)と工事費の低いほうの10%・上限20万円(区内に本社がある中小事業者と1社で契約する場合だけ)受付中(執行率約58%・10月1日時点)
    世田谷区なし—
    渋谷区なし—
    中野区定額10万円前期は終了・後期は11月30日から
    杉並区定額5万円(3kWh以上)受付中(申込率44%・10月13日時点)
    豊島区1kWhあたり1万円・上限5万円受付中(予算の55%・10月14日時点)
    北区1kWhあたり1万円・上限10万円終了(9月25日)
    荒川区1kWhあたり5千円・上限10万円(区内の業者なら15万円)受付中(予算の37%・10月15日時点)
    板橋区なし(太陽光のポイントだけ)—
    練馬区なし(令和8年度から蓄電池は対象外)—
    足立区上限5万円(区内の事業者と契約すると6万円)第3期 受付中(12月28日まで)
    葛飾区対象経費の4分の1・上限20万円(太陽光と併設で5万円加算)受付中(2027年3月31日まで)
    江戸川区蓄電池だけの助成はなし(再エネの電気への切り替えの2万円に、前後6か月以内に蓄電池などを付けると2万円上乗せ)予算の状況で早めに終わる場合あり(区のページは10月7日更新)

    ※2026年10月13〜20日に各区の公式ページで確認しました(区のページの更新日は区ごとに違います)。容量の数え方や対象になる工事も区ごとに違います。予算に達すると、期限の前でも終わります。申し込む前に区のページで確かめてください。

    3-1. 区ごとに違う3つのこと|太陽光の条件・申請の時期・区内の業者

    東京都の蓄電池補助金は契約の前に事前申込をし、区の助成は区によって工事の前に申請するか、工事と支払いのあとに申請するかが違うことを示した図解
    • 太陽光とつながっていることが条件(区によってはエネファームでも可):中央区・新宿区・文京区・台東区・江東区・中野区・豊島区
    • 工事の前に申請:中央区(工事の約2週間前まで)・港区・墨田区(着工の1か月前〜7営業日前に窓口)・江東区・大田区(先に仮申請)・葛飾区(着工の4週間前までに事前協議)
    • 工事のあとに申請:新宿区・文京区・杉並区・豊島区・荒川区・足立区(支払いのあと)、中野区(設置のあと)
    • 区内の業者だと金額が増える:荒川区・足立区
    • 区内の業者と契約することが条件:大田区(区内に本社がある中小事業者と1社で契約)
    • 蓄電池だけの工事は区に確認:大田区(太陽光の設置に追加する工事として扱う)

    東京都は「契約の前」に事前申込、区は「工事の前」か「工事のあと」です。都と区の順番を、見積もりのときに会社と確かめておくと安心です。

    3-2. 多摩地域(市町村)は?

    多摩地域は、市ごとの差が大きくなっています。蓄電池が市の対象外の市や、受付を終えた市もあります。

    上のシミュレーターは多摩26市にも対応しています。市ごとの制度と受付状況は、ページの最後の「地域から探す」から各市のページでご覧ください。

    4. 申請の流れ|事前申込が先。入金は実績報告から約3か月

    東京都の蓄電池補助金は契約前の事前申込が必要で、事前申込・契約と設置・実績報告・振込の4ステップで進むことを矢印付きの流れ図で示した図解

    東京都の補助金は、契約の前に事前申込をします。工事と支払いが終わったら、交付申請兼実績報告を出します。

    1. 見積もり:型番がSIIの令和8年度の登録機種か、太陽光か再エネ100%の電気の条件を満たすかを確かめる
    2. 事前申込:クール・ネット東京の電子申請。受付のあとに契約する(同じ日でも可)
    3. 契約・工事・支払い:区が「工事の前」の区は、工事の前に区へ申請する
    4. 交付申請兼実績報告:金融機関が出す支払いの証明書と、口座がわかる書類(通帳など)が必要(令和8年度の事前申込分から・現金払いは対象外)。DRに参加するなら、この前にDRの契約
    5. 審査・交付決定:不備がなければ約2か月で通知(会社に代行を頼むと郵送、自分で申請すると電子通知)
    6. 入金:通知のあと約1か月で、申請した人の口座に振り込み

