2026年10月28日更新|厚木市の制度ページ・要綱と神奈川県の公式ページで10月28日に確認。文:マイリフォ編集長 田中(太陽光発電アドバイザー)
厚木市の太陽光・蓄電池の補助金は、いくらもらえて、今から付けても間に合うのでしょうか。
答えは、厚木市の奨励金は受付中です。設置のあとに申請する制度で、2027年2月15日必着まで、予算に達するまで受け付けています。
金額は、売電のしかたで大きく変わります。FITで売るなら、既存住宅に太陽光6kWと蓄電池で21万円です。FITを使わず自家消費すると加算が付き、市の例では83万6千円になります。
このページでは、市の制度ページと要綱を読み直して、加算が誰に付くか・FITで売るかどうかの損得・申請の締切と予算から逆算する段取りをまとめました。
すぐ読みたい方へ:市の補助の中身/83.6万円の内訳/FITで売るか/締切と予算から逆算/実質負担/よくある質問
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1. 【シミュレーター】厚木市の補助金の目安を計算

厚木市を選んだ状態で開きます。太陽光と蓄電池の容量、売電するかを選ぶと、市の補助の目安と受付状況が出ます。
厚木市は、FITで売るかどうかで金額が大きく変わります。「売電しない」を選ぶと、自家消費加算を含めた目安が出ます。蓄電池の加算は上限の目安なので、見積もりの価格で計算し直してください。
神奈川県の太陽光・蓄電池 補助金シミュレーター(令和8年度・2026年10月27日時点)
市町村を選ぶと、ここに補助金の目安が出ます。
※金額は各市町村と神奈川県の公式ページ(2026年10月27日確認)の単価と上限で計算した目安です。予算に達すると期限の前でも終わります。対象になるかは、申し込む前に市町村の窓口で確かめてください。
2. 厚木市の太陽光・蓄電池補助金はいくら?令和8年度の奨励金

厚木市の家庭向けの補助は「厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金」です。付ける機器ごとの「基本分」に、条件を満たすと「加算分」が上乗せされます。
制度の案内は、市のホームページではなく「厚木市カーボンニュートラルプラットフォーム」に載っています。市のページからは、このプラットフォームへ案内されます。
2-1. 基本分(付けた機器ごと)
| 機器 | 補助額 | 申請額の割合 |
|---|---|---|
| 太陽光 | 1kWあたり1万円(上限6万円) | 43% |
| 蓄電池 | 5万円 | 50% |
| 家庭用燃料電池 | 5万円 | 0% |
| 太陽熱利用 | 5万円 | 0% |
2-2. 加算分(条件を満たすと上乗せ)
| 加算 | 加算額 | 申請額の割合 |
|---|---|---|
| 既存住宅加算 | 10万円(2025年3月31日以前に建てた家に、新しく太陽光) | 78% |
| 自家消費加算(太陽光) | 1kWあたり7万円(上限42万円) | 31% |
| 自家消費加算(蓄電池) | 蓄電池の価格の1/3(千円未満切捨て) | 44% |
| 居住誘導加算 | 5万円(市内で居住誘導区域の外から中へ移り、取得した家に太陽光) | 0% |
いちばん申請が進んでいるのは、既存住宅加算の78%です。基本分の太陽光は43%、蓄電池は50%です。
項目ごとに締め切るかどうかは、市のページに書かれていません。既存住宅加算を使う家は、早めに申請しておくと安心です。
2-3. 太陽光のkWの数え方
kWは、パネルの公称最大出力の合計と、パワコンの定格出力の合計の、低いほうで数えます。小数点以下第1位より下は切り捨てます。
たとえばパネル6.12kW・パワコン5.9kWなら、5.9kWで計算します。基本分は5.9万円、自家消費加算は41.3万円です。上限の6万円と42万円には、6kWで届きます。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(別表第2)
2-4. 申請できる人・できない人
- 対象:自分が住む市内の戸建住宅に、自分の持ち物として機器を付けた人
- 対象:自分が住む市内の戸建住宅に、リースやPPA(0円ソーラーなど)で機器を付けた人
- 対象:市内の戸建住宅に機器を付けたリース事業者・PPA事業者(自家消費加算を使う場合だけ)
- 対象外:市税に滞納がある人
- 対象外:中古の機器(対象は未使用のものに限る)
- 対象外:市の事業所用の補助と同じ機器で重ねて受ける場合
補助を受けた機器は、国が定める耐用年数(減価償却資産の耐用年数省令)がたつまで、市の承認なしに売ったり捨てたりできません。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(第4条・第12条・第13条)
2-5. 機器の条件
| 機器 | 条件 |
|---|---|
| 太陽光 | 家の敷地に付け、発電した電気の一部か全部を家で使うもの。FITで売っても基本分は対象 |
| 蓄電池 | 令和7年度以降のZEH支援事業の要件を満たす、SIIの登録製品。要綱では、価格の条件は自家消費加算にだけ書かれている |
| 共通 | 未使用のもの |
3. 最大いくら?市の例83.6万円の内訳と、どの加算が誰に付くか

