【独自調査】戸建て住民の約9割が防犯に不安…それでも「対策できていない」理由1位は?198人調査で判明

戸建て住宅の防犯対策に関する独自調査で、約9割が不安を感じる一方、対策できない理由1位が『費用』であるという新聞記事を見つめ、心配そうな表情をする日本人女性。

昨今、連日のように報道される「闇バイト強盗」や空き巣などの住宅侵入犯罪。手口が巧妙化・凶悪化する中、「うちの防犯対策は今のままで大丈夫だろうか…」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

住宅リフォームガイド「マイリフォ」では、全国の戸建て住宅にお住まいの方198名を対象に「住宅の防犯意識に関する緊急アンケート調査」を実施しました。

本記事では、リアルな調査データから見えてきた「狙われやすい家の弱点」や、住民が実際に体験した「不審な訪問者の手口」、そしてプロ目線で推奨する「今すぐできる効果的な防犯リフォーム5選」を徹底解説します。

目次

戸建てを狙った強盗・空き巣が急増。あなたの家は大丈夫?

夕暮れの日本の住宅街で、カーテンの隙間から不安げに外を見つめる女性と、バールを手に庭を歩くフードを被った不審な侵入者の様子。空き巣や強盗の脅威を表現した防犯対策に関する画像。

凶悪な強盗事件などのニュースを受け、一般家庭の防犯意識は急激に高まっています。 今回のアンケートで「昨今のニュースを見て、ご自宅の防犯対策に不安を感じるようになりましたか?」と質問したところ、驚くべき結果が出ました。

  • 非常に感じるようになった:30.3%
  • 少し感じるようになった:60.1%

「非常に感じる」「少し感じる」を合わせると、なんと全体の90.4%(約9割)が「防犯への不安が増した」と回答しています。「自分の地域は安全」「田舎だから大丈夫」という考えはもはや通用せず、誰もが「明日は我が身かもしれない」という強い危機感を抱いていることがわかります。

約9割が不安を感じているのに、なぜ対策できないのか?

夜の自宅で、デスクライトに照らされたテーブルに座り、頭を抱えて悩む日本人の中高年女性。彼女の前には「なぜ、対策できないのか?」と書かれたメッセージカード、総額250,000円の防犯工事見積書、防犯システムのカタログ、防犯アプリが表示されたスマートフォン、そして「費用:高額×。何から?」と手書きされたメモ帳が置かれている。窓の外は暗い住宅街。防犯対策の費用と何から始めるべきかについて圧倒されている様子。

これほど多くの方が防犯に不安を感じているにもかかわらず、実際には具体的な対策(リフォームや設備の追加など)に踏み切れていないご家庭が少なくありません。 「防犯対策を後回しにしている最大の理由」を聞いた結果がこちらです。

  • 第1位:費用がかかりそうだから(51.5%)
  • 第2位:何から始めればいいか分からない(16.7%)
  • 第3位:必要性は感じているが優先順位が低い(13.1%)

実に半数以上の方が「費用の壁」によって対策を後回しにしていることが判明しました。また、「何から始めればいいか分からない」という声も多く、専門的な知識がないために行動を起こせない「防犯迷子」になっている状況が見て取れます。 しかし、「いつかやろう」と後回しにしているその隙を、悪意ある侵入者は狙っているのです。

プロが教える「狙われやすい家」の特徴4選

戸建て住民向け防犯啓発画像。プロが教える「狙われやすい家」の4つの特徴(1階の窓、死角、勝手口、玄関ドア・駐車場)を夜の実際の写真とともに紹介。

泥棒や強盗は、事前にしっかりと下見を行い、入りやすい家をターゲットにします。アンケートで「自宅で最も防犯上の弱点だと感じる場所」を聞いたところ、明確な傾向が現れました。

  • 1位:1階の窓(リビング・寝室等)(39.4%)
  • 2位:死角になる庭や家の裏側(25.8%)
  • 3位:勝手口(10.6%)