    ※出典:令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)、よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-8・1-20・1-21・5-6・5-7・5-9・10-3)

    書類に不備があると、入金は遅れます。直すよう連絡が来た日から180日以内に直さないと、申請を取り下げた扱いになります。

    4-1. 予算に近づくと、事前申込が止まることがあります

    予算は約1,012億円で、太陽光や断熱などを含む事業全体の額です。申請額が予算を超えた日に、事前申込の受付を止めます(その日の申請は抽選)。

    予算に近づいたときも、事前申込を止めることがあります。その場合は、クール・ネット東京のホームページで先に知らせるとしています。

    4-2. 先に知っておきたい5つの注意点

    1. 費用はいったん全額を払います。補助金はあとから振り込まれます
    2. 申請者・契約者・口座の名義はそろえます(申請者の連名はできません)
    3. キャッシュバックや商品券は、原則として使わないよう案内されています。使う場合は、その額を対象経費から引きます
    4. 太陽光と蓄電池は別の事業です。それぞれ事前申込から行います
    5. 6年以内に外して処分すると、補助金の一部を返します。家を売るときなどは、持ち主が変わる届け出が必要です

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-19・4-10・5-14・9-3・14-6・14-7)

    5. 実質負担はいくら?見積もり額ごとの計算例

    補助金は、見積もりの対象経費が上限です。実際に払う金額は、見積もりの額で大きく変わります。

    見積もり(税抜)都の補助金実質負担
    7kWh・140万円70万円70万円
    10kWh・150万円100万円50万円
    10kWh・200万円100万円100万円
    12kWh・240万円120万円120万円
    16.4kWh・300万円120万円180万円

    ※DRに参加しない場合の計算例です。区市町村の助成は入れていません。16.4kWhでDRに参加して機器を1台付けると、都の補助金は179万円(実質負担121万円)です。

    国の検討会の資料では、補助事業を使わずに家庭用蓄電池を付ける場合、1kWhあたり設備費15〜20万円・工事費2万円程度が標準的な水準とされています。この水準だと、10kWhで170〜220万円ほどです。

    同じ資料では、補助事業のデータの平均(2023年度)は設備費11.1万円・工事費1.0万円でした。見積もりは機種や工事、会社で変わるので、2〜3社で比べてから決めます。

    参考:2024年度 定置用蓄電システム普及拡大検討会の結果とりまとめ(2025年3月7日)

    5-1. 区の助成を足した例|江東区・10kWh・200万円

    10kWhの蓄電池を200万円で設置した場合、東京都の補助金100万円と区の上乗せ10万円を差し引いて実質負担が90万円になる計算例を積み上げ棒で示した図解
    内訳金額
    見積もり(税抜)200万円
    東京都の補助金(10kWh×10万円)−100万円
    江東区の助成(1kWhあたり1万円・上限10万円)−10万円
    実質負担90万円

    ※太陽光がすでにある家に、蓄電池を足す場合の例です。江東区は、蓄電池が太陽光(かエネファーム)と常時つながっていることが条件で、工事の着工前に申請します。太陽光と同時に申請すると、蓄電池は1kWhあたり2.5万円・上限20万円になります。

    5-2. 太陽光とセットの例|港区・太陽光5kW+蓄電池10kWh・350万円

    内訳金額
    見積もり(税抜)350万円
    東京都の太陽光(既存住宅・5kW×12万円)−60万円
    東京都の蓄電池(10kWh×10万円)−100万円
    港区の助成(太陽光の上限40万円+蓄電池の上限20万円)−60万円
    実質負担130万円

    ※東京都の太陽光は既存住宅の場合、3.75kW以下なら1kWあたり15万円(上限45万円)、3.75kWを超えると1kWあたり12万円です。港区の太陽光は1kWあたり10万円・上限40万円です。

    太陽光の補助金の計算は、東京都の太陽光発電の補助金のページにまとめています。

    PR 見積もりで、わが家の実際の金額を確かめるなら

    PR 何社かの見積もりを並べて比べるなら

    6. 「300万円」の補助金は本当?国の補助金・V2Hとの組み合わせ

    300万円の補助金は、東京都の蓄電池・東京都のV2H・区の助成など、いくつかの制度を足した合計の例であることを足し算で示した図解

    家庭でよく選ばれる容量(5〜16kWhほど)の蓄電池だけでは、補助金は300万円に届きません。東京都の蓄電池は、DRに参加しなければ上限120万円です。DRに参加しても、見積もりの対象経費までです。