厚木市の要綱と制度ページには、奨励金全体の上限額は書かれていません。基本分と加算分を、条件に合う分だけ足していきます。
市は、既存住宅に自家消費の太陽光6kWと蓄電池4kWhを付けた例で、83万6千円になると案内しています。
3-1. 市の例の内訳(83万6千円)
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 太陽光の基本分(6kW) | 6万円 |
| 蓄電池の基本分 | 5万円 |
| 既存住宅加算 | 10万円 |
| 自家消費加算(太陽光6kW×7万円) | 42万円 |
| 自家消費加算(蓄電池62万円×1/3) | 20.6万円 |
| 合計 | 83.6万円 |
3-2. 家ごとに、付く・付かないの早見表
| こんな家 | 基本分 | 既存住宅加算 | 自家消費加算 |
|---|---|---|---|
| 2025年3月以前の家に、FITで売る太陽光 | 付く | 付く | 付かない |
| 2025年3月以前の家に、FITなしの太陽光 | 付く | 付く | 付く |
| 2025年4月以降に建てた家(新築) | 付く | 付かない | FITなし・国の補助(ZEHなど)なしなら対象になり得る(市に確認) |
| 今ある太陽光に、蓄電池だけ足す | 蓄電池5万円 | 付かない | 付かない |
| リース・PPAで付けた家の人が申請 | 付く | 新しい太陽光なら付く | 付かない |
既存住宅加算は「新しく太陽光を付ける」ことが条件です。今ある太陽光に蓄電池だけを足す家は、蓄電池の基本分5万円になります。
自家消費加算の蓄電池は、太陽光と同時に付けることが条件です。蓄電池だけの後付けには付きません。
3-3. 蓄電池の加算は「1kWhあたり15.5万円以下」の機器だけ
自家消費加算の蓄電池は、価格(工事費込み・税抜)が1kWhあたり15.5万円以下の機器に限られます。7kWhなら、108.5万円までです。
これを超える蓄電池は、自家消費加算の1/3が付きません。ただし、SIIの登録製品なら基本分の5万円は対象です。要綱で、価格の条件は自家消費加算のところにだけ書かれています。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(別表第1・別表第2)
3-4. リース・PPA(0円ソーラー)の家の加算
リースやPPAでは、家の人が申請するか、事業者が申請するかで受けられる加算が変わります。家の人が申請する場合、自家消費加算は付きません。
自家消費加算を使えるのは、事業者が申請する場合です。事業者が受けた奨励金は家の人に返す決まりで、自家消費加算はリース料金やサービス料金の値下げで返します。
誰が申請するか、料金にどう反映されるかを、契約の前に確かめます。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(第5条・第7条)
4. FITで売るか、自家消費加算を取るか|6kWで16万円と58万円