この結果は、実際の空き巣や強盗の「侵入経路」と見事に一致しています。プロ目線で見た「狙われやすい家」の特徴を解説します。

特徴①:無防備な「1階の窓」

警察庁のデータでも、一戸建てへの侵入手段の多くは「ガラス破り」や鍵の閉め忘れによる窓からの侵入です。雨戸やシャッターがない、防犯ガラスになっていない1階の窓は、最も警戒すべきポイントです。

特徴②:道路から見えない「死角」がある

高い塀で囲まれている家は、プライバシーが守られる反面、一度敷地内に入られてしまうと周囲から見えないため、泥棒にとっては絶好の隠れ場所・作業スペースになってしまいます。

特徴③:対策が手薄な「勝手口」

見落とされがちなのが勝手口です。玄関に比べて鍵の構造が簡易であったり、家の裏手などの死角に配置されていることが多く、ターゲットにされやすい場所です。

特徴④:「玄関ドア・駐車場」の対策不足

無施錠を狙った玄関からの堂々とした侵入や、死角になりやすいカーポート付近の窓も注意が必要です。

実際にヒヤッとした!住民のリアルな体験談

【住宅防犯インフォグラフィック】日本の住民が実際に体験した「ヒヤッとした!」エピソードを4つのパネルで紹介。「不審な訪問者・侵入未遂の記録」として、屋根点検を装う偽訪問者、夕暮れの謎の業者、風呂場窓越しの不審な人影、「下見」疑いのガス点検のエピソードをイラストとテキストで解説。空き巣対策と注意喚起を目的とした画像。

アンケートの自由記述では、実際に自宅周辺で起きた「ヒヤッとした体験」や「不審な訪問者」に関する生々しい声が多数寄せられました。その一部をご紹介します。

【点検や工事を装う不審な訪問者】

🗣️「屋根の点検と称して家に上がり込もうとした業者がきた」(男性・40代)

🗣️「夕方に名乗らずに『点検です』とだけ言う訪問者が来た。曖昧な返事しかしなかったので、応対せずに帰ってもらった」(女性・50代)

🗣️「道路工事の話から始まり、段々屋根の話に切り替わって怪しくなったので切り上げた」(女性・40代)

🗣️「ガスの点検を装い、何度か不審な人がインターホンの録画画面に写っていた」(男性・30代)

【日常に潜む恐怖】

🗣️「お風呂に入っている時にすりガラスの窓越しに人影がゆらりとうつりヒヤッとした」(女性・30代)

🗣️「深夜に石が投げ込まれ、2階の窓にヒビが入った」(女性・40代)

特に注意が必要なのが、「屋根の無料点検」などを装う訪問業者です。これは単なる悪徳営業だけでなく、強盗が家族構成や資産状況、家の防犯状態を下見する「アポ電強盗・点検強盗」の手口である可能性が高く、絶対に家に入れてはいけません。

今すぐできる!効果的な防犯リフォーム5選

一戸建て住宅の玄関前で、心配そうな表情の中高年女性が防犯リフォームのコンサルティングを受けている様子。画像には「今すぐできる!効果的な防犯リフォーム5選」という大見出しと、特定の対策項目が示されている。録画機能付きカメラ&インターホン、内窓や防犯フィルムによる窓の強化、センサーライト、スマートロック、防犯砂利やフェンスなどの外構見直しが挙げられている。女性の近くには、セキュリティアプリと費用に関する棒グラフが表示されたタブレットがあり、プロが推奨する費用不安を解消する最強自衛術を紹介するSEOに最適化された画像。

「何から始めればいいか分からない」という方に向けて、アンケートで「今後強化したい対策」として人気の高かった防犯設備と、その効果をご紹介します。

1. 窓ガラスの防犯対策(防犯フィルム・内窓・防犯ガラス)

最も狙われやすい「窓」の強化は必須です。叩いても割れにくい防犯ガラスへの交換や、防犯フィルムの貼り付けが有効です。 また、既存の窓の内側にもう一つ窓をつける「内窓(二重窓)」の設置もおすすめ。防犯性が高まるだけでなく、断熱効果で光熱費の節約にもなり、条件を満たせば「先進的窓リノベ事業」などの国の補助金を活用してお得に設置できる可能性があります。