    「300万円」は、いくつかの制度を足した場合の額です。たとえば次のような組み合わせです。

    制度条件の例金額
    東京都の蓄電池16.4kWh・DRに参加・EMS機器を別に1台179万円
    東京都のV2H太陽光とEV(PHEV)がある戸建て上限100万円
    区の助成例:港区の蓄電池上限20万円
    合計—約299万円

    ※すべての条件を満たし、見積もりの対象経費が補助金の額より大きい場合の例です。制度ごとに事前申込などの手続きが必要です。

    高い補助金には、そのぶん条件と手間があります。EVがない家はV2Hの増額を受けられません。DRに参加すると、2か年度の協力が条件になります。

    6-1. 国の蓄電池の補助金は、5月29日に終わりました

    国の「DR家庭用蓄電池事業」(令和7年度補正)は、2026年5月29日に予算に達して公募を終えました。再開の予定はないと案内されています。

    国やほかの自治体の補助金を受けた場合、東京都の補助金は「対象経費から国などの補助金を引いた額」が上限です。合計が対象経費を超えなければ、両方を満額もらえます。

    参考:令和7年度補正 DR家庭用蓄電池事業(SII)/よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-1・10-7)

    6-2. EV・PHEVがあるならV2Hも

    電気自動車やPHEVがある戸建てなら、東京都のV2Hの助成もあります。「戸建住宅におけるV2H普及促進事業」で、2027年3月31日まで受け付けています。

    金額は対象経費の2分の1で、上限50万円です。太陽光とEV(PHEV)がある家は、対象経費の全額で上限100万円になります。どちらも、国の補助金を受けた場合はその額を引いて計算します。

    増額の条件(太陽光・EVかPHEV・V2H)は、実績報告のときにそろっている必要があります。国(CEV)のV2Hの補助金(令和7年度補正)は、8月27日に受付を終えました。

    参考:令和8年度 戸建住宅におけるV2H普及促進事業(クール・ネット東京)/V2Hのよくあるお問い合わせ(令和8年度)/次世代自動車振興センター

    6-3. 併用できる?早見表

    東京都の蓄電池補助金と区市町村の上乗せは併用できるが、同じ設備への東京都の重複助成はできないことを◯と✕の記号で示した図解
    組み合わせ併用ポイント
    都の蓄電池+区市町村の助成できる合計が対象経費を超えない範囲
    都の蓄電池+都の太陽光できる別の事業。それぞれ事前申込
    都の蓄電池+都のV2Hできる別の機器として申請
    都の蓄電池+国の補助金できる合計が対象経費を超えない範囲(国の蓄電池の公募は5月29日に終了)
    同じ蓄電池に都の別の事業(ゼロエミ住宅など)できないどちらか一方

    ※出典:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-1・1-4・5-14・10-7)、V2Hのよくあるお問い合わせ(令和8年度)

    7. 補助金で失敗しない会社の選び方|7つの確認

    補助金に強い業者を選ぶ7つのチェックポイントのうち、東京都と区の両方の補助金申請を代行できるかが最重要であることを示した図解

    クール・ネット東京は、施工会社や手続代行者を紹介していません。会社は自分で選びます。見積もりのときに、次の7つを確かめます。

    確認すること見るポイント
    ①都と区の申請を両方任せられるか区は「工事の前」に申請する区もあります。順番まで段取りしてくれるか
    ②機種がSIIの令和8年度の登録機種か10月1日以降の事前申込は、令和8年度の登録機種だけが対象
    ③家の条件を確かめてくれるか太陽光があるか。ない家は再エネ100%の電気の契約が必要
    ④見積書の内訳機器費・工事費・値引きが分かれているか。キャッシュバックの扱い
    ⑤事前申込の前に契約を急がせないか先に契約すると、都の補助金は出ません
    ⑥許可と工事の体制建設業許可や電気工事業の登録。自社で工事するか
    ⑦公社の措置の一覧に載っていないか不正な手続きをした会社を「手続代行者・施工事業者の対象外」として公表(10月9日時点で5社)