厚木市でいちばん金額が変わるのは、FITで売るかどうかです。既存住宅に太陽光6kWなら、FITで売ると16万円、FITなしで自家消費すると58万円です。
4-1. 自家消費加算の条件
| 条件 | 中身 |
|---|---|
| 売電 | FIT・FIPを使わない |
| 自家消費 | 発電した電気の30%以上を家で使う。自家消費率を測る計測機器を付ける |
| 蓄電池 | 太陽光と同時に付ける。1kWhあたり15.5万円以下(工事費込み・税抜) |
| 契約の日 | 国の内示日(2026年4月1日)以降に工事の契約をしたもの |
| 完了 | 2027年2月15日までに工事が終わったもの |
| ほかの補助 | 太陽光・蓄電池で国のほかの補助を使った場合は付かない |
4月1日より前に契約した工事は、令和8年度の自家消費加算の対象になりません。基本分と既存住宅加算は、設置日が期間内なら対象です。
4-2. 補助の差と、FITで売れない分
| 付け方(既存住宅) | FITで売る | FITなし | 補助の差 |
|---|---|---|---|
| 太陽光6kWだけ | 16万円 | 58万円 | 42万円 |
| 太陽光6kW+蓄電池7kWh | 21万円 | 98万円 | 77万円 |
FITなしにすると、FITの決まった単価では売れません。2026年度の住宅用のFITは、1〜4年目が1kWhあたり24円、5〜10年目が8.3円です。
6kWで年6,600kWhを発電すると仮定します。蓄電池ありで半分を売る家は、10年のFIT売電がおよそ48万円です。補助の差77万円のほうが大きく、余った電気を0円としても約29万円上回ります(計測機器の費用は別)。
太陽光だけで7割を売る家(自家消費は30%ちょうどで、FITなしの条件ぎりぎり)は、10年のFIT売電がおよそ67万円です。補助の差42万円を上回るので、FITなしで余った電気をいくらで売れるかで、損得が変わります。
4-3. どちらが向いているか
- FITなし(自家消費加算):蓄電池も一緒に付けたい。昼も家で電気を使い、30%に届く
- FITなし(自家消費加算):1kWhあたり15.5万円以下の蓄電池の見積もりが取れる
- FITで売る:太陽光だけを付けたい。昼は留守がちで、売る量が多い
- FITで売る:4月1日より前に契約していた
どちらで出すかは、見積もりの段階で決めます。FITの認定を受けた太陽光は、自家消費加算の対象になりません。見積もりは、FITで売る場合とFITなしの場合の両方で出してもらいます。
5. 設置のあとに申請|2月15日必着と予算から逆算する