2. 防犯カメラ・モニター付きインターホンの設置

不審者が最も嫌がるのが「顔を見られる(録画される)こと」です。本物の防犯カメラや、録画機能付きのインターホンを設置するだけで強烈な威嚇効果があります。

3. センサーライトの設置

弱点である「死角」をカバーするコスパ最強のアイテム。人が近づくとパッと明るく照らすため、夜間の侵入を強力に牽制します。数万円から設置可能です。

4. スマートロック(電子錠)

「鍵の閉め忘れ」による侵入を防ぐため、ドアが閉まると自動で施錠されるオートロック機能のついたスマートロックの導入も人気が高まっています。

5. 面格子・防犯砂利・フェンスの見直し(外構リフォーム)

お風呂場やトイレの小窓には「面格子」を。また、家の裏手などには歩くと大きな音が鳴る「防犯砂利」を敷き詰める外構リフォームも手軽で効果的です。見通しの悪い高い塀は、風通しの良いフェンスに変えることで死角をなくすことができます。

業者選びで失敗しない3つのポイント

夜のリビングルームのテーブルで資料を前に熟考する中年の日本人女性。テーブルの上には『【プロが教える】業者選びで失敗しない3つのポイント(訪問業者と即決しない、相見積もりを取る、地元業者を選ぶ)』と書かれた看板と、『MyRefo』の資料やカードが置かれている。

防犯リフォームを決意しても、最後に立ちはだかるのが「業者選び」の壁です。

  • 第1位:費用が高い・相場が分からない(66.2%)
  • 第2位:信頼できる業者の見分け方が分からない(15.2%)

約7割の方が「相場が分からない(ぼったくられないか不安)」と感じています。防犯の不安につけ込む悪徳業者に騙されないためには、以下の3つのポイントを守りましょう。

  1. 飛び込みの訪問業者とは絶対に契約しない(その場で即決しない)
  2. 必ず複数社から「相見積もり」を取り、適正価格(相場)を把握する
  3. 身元が確かな、実績のある地元の優良業者に依頼する

まとめ:「いつかやろう」が一番危ない。今日から始める防犯対策と知識武装

夕日が差し込む関東の中核都市の住宅街にある、現代的な2階建ての一軒家の外観。石積みの塀と木製ゲート、植栽、防犯カメラ、インターホン、セキュリティステッカーが見える。並木道。

「うちはお金持ちじゃないから狙われない」「いつかやろうと思っていた」—そんな油断や先延ばしが、手口が巧妙化する今の時代においては一番の命取りになります。今回のアンケート結果からも分かる通り、多くの方が費用や業者選びへの不安から、対策を後回しにしてしまっています。

しかし、その「分からない」「後回しにしている」という隙こそを、悪意ある訪問業者や侵入者は狙っているのです。

ご家族を守るための最大の自衛は、いきなり訪問してきた業者と高額な工事を即決することではありません。まずは「センサーライト」や「窓の防犯フィルム」など、数千円から自分でできる対策で家の弱点をなくすこと。そして、本格的なリフォームを検討する際は、必ず複数社から見積もりを取り、「適正な相場」を把握して悪徳業者を見極める知識を持つこと(知識武装)です。

住宅リフォームの情報メディア「マイリフォ」では、消費者の皆様が悪徳業者に騙されることなく、安心して住まいの対策ができるよう、リアルな費用相場や正しい業者の選び方などを中立的な立場で発信しています。

「何から始めればいいか分からない」という方は、まずは当サイトの情報を活用して正しい知識を身につけてください。本調査データが、皆様の防犯意識の向上と、悪徳業者からの被害防止の一助となれば幸いです。ご家族の安全を守るため、今日からできる防犯対策の第一歩を踏み出しましょう。

■ 調査概要

  • 調査名称:住宅の防犯意識に関するアンケート調査
  • 調査対象:戸建て住宅にお住まいの方(持ち家・賃貸)
  • 有効回答数:198名
  • 調査方法:インターネット調査(クラウドワークス)
  • 調査期間:2026年3月
  • 調査主体:マイリフォ

※本記事のデータを引用・転載される際は、必ず「マイリフォ調べ」と明記し、本記事のURLをリンクとして設置してください。

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