    ※出典:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-3・1-8)、手続代行者への措置等について(クール・ネット東京・10月9日更新)

    措置の期間中は、その会社が工事や手続代行をした申請に補助金が出ません(措置の前に受理された申請は除く)。区によっては、区独自に対象外とした業者を公表しています(葛飾区など)。見積もりをもらう前に、会社の名前を一覧で確かめておくと安心です。

    8. 東京都の蓄電池の会社を探す|マイリフォの業者データベース

    マイリフォでは、東京都で蓄電池・太陽光を扱う49社を、公式サイトや公的な情報、口コミをもとに1社ずつまとめています。

    お住まいの地域の会社から探したい方は、下のタブから区市町村を選んでください。

    蓄電池の業者を探す

    東京都全体で探す

    ※各地域ページは、業者データベースと連動した新フォーマットへ順次リニューアル中です。

    東京都の蓄電池・太陽光の業者データベース

    すべての会社は、業者データベースの一覧から地域や特徴で絞り込めます。

    9. 東京都の補助金は公的な制度?訪問・電話で話をされたら

    蓄電池の訪問販売で注意すべき「今日だけ」「都の指定業者」「実質0円」という3つのトークを注意マークとともに示した図解

    東京都の蓄電池の補助金は、東京都環境公社が行う都の制度です。ただ、制度の名前を使った営業には注意が必要です。

    公社は、後日の返金や「実質負担なし」をうたう営業に注意を呼びかけています。不正な申請になるおそれがあるためです。

    よく聞く話公式の案内では
    「あとで返金があるので実質0円です」不正な申請になるおそれがあると、公社が注意しています
    「申請は全部やるので、書類は見なくて大丈夫」申請する人が自分で要綱や手引きを確かめるよう、公社が求めています
    「都(公社)の紹介で来ました」公社は施工会社・手続代行者の案内をしていません
    「今日契約しないと補助金がなくなります」事前申込の前に契約すると対象外です。予算に近づいたら、ホームページで先に知らせるとしています
    「キャッシュバックや商品券を付けます」原則として使わないよう案内しています。使う場合はその額を対象経費から引きます

    ※出典:手続代行者への措置等について(クール・ネット東京)、よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-3・1-5・1-8・14-7)

    その場で決めず、見積書を持ち帰って、ほかの会社と同じ条件で比べます。

    訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合は、申込書面か契約書面の早いほうを受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。書面(はがき可)かメールなどで通知します。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。

    参考:クーリング・オフ(国民生活センター)

    10. 東京都の蓄電池補助金のよくある質問

    東京都の蓄電池補助金と業者選びに関するよくある質問の章の見出し図解。蓄電池のアイコンと大きな疑問符を配置

    Q1. 太陽光がなくても、蓄電池だけで補助金はもらえますか?

    A. 太陽光がなく、再エネ100%の電気も契約していない場合は対象外です。

    太陽光がある家(同時に付ける家も)か、再エネ100%の電力メニューを契約している家なら対象です。電力メニューは、東京都の「エネルギー環境計画書制度」で再エネ利用率100%と公表されたものに限られます。区の助成は、太陽光とつながっていることを条件にする区もあります(3章)。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-10・12-1)

    Q2. いつまで申し込めますか?

    A. 事前申込は2026年5月29日から受け付けています(10月20日時点で受付中)。

    予算を超えた日に事前申込を止め、近づいたときはホームページで先に知らせるとしています。設置は2029年3月30日までで、金額は年度ごとに決まります。

    参考:令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)/よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-5・1-6・14-4)

    Q3. 補助金はいつ振り込まれますか?

    A. 不備がなければ、実績報告の提出から約3か月です。

    交付決定の通知まで約2か月、そのあと約1か月で振り込まれます。不備があると延びます。費用は先に全額を払う前提で考えます。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q1-21・5-6)

    Q4. マンションでも使えますか?

    A. マンションの1室への設置も対象です。

    共用部も、住まいの部分で電気を使うなら申請できます。管理規約や管理組合の承認は、先に確かめておきます。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q3-6・3-11)

    Q5. 賃貸の家でももらえますか?