厚木市は、機器を付けて支払いを終えてから申請します。工事の前に申請や交付決定を待つ必要はありません。
そのかわり、締切は「設置日」と「申請が届く日」の両方で決まります。予算に達すると、2月15日より前でも受付は終わります。
5-1. 設置日はどの日か
設置日は、次の日のうち、いちばん遅い日です。この設置日が2026年1月16日〜2027年2月15日に入っている必要があります。
| 機器 | 設置日として見る日 |
|---|---|
| 共通 | 領収書の発行日 |
| 太陽光(FITの認定を受けた場合) | 経済産業省の認定が分かる書類の交付日 |
| 蓄電池 | 出荷証明書の発行日か、保証書の保証開始日 |
| 新築の家 | 家の引渡日を設置日にしてもよい |
FITで売る家は、認定の書類が届く日が遅れると、設置日も遅れます。冬に付ける家は、認定の書類がいつ届くかを会社に確かめておきます。
5-2. 2月15日から逆算した目安
| いつまでに | やること |
|---|---|
| 今〜11月 | 見積もりを取り、FITで売るかFITなしかを決める(4月1日以降の契約が自家消費加算の条件) |
| 12月〜1月 | 工事・支払い。FITの家は認定の書類、蓄電池は出荷証明書か保証書を受け取る |
| 付けたらすぐ | 書類をそろえて申請。予算の割合が上がる前に出す |
| 2027年2月15日 | 申請の必着の日。自家消費加算は、この日までに工事の完了も必要 |
| 交付決定のあと | 請求書を出す。請求から30日以内に振り込み |
申請は、環境政策課(市役所第二庁舎7階)の窓口か郵送です。郵送は、簡易書留やレターパックなど、届いたことが分かる方法で送ります。
5-3. 予算が先に尽きたら
予算に達すると、2月15日の前でも受付は締め切られます。どの項目から締め切るかは、市のページに書かれていません。
対象の期間は、前の年度の1月16日から始まります。令和9年度も同じ決まりなら、2027年1月16日以降に付けた機器は、来年度の対象にもなり得ます。
ただし自家消費加算は、その年度の国の内示日以降の契約が条件です。1〜2月に付ける機器は、来年度に回しても自家消費加算の対象になりにくい点に注意します。
令和9年度の制度は、10月28日時点で発表されていません。同じ機器で2つの年度に申請することはできないので、来年度に回すなら発表を確かめてからにします。
6. 県・国の補助と組み合わせられる?0円ソーラーと共同購入も
| 制度 | 厚木市の家での使い方 |
|---|---|
| 県の個人向けの補助 | 令和8年度は9月7日に予算に達して締切 |
| 県の0円ソーラー(初期費用ゼロ) | 事業者が申請する県の補助(12月28日まで・予算に達したら前倒しで終了。10月21日時点で予算の70%)。令和8年度は蓄電池の設置が必須(太陽光だけは対象外) |
| 県の共同購入 | 参加登録は10月29日まで(間もなく締切) |
| 国の蓄電池(DR)の補助 | 令和7年度補正の事業(2026年受付)は、5月29日に予算に達して終了 |
| 市の事業所用の補助 | 事業者向け。家の奨励金と同じ機器で重ねては受けられない |
自家消費加算は、太陽光・蓄電池で国のほかの補助を使うと付きません。国の蓄電池(DR)の補助を使った家は、自家消費加算の対象外です。
0円ソーラーで付ける家も、市の奨励金の対象です。ただし家の人が申請すると、自家消費加算は付きません。県の0円ソーラーの補助と市の奨励金の関係は、事業者と市に確かめてください。
県の制度や神奈川の33市町村の受付状況は、神奈川県の太陽光・蓄電池補助金(県と33市町村のまとめ)にまとめています。
7. 実質負担はいくら?FITで売る場合とFITなしの場合
下の見積もりの額は、計算のための例です。どれも2025年3月以前に建てた家に、新しく太陽光を付ける場合です。
7-1. FITで売る(太陽光6kW+蓄電池7kWh)
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 見積もりの例(税込・太陽光170万円+蓄電池115.5万円) | 285.5万円 |
| 太陽光の基本分(6kW) | −6万円 |
| 蓄電池の基本分 | −5万円 |
| 既存住宅加算 | −10万円 |
| 実質負担 | 264.5万円 |
7-2. FITなし(太陽光6kW+蓄電池7kWh)
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 見積もりの例(税込) | 285.5万円 |
| 太陽光の基本分(6kW) | −6万円 |
| 蓄電池の基本分 | −5万円 |
| 既存住宅加算 | −10万円 |
| 自家消費加算(太陽光6kW×7万円) | −42万円 |
| 自家消費加算(蓄電池105万円×1/3) | −35万円 |
| 実質負担 | 187.5万円 |
7-3. FITなし(太陽光6kWだけ)
| 内訳 | 金額 |
|---|---|
| 見積もりの例(税込) | 170万円 |
| 太陽光の基本分(6kW) | −6万円 |
| 既存住宅加算 | −10万円 |
| 自家消費加算(太陽光6kW×7万円) | −42万円 |
| 実質負担 | 112万円 |
同じ6kW・7kWhでも、FITで売ると市の補助は21万円、FITなしなら98万円です。差の77万円と、FITで売れない分を比べて決めます(4章)。
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8. 申請の流れと、そろえる書類

上の図は神奈川の市町村に共通の流れです。厚木市は設置のあとに申請するので、図の「工事の前の申請と交付決定」は要りません。
- 見積もり:FITで売るかFITなしかを決める。FITなしは自家消費30%の計算と計測機器も
- 契約:自家消費加算を使うなら、2026年4月1日以降の契約
- 工事・支払い:領収書と、蓄電池の出荷証明書か保証書を受け取る
- 申請:環境政策課(第二庁舎7階)の窓口か郵送。2027年2月15日必着
- 交付決定:市の審査のあと、決定の通知が届く
- 請求・振込:請求書を出し、請求から30日以内に振り込み
8-1. 申請に要る主な書類
| 書類 | 太陽光 | 蓄電池 |
|---|---|---|
| 交付申請書・誓約書・同意書・請求書・役員等氏名一覧表 | 要る | 要る |
| 費用と支払いが分かる書類(領収書など) | 要る | 要る |
| 設置の写真(カラー) | パネル・パワコン・家の外観 | — |
| FITの認定が分かる書類 | 認定を受けた場合(受けない場合は売電していない誓約書) | — |
| SIIの製品一覧の該当箇所の写し | — | 要る |
| 出荷証明書か保証書の写し | — | 要る(型番が分かるもの) |
| リース・PPAの契約内容と法人の登記の写し | リース・PPAの場合 | — |
| リース料金等減額計算書 | リース・PPA事業者が自家消費加算を使う場合 | 同じ |
8-2. 業者に任せられること
申請者は、家の人(リース・PPAで自家消費加算を受ける場合は事業者)です。申請書の作り方を手伝ってくれる会社もありますが、要綱に代行の決まりは書かれていません。
写真・SIIの一覧の写し・出荷証明書・自家消費の計算などを会社がそろえてくれるか、見積もりのときに確かめておきます。
9. 厚木市で補助金を使える業者の選び方