    A. 申請できるのは、蓄電池の持ち主です。

    家の持ち主全員が設置を承諾している必要があります。賃貸住宅のオーナーが付ける場合も対象です。リースの場合は、リース会社が申請します。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q3-2・3-5・3-7・8-1)

    Q6. 中古品やポータブル電源も対象ですか?

    A. 中古品は対象外です。対象は、SIIに登録された蓄電システムだけです。

    ポータブル電源も、SIIに登録された蓄電システムでなければ対象になりません。10月1日以降の事前申込は、令和8年度の登録機種だけです。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q4-1・4-6・5-16)/登録製品の検索(SII)

    Q7. 申請は自分でもできますか?

    A. 電子申請なので、自分で申請できます。

    自分で申請すると、交付決定の通知は電子通知です。会社に代行を頼むと郵送になります。代行を頼んでも、要綱や手引きは自分でも確かめるよう公社は求めています。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q5-7)/手続代行者への措置等について

    Q8. 補助金に税金はかかりますか?

    A. 都のQ&Aでは、課税されるかは税務署に確かめるよう案内しています。

    補助金が一時所得にあたる場合は、特別控除(最高50万円)があります。高額を受け取る年は、税務署か税理士に確かめると安心です。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q14-1)/一時所得(国税庁 No.1490)

    Q9. 太陽光の補助金と一緒にもらえますか?

    A. もらえます。太陽光と蓄電池は別の事業なので、それぞれ事前申込から行います。

    既存住宅の太陽光は、3.75kW以下なら1kWあたり15万円(上限45万円)です。3.75kWを超えると、1kWあたり12万円になります。くわしくは東京都の太陽光発電の補助金のページをご覧ください。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q5-14)/令和8年度 家庭における太陽光発電導入促進事業(クール・ネット東京)

    Q10. 6年以内に引っ越したり、外したりしたら?

    A. 蓄電池は、設置から6年が処分制限期間です。

    期間内に外して廃棄などをすると、残りの期間に応じて補助金の一部を返します。売却や相続で持ち主が変わるときは、届け出が必要です。

    参考:よくある質問Q&A ver.1.2(クール・ネット東京)(Q4-10・9-3・14-6)

    Q11. 問い合わせ先はどこですか?

    A. クール・ネット東京の蓄電池ヘルプデスクです。

    創エネ支援チーム 蓄電池ヘルプデスク:03-6737-5100(平日9時〜17時)。区の助成は、それぞれの区の窓口に問い合わせます。

    参考:令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(クール・ネット東京)

    11. まとめ|「蓄電池だけ」は対象外。順番と区の受付を先に確かめる

    東京都の蓄電池補助金で実質負担を減らす3つの鍵として、契約前の事前申込、都と区とDRの組み合わせ、両方の申請を任せられる業者選びを示した図解
    • 令和8年度の都の補助金は1kWhあたり10万円。DRに参加しない場合は上限120万円
    • 太陽光も再エネ100%の電気の契約もない「蓄電池だけ」は対象外
    • 事前申込が先で、契約はそのあと。10月1日からは、SIIの令和8年度の登録機種だけ
    • 入金は実績報告から約3か月。費用はいったん全額を払う
    • 23区で区の助成を受け付けているのは11区(10月20日時点)。区は「工事の前」か「工事のあと」かで手順が違う

    このページの金額と受付状況は、2026年10月20日時点のものです。申し込む前に、クール・ネット東京と区のページで最新の状況を確かめてください。

    編集長田中

    太陽光発電アドバイザーより

    令和8年度の東京都の蓄電池の補助金は、太陽光があるか、再エネ100%の電気を契約している家が対象です。見積もりの前に、まずここを確かめてください。

    次に大切なのが順番です。都は契約の前に事前申込、区は工事の前か後かで手順が違います。

    このページは、クール・ネット東京のよくある質問と各区の公式ページを読み直してまとめました。受付状況が変わったら、このページも直します。

    編集長 田中

    PR 今ある太陽光に蓄電池を足すなら(補助金の申請もまとめて相談)

    PR 何社かの見積もりを並べて比べるなら

    お住まいの区市町村をタップすると、その地域の蓄電池補助金と対応業者の一覧をご覧いただけます。

    東京23区から探す

    多摩地域(市部)から探す

    目次