9-1. 市の登録業者の決まりはない
厚木市の要綱には、市の登録業者や市内の業者に頼む決まりは書かれていません。条件を満たせば、どの会社に頼んでも対象です。
大事なのは、FITなしの提案と自家消費加算の条件を分かったうえで、見積もりを出せるかどうかです。
9-2. 見積もりで確かめる6つのこと
| 確認すること | 見るポイント |
|---|---|
| ①売電 | FITで売る場合とFITなしの場合の、両方の金額と補助を出してもらえるか |
| ②kW | パネルとパワコンの低いほうで何kWになるか。6kWに届くか |
| ③蓄電池の価格 | 工事費込み・税抜で1kWhあたり15.5万円以下か。SIIの登録製品か |
| ④計測機器 | 自家消費率を測る機器が見積もりに入っているか(FITなし) |
| ⑤日程 | 2027年2月15日までに工事を終え、書類がそろうか |
| ⑥書類 | 写真・出荷証明書・保証書・自家消費の計算を出してもらえるか |
9-3. 厚木市から相談しやすい2社

マイリフォでは、公式サイトや公的な情報をもとに会社を1社ずつ調べています。厚木市の家から申し込める2社を、向いている人で分けました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社 | 株式会社Cools(神奈川県平塚市) |
| エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県 |
| 工事 | 東京ガスグループの施工店が担当(施工店の名前は公表されていない) |
| 注意点 | 太陽光・蓄電池は2024年8月に始めた事業。設置した人の口コミは、まだ見当たらない |
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※最初の見積もりは図面などからの概算です。契約の前に現地調査(訪問)があります
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| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | 株式会社ソーラーパートナーズ(東京都新宿区) |
| しくみ | 全国対応の見積もり比較。紹介される会社の数は、地域や条件で変わる |
| 費用 | 利用は無料。申し込みのあと、アドバイザーから確認の電話がある |
| お断り | 契約しない会社へのお断りは、無料で代行してもらえる |
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10. 訪問・電話の勧誘で気をつけたい話

| よく聞く話 | 確かめること |
|---|---|
| 「厚木市から最大83万円もらえます」 | 83.6万円は上限ではなく、既存住宅・FITなし・蓄電池4kWh(62万円)の市の例。FITで売るなら、6kW+蓄電池で21万円 |
| 「FITで売っても自家消費加算が付きます」 | 自家消費加算は、FIT・FIPを使わないことが条件 |
| 「県の補助金が今ならもらえます」 | 県の個人向けは、令和8年度は9月7日に締め切られている |
| 「蓄電池はいくらでも1/3が出ます」 | 1kWhあたり15.5万円(工事費込み・税抜)を超えると、蓄電池の加算は付かない |
| 「補助で実質0円になります」 | 奨励金は費用の一部。予算に達すると受付も終わる |
その場で決めず、見積書を持ち帰って、ほかの会社と同じ条件で比べます。FITで売る場合とFITなしの場合の両方で、補助の額を書いてもらうと比べやすくなります。
訪問販売や電話勧誘販売で契約した場合は、申込書面か契約書面の早いほうを受け取った日から8日間、クーリング・オフができます。困ったときは、消費者ホットライン「188」に相談できます。
参考:クーリング・オフ(国民生活センター)/消費者ホットライン(消費者庁)
11. 厚木市の太陽光・蓄電池補助金のよくある質問

Q1. 厚木市の補助金は、いくらもらえますか?
A. 太陽光は1kWあたり1万円(上限6万円)、蓄電池は5万円です。条件に合えば加算が付きます。
既存住宅加算10万円、FITなしの自家消費加算(太陽光は上限42万円・蓄電池は価格の1/3)があります(3章)。
Q2. 今から付けても間に合いますか?
A. 10月28日時点で受付中です。2027年2月15日必着で、予算に達したら締め切られます。
10月26日時点で、既存住宅加算は予算の78%まで申請が進んでいます。
Q3. 工事の前に申請が要りますか?
A. 要りません。機器を付けて支払いを終えてから申請します。
自家消費加算は、2026年4月1日以降に工事の契約をしたものが対象です。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金(厚木市カーボンニュートラルプラットフォーム・10月26日時点)/厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(第4条)
Q4. FITで売っても補助は出ますか?
A. 出ます。基本分と既存住宅加算は、FITで売る家も対象です。
自家消費加算だけは、FIT・FIPを使わないことが条件です(4章)。
Q5. 自家消費加算の「30%以上」はどう確かめますか?
A. 発電した電気の30%以上を家で使うことが条件で、自家消費率を測る計測機器を付けます。
見積もりの段階で、年間の発電量と家で使う量から30%に届くかを会社に計算してもらいます。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(別表第2)/地域脱炭素移行・再エネ推進交付金 実施要領 別紙2(厚木市のページから)
Q6. 今ある太陽光に、蓄電池だけ足しても対象ですか?
A. 蓄電池の基本分5万円は対象です。
自家消費加算の蓄電池は太陽光と同時に付けることが条件で、既存住宅加算は新しく太陽光を付けることが条件です。
Q7. 新築の家でも使えますか?
A. 使えます。新築は家の引渡日を設置日にできます。
既存住宅加算は2025年3月31日以前に建てた家が対象なので、新築には付きません。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(第4条・別表第2)
Q8. リースやPPA(0円ソーラー)でも使えますか?
A. 使えます。ただし家の人が申請する場合、自家消費加算は付きません。
自家消費加算は事業者が申請する場合だけで、リース料金やサービス料金の値下げで家の人に返す決まりです。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(第4条・第5条・第7条)
Q9. 神奈川県や国の補助と併用できますか?
A. 県の個人向けは令和8年度は9月7日に、国の蓄電池(DR)は5月29日に終わりました。
自家消費加算は、太陽光・蓄電池で国のほかの補助を使うと付きません。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金(厚木市カーボンニュートラルプラットフォーム・10月26日時点)/令和8年度神奈川県住宅用太陽光発電・蓄電池導入費補助金(神奈川県)
Q10. お金はいつ振り込まれますか?
A. 交付決定の通知のあとに請求書を出し、請求から30日以内に振り込まれます。
申請から通知までの日数は、市のページに書かれていません。
参考:厚木市住宅省エネ設備導入促進奨励金交付要綱(厚木市)(第9条・第10条)
Q11. 問い合わせ先はどこですか?
12. まとめ|厚木市は「FITで売るか」と「2月15日・予算」がポイント

- 厚木市の奨励金は受付中。設置のあとに申請し、2027年2月15日必着・予算に達したら締切
- 基本分は太陽光1kWあたり1万円(上限6万円)・蓄電池5万円。2025年3月以前の家は既存住宅加算10万円
- FITなしで自家消費すると、太陽光は1kWあたり7万円(上限42万円)、蓄電池は価格の1/3が加算
- 既存住宅に6kW+蓄電池なら、FITで売ると21万円、FITなしの市の例は83.6万円
- 自家消費加算は4月1日以降の契約・30%以上の自家消費・蓄電池は1kWhあたり15.5万円以下
- 10月26日時点で既存住宅加算は予算の78%。付けたら早めに申請
このページの金額と受付状況は、2026年10月28日時点のものです。申請の前に、市の制度ページで最新の情報を確かめてください。
神奈川県のほかの市町村の補助は、神奈川県の太陽光・蓄電池補助金(県と33市町村のまとめ)で比べられます。

太陽光発電アドバイザーより
厚木市は、FITで売るかどうかで補助が大きく変わる市です。6kWと蓄電池で、FITで売ると21万円、FITなしなら市の例で83.6万円です。
FITなしにすると、余った電気を決まった単価で売れません。見積もりはFITで売る場合とFITなしの場合の両方で出してもらい、10年の売電と比べて決めてください。
このページは、市の制度ページと要綱を読み直してまとめました。予算の状況が変わったら、このページも直します。
編集長 田中